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公開番号2025084848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025029252,2022568180
出願日2025-02-26,2021-11-26
発明の名称機器管理システム、管理装置、通信機器、および機器管理方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 21/44 20130101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】十分なセキュリティを確保しつつ、より簡単に機器の初期設定を行うことができる技術を提供すること。
【解決手段】管理対象の機器と、機器との通信により機器の初期設定を行う管理装置と、を備える機器管理システムであって、機器は、自身を特定可能な第1の機器情報を記憶する第1の記憶部を有するとともに、機器情報が添付され、管理装置は、機器が初期設定で使用する第1の通信経路と、機器において初期設定を開始するための資格情報を機器が取得する際に使用される第2の通信経路とを介して通信可能であるとともに、添付された機器情報が読み取られた第2の機器情報を記憶する第2の記憶部と、機器から第1の通信経路を介して、第1の機器情報及び資格情報を受け付け、第2の記憶部の第2の機器情報を用いて機器を認証する認証部と、機器の認証に成功した場合に、機器の初期設定情報を機器に提供する機器設定部と、を有する、機器管理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管理対象の機器と、
前記機器との通信により前記機器の初期設定を行う管理装置と、
を備える機器管理システムであって、
前記機器は、自身を特定可能な機器情報である第1の機器情報を記憶する第1の記憶部を有するとともに、前記機器情報が読み取り可能に該機器又は該機器を梱包する箱などに添付され、
前記管理装置は、
前記機器が前記管理装置と前記初期設定に関する処理を実行するための通信をする際に使用する通信経路である第1の通信経路と、
前記機器において前記初期設定を開始するために必要となる資格情報を前記機器が取得する際に使用される通信経路であって前記第1の通信経路と異なる第2の通信経路と、
のそれぞれを介して通信可能であるとともに、
前記機器又は前記機器を梱包する箱などに添付された前記機器情報が読み取られた情報である第2の機器情報を記憶する第2の記憶部と、
前記機器から前記第1の通信経路を介して、前記第1の機器情報及び前記第2の通信経路を介して取得された前記資格情報を受け付け、前記第2の記憶部が記憶する前記第2の機器情報を用いて前記機器を認証する認証部と、
前記認証部が前記機器の認証に成功した場合に、前記機器の前記初期設定に関する情報である初期設定情報を前記機器に提供する機器設定部と、
を有する、
機器管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器管理システム、管理装置、通信機器、および機器管理方法に関する。
本願は、2020年12月11日に出願された日本国特願2020-205884号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
機器の使用開始に際し、その機器を利用するために最初に行う必要のある設定を初期設定という。例えば、特許文献1には、初期設定の方法として、初期設定の手順を記述した初期設定ファイルに基づいて仮想環境を構築および設定し、その仮想環境で生成した設定ファイルを当該機器の記憶領域に保存する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-113886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方法では、初期設定を行う機器ごとに、その機器に応じた設定内容を記載した初期設定ファイルを用意することが必要となっていたため、対象機器の台数が多いほど作業負荷が高くなる可能性があった。このような課題を解決する方法の一つとして、初期設定に必要な情報を予め用意された外部装置から取得するように初期設定のプログラムを構成する方法が考えられる。この場合、対象機器に対して初期設定を行う作業者は、まず設置現場において対象機器が外部装置と通信することができりょうに通信設定を行う必要があるが、初期設定の実施時にはさまざまな要因によって通信設定がうまくいかない場合がある。また、初期設定がなされていない機器は、セキュリティ機能が十分に機能していない可能性もある。このような理由により、対象機器の初期設定を安全かつ簡単に行うことができるようにする技術が求められている。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、十分なセキュリティを確保しつつ、より簡単に機器の初期設定を行うことができる機器管理システム、管理装置、通信機器、および機器管理方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る機器管理システム、管理装置、通信機器、および機器管理方法は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る機器管理システムは、管理対象の機器と、前記機器との通信により前記機器の初期設定を行う管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記機器が前記管理装置と通信する際に使用する第1の通信経路と、前記機器において前記初期設定を開始するために必要となる資格情報を取得する際に使用される通信経路であって前記第1の通信経路と異なる第2の通信経路と、のそれぞれを介して通信可能である、機器管理システムである。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、前記第1の通信経路は、前記機器および前記管理装置と通信可能に接続された第1の通信機器を含み、前記第1の通信機器は、自身と接続した前記機器が、自身を介して前記管理装置と通信することができるようにするために必要な情報を保持するものである。
【0008】
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記管理装置は、前記機器の識別情報を含む機器情報を前記機器以外の装置から取得して第1の記憶部に記録する機器情報登録部を備え、前記第1の記憶部に記録される前記機器情報は、画像認識処理により、前記機器に添付された画像から読み取られた情報である。
【0009】
(4):上記(3)の態様において、前記機器は、予め前記機器情報が記録されている第2の記憶部を備え、前記機器情報登録部は、前記第2の記憶部に記録されている前記機器情報を前記第1の通信経路を介して前記機器から取得し、前記管理装置は、前記機器情報登録部が前記第1の記憶部に記録した機器情報と、前記第1の通信経路を介して前記機器から取得された機器情報とに基づいて前記機器の認証を行う認証部をさらに備えるものである。
【0010】
(5):上記(4)の態様において、前記機器は、前記管理装置との通信により前記初期設定を行う初期設定部をさらに備え、前記管理装置は、前記初期設定部と連携して前記機器の初期設定を行う機器設定部をさらに備え、前記初期設定部および前記機器設定部は、前記認証部によって前記機器が認証された場合に前記初期設定に関する連携を開始するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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