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公開番号2025084271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198048
出願日2023-11-22
発明の名称美顔器、および、目元の美容方法
出願人公立大学法人名古屋市立大学,株式会社 MTG
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類A61N 1/36 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】上眼瞼等への電流の流れ込みを抑制しつつ、目元の眼輪筋を効果的に動かす。
【解決手段】美顔器は、使用者の顔面に配置される。美顔器は、使用者の左頬骨における左眼下側に位置する左眼下頬骨部分と、右頬骨における右眼下側に位置する右眼下頬骨部分との少なくとも一方の眼下頬骨部分に対応する対象顔面領域に配置される、少なくとも一対の電極部と、対をなす電極部同士の間に電流を流して眼下頬骨部分の顔面神経頬骨枝に電気的刺激を付与する電気出力部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の顔面に配置される美顔器であって、
前記使用者の左頬骨における左眼下側に位置する左眼下頬骨部分と、右頬骨における右眼下側に位置する右眼下頬骨部分との少なくとも一方の眼下頬骨部分に対応する対象顔面領域に配置される、少なくとも一対の電極部と、
対をなす前記電極部同士の間に電流を流して前記眼下頬骨部分の顔面神経頬骨枝に電気的刺激を付与する電気出力部と、を備える、美顔器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
使用者の顔面に配置される美顔器であって、
前記使用者の左頬骨の頬骨突起と右頬骨の頬骨突起との少なくとも一方を間に挟むように配置される、少なくとも一対の電極部と、
対をなす前記電極部同士の間に電流を流す電気出力部と、を備える、美顔器。
【請求項3】
請求項2に記載の美顔器であって、
前記一対の電極部は、前記顔面の左右方向において前記頬骨突起を間に挟むように配置される、美顔器。
【請求項4】
少なくとも一対の電極部を、使用者の左頬骨における左眼下側に位置する左眼下頬骨部分と、右頬骨における右眼下側に位置する右眼下頬骨部分との少なくとも一方の眼下頬骨部分に対応する対象顔面領域に配置する工程と、
前記対象顔面領域に配置され、対をなす前記電極部同士の間に電流を流して前記眼下頬骨部分の顔面神経頬骨枝に電気的刺激を付与する工程と、を含む、目元の美容方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、美顔器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、側頭筋や眼輪筋に電気的刺激を及ぼす刺激体を備え、目元周辺に電気刺激などの美容効果を与える目元用美容マスクが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、目の周囲にある刺激箇所に当接した電極部を介して顔面の皮下組織内の神経に電気的刺激を付与し、目の周りの筋肉を鍛える美容効果を与える美顔器が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-16517号公報
特開2004-216069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の美顔器では、一対の電極を、比較的眼に近い目元付近に配置して電流を流す構成であり、更なる改善の余地があった。
【0005】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本明細書に開示される美顔器は、使用者の顔面に配置される美顔器であって、前記使用者の左頬骨における左眼下側に位置する左眼下頬骨部分と、右頬骨における右眼下側に位置する右眼下頬骨部分との少なくとも一方の眼下頬骨部分に対応する対象顔面領域に配置される、少なくとも一対の電極部と、対をなす前記電極部同士の間に電流を流して前記眼下頬骨部分の顔面神経頬骨枝に電気的刺激を付与する電気出力部と、を備える。
【0008】
本発明者は、鋭意検討を重ねることにより、一対の電極部を眼下頬骨部分に配置して電気的刺激を付与することで、目元の眼輪筋を効果的に動かすことができることを新たに見出した。本美顔器によれば、一対の電極部が、眼輪筋よりも眼から離れた眼下頬骨部分に配置されるため、上眼瞼等への電流の流れ込みを抑制しつつ、目元の眼輪筋を効果的に動かすことができる。
【0009】
(2)上記美顔器において、前記一対の電極部は、前記使用者の頬骨突起を間に挟むように配置される構成としてもよい。本美顔器によれば、例えば一対の電極部を、頬骨のうち、頬骨突起とは異なる部位に配置する構成に比べて、上眼瞼等への電流の流れ込みを抑制しつつ、目元の眼輪筋を更に効果的に動かすことができる。
【0010】
(3)上記美顔器において、前記一対の電極部は、前記顔面の左右方向において前記頬骨突起を間に挟むように配置される構成としてもよい。本美顔器によれば、例えば一対の電極部が顔面の上下方向において頬骨突起を間に挟むように配置される構成に比べて、一対の電極部は、眼輪筋よりも眼から離れた眼下頬骨部分に配置されるため、上眼瞼等への電流の流れ込みをより効果的に抑制しつつ、目元の眼輪筋を効果的に動かすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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