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公開番号
2025083148
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196878
出願日
2023-11-20
発明の名称
レースガイド保持器
出願人
株式会社不二越
代理人
個人
,
個人
主分類
F16C
33/38 20060101AFI20250523BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】外輪または内輪との摺動面に効率的に潤滑油を導くことで潤滑性能を向上させることができ、軸受回転時の摺動音の低減、および摺動面の昇温抑制を図ることが可能なレースガイド保持器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるレースガイド保持器の構成は、外輪210または内輪220に摺動しながら回転するレースガイド保持器(保持器100)であって、複数の転動体(玉230)を保持する複数のポケット120と、隣接するポケット120との間に配置される複数の柱部130と、複数の柱部130の端を連結する一対の円環部140と、を備え、外輪210または内輪220との摺動面142a、142bにローレット状の溝144a、144bが形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外輪または内輪に摺動しながら回転するレースガイド保持器であって、
複数の転動体を保持する複数のポケットと、
隣接する前記ポケットとの間に配置される複数の柱部と、
前記複数の柱部の端を連結する一対の円環部と、
を備え、
前記外輪または前記内輪との摺動面にローレット状の溝が形成されていることを特徴とするレースガイド保持器。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記摺動面に形成された半径方向に窪んだ油溝と、
前記油溝から前記ポケットの内面に連通する油穴と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のレースガイド保持器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外輪または内輪に摺動しながら回転するレースガイド保持器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
軸受は軸受用保持器(以下、保持器と称する)を用いるのが一般的である。保持器は、複数のポケットそれぞれに転動体(玉やころ)を保持することで、転動体の間隔を保ち、また転動体同士がこすれないようにする役割を有している。保持器の1つとして、外輪または内輪に摺動しながら回転するレースガイド保持器が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、「内輪又は外輪に案内される保持器を備えた転がり軸受」が開示されている。特許文献1の転がり軸受は、「前記保持器に潤滑油が含浸され、前記保持器の案内面である内径面又は外径面に、軸方向に延びる溝と周方向に延びる溝とが複数形成されている」ことを特徴としている。特許文献1によれば、「軸方向及び周方向の溝に、最低限の量の潤滑油が適宜保持されるため、保持器と軌道輪との間において良好な潤滑性能を確保することができ、騒音が発生する可能性も低減することができる」としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-133062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
軸受が回転しているとき、特許文献1の保持器では、周方向溝には潤滑油が入り込みにくいため、所望の効果が得られにくい。また軸方向溝は軸受の回転方向と直交することになる。このため、軸受の回転時に潤滑油が軸方向溝に入りにくく、保持器と軌道面との間における潤滑性能の向上には限界があると考えられる。したがって、特許文献1の技術には更なる改善の余地があった。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、外輪または内輪との摺動面に効率的に潤滑油を導くことで潤滑性能を向上させることができ、軸受回転時の摺動音の低減、および摺動面の昇温抑制を図ることが可能なレースガイド保持器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明にかかるレースガイド保持器の代表的な構成は、外輪または内輪に摺動しながら回転するレースガイド保持器であって、複数の転動体を保持する複数のポケットと、隣接するポケットとの間に配置される複数の柱部と、複数の柱部の端を連結する一対の円環部と、を備え、外輪または内輪との摺動面にローレット状の溝が形成されていることを特徴とする。
【0008】
上記レースガイド保持器は、摺動面に形成された半径方向に窪んだ油溝と、油溝からポケットの内面に連通する油穴と、を備えるとよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、外輪または内輪との摺動面に効率的に潤滑油を導くことで潤滑性能を向上させることができ、軸受回転時の摺動音の低減、および摺動面の昇温抑制を図ることが可能なレースガイド保持器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態にかかるレースガイド保持器を備える軸受の斜視図である。
図1に示す本実施形態の保持器の拡大斜視図である。
本実施形態の保持器の他の例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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