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公開番号2025084089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2024197751
出願日2024-11-12
発明の名称光源装置及び航空障害灯
出願人日本光機工業株式会社
代理人個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250526BHJP(照明)
要約【課題】簡単な構成かつ取り付けが容易な光源装置及び航空障害灯を提供する。
【解決手段】光源を含む発光部と、光源から照射された光が入射する投光ガラスと、先端近傍に投光ガラスが設けられた筒状の保持部と、保持部の根元側に設けられた本体部と、を備え、本体部が塔に設けられる。保持部は、先端に設けられた第1凹部と、長手方向に沿って設けられており、一端が前記第1凹部に開口する貫通孔と、を有する。投光ガラスは、第1凹部の内部に設けられている。保持部の長手方向に沿って見たときに、第1凹部は貫通孔より大きい。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源を含む発光部と、
前記光源から照射された光が入射する投光ガラスと、
先端近傍に前記投光ガラスが設けられた筒状の保持部と、
前記保持部の根元側に設けられた本体部と、
を備え、前記本体部が有する第1取付部を用いて塔に設けられる光源装置であって、
前記保持部は、先端に設けられた第1凹部と、長手方向に沿って設けられており、一端が前記第1凹部に開口する貫通孔と、を有し、
前記投光ガラスは、前記第1凹部の内部に設けられており、先端が前記保持部の先端から突出しており、
前記保持部の長手方向に沿って見たときに、前記第1凹部は前記貫通孔より大きい
ことを特徴とする光源装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記投光ガラスは、板状であり、先端の平面が前記保持部の先端から突出している
ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記投光ガラスは、前記保持部の先端から突出する球欠状の先端部であって、前記保持部と反対側に向けて凸となる先端部を有し、
前記先端部の表面である先端面は、球冠部と、球欠を帯状に切り欠いて形成された円錐面の一部である第1錐面部とを有し、
前記第1錐面部は、前記投光ガラスの端近傍に設けられており、
前記投光ガラスの前記第1凹部の底面に当接している底面には、前記保持部の長手方向に沿って見たときに前記貫通孔と重なる位置に第3凹部が形成されており、
前記第3凹部は、前記第1錐面部と平行な第1平面を有し、
前記光源から照射された光は、前記第1平面で屈折してから前記円錐面で屈折する
ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
光源を含む発光部と、
前記光源から照射された光が入射する投光ガラスと、
先端近傍に前記投光ガラスが設けられた筒状の保持部と、
前記保持部の根元側に設けられた本体部と、
を備え、前記本体部が有する第1取付部を用いて塔の塔頂部以外の位置に設けられる航空障害灯であって、
前記本体部は、前記本体部を前記塔の壁の内側の面に取り付ける取付部を有し、
前記保持部は、先端に設けられた第1凹部と、長手方向に沿って設けられており、一端が前記第1凹部に開口する貫通孔と、を有し、
前記投光ガラスは、前記第1凹部の内部に嵌められており、先端が前記保持部の先端から突出しており、
前記保持部は、前記投光ガラスが前記壁の外側に位置するように前記壁に設けられた孔に挿入され、
前記保持部の長手方向に沿って見たときに、前記第1凹部は前記貫通孔より大きい
ことを特徴とする航空障害灯。
【請求項5】
前記投光ガラスは、板状であり、先端の平面が前記保持部の先端から突出している
ことを特徴とする請求項4に記載の航空障害灯。
【請求項6】
前記投光ガラスの前記保持部の先端から突出している側の端部には、周縁にC面取り又はR面取りが施されている
ことを特徴とする請求項5に記載の航空障害灯。
【請求項7】
前記投光ガラスの前記第1凹部の底面に当接している面には、前記保持部の長手方向に沿って見たときに前記貫通孔と重なる位置に第2凹部が形成されている
ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の航空障害灯。
【請求項8】
前記保持部は、中心軸が水平方向に略沿っており、
前記投光ガラスは、前記保持部の先端から突出する球欠状の先端部であって、前記保持部と反対側に向けて凸となる先端部を有し、
前記先端部の表面である先端面は、球冠部と、球欠を帯状に切り欠いて形成された円錐面の一部であり、水平方向に略沿った第1錐面部とを有し、
前記第1錐面部は、前記投光ガラスの上端近傍に設けられており、
前記投光ガラスの前記第1凹部の底面に当接している底面には、前記保持部の長手方向に沿って見たときに前記貫通孔と重なる位置に第3凹部が形成されており、
前記第3凹部は、水平方向に略沿った第1平面を有し、
前記光源から照射された光は、前記第1平面で屈折してから前記円錐面で屈折する
ことを特徴とする請求項4に記載の航空障害灯。
【請求項9】
前記光源を通りかつ鉛直方向に沿った第1軸を通り、かつ、鉛直方向に沿った切断面で前記投光ガラスを切断したときに、所定範囲において、前記第1軸を中心に前記切断面を回転させても前記先端面及び前記第1平面の形状が変化しない
ことを特徴とする請求項8に記載の航空障害灯。
【請求項10】
前記第3凹部は、前記第1錐面部と平行な帯状の湾曲面を有し、
前記湾曲面は、前記光源を通りかつ鉛直方向に沿った面で切断したときに、前記第1凹部の底面に向けて凸となっている
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の航空障害灯。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置及び航空障害灯に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、周囲を壁で囲まれた筒状構造のタワーに航空障害灯を取り付ける取付用昇降装置及び該昇降装置を用いた航空障害灯の取付方法が開示されている。特許文献1に記載の発明では、タワーに航空障害灯の取付部材端部が貫挿できる所定口径の穴を設け、該穴を貫通して先端に滑車を取り付けたパイプを該タワーの外側に張出自在で且つ少なくとも張出した状態で該パイプを固定できるパイプ張出後退機構を設け、一端部に航空障害灯を取り付けたロープを巻上下げするウインチをタワーの内部に設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-279802号公報-
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明では、簡単な操作で航空障害灯の昇降及び取り付けを可能にすることを目的としているため、航空障害灯の構造が複雑である。構造が複雑であると、製造に手間がかかって製造コストが高くならざるを得ない。また、部品数の増加や部品形状の複雑化により、不具合の発生が増加するおそれがある。特に、タワー等に取り付ける航空障害灯では、検査や交換作業に手間がかかるため、構造を簡素化し、不具合を極力減らしたいという要望がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、構造を簡素化した光源装置及び航空障害灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る光源装置は、例えば、光源を含む発光部と、前記光源から照射された光が入射する投光ガラスと、先端近傍に前記投光ガラスが設けられた筒状の保持部と、前記保持部の根元側に設けられた本体部と、を備え、前記本体部が有する第1取付部を用いて塔に設けられる光源装置であって、前記保持部は、先端に設けられた第1凹部と、長手方向に沿って設けられており、一端が前記第1凹部に開口する貫通孔と、を有し、前記投光ガラスは、前記第1凹部の内部に設けられており、先端が前記保持部の先端から突出しており、前記保持部の長手方向に沿って見たときに、前記第1凹部は前記貫通孔より大きいことを特徴とする。
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る航空障害灯は、例えば、光源を含む発光部と、前記光源から照射された光が入射する投光ガラスと、先端近傍に前記投光ガラスが設けられた筒状の保持部と、前記保持部の根元側に設けられた本体部と、を備え、前記本体部が有する第1取付部を用いて塔の塔頂部以外の位置に設けられる航空障害灯であって、前記本体部は、前記本体部を前記塔の壁の内側の面に取り付ける取付部を有し、前記保持部は、先端に設けられた第1凹部と、長手方向に沿って設けられており、一端が前記第1凹部に開口する貫通孔と、を有し、前記投光ガラスは、前記第1凹部の内部に嵌められており、先端が前記保持部の先端から突出しており、前記保持部は、前記投光ガラスが前記壁の外側に位置するように前記壁に設けられた孔に挿入され、前記保持部の長手方向に沿って見たときに、前記第1凹部は前記貫通孔より大きいことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る光源装置又は航空障害灯によれば、本体部及び筒状部に発光部及び板ガラスを設ければよく、構造を簡素化することができる。また、単に第1凹部に板ガラスを設ければよく製造が容易である。また、投光ガラスの製造に型が不要であり、製造コスト低い。
【0009】
投光ガラスの先端は、板状であり、先端の平面が前記保持部の先端から突出していてもよい。これにより、投光ガラスの先端の平面(表面)の周囲が保持部により囲まれないため、表面から斜め上側に広がる光が保持部で遮られず、広範囲に光を照射することができる。したがって、低光度航空障害灯の規格を満たすことができる。また、投光ガラスが板状であり、投光ガラスの加工が容易である。
【0010】
前記投光ガラスの前記保持部の先端から突出している側の端部には、周縁にC面取り又はR面取りが施されていてもよい。これにより、簡単な加工で投光ガラスから斜め上側に出射される光量を増やすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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