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公開番号2025080000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192937
出願日2023-11-13
発明の名称宅配ロッカー
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250516BHJP(計算;計数)
要約【課題】収容部の数を増やさなくても荷物の収容個数を増やすことができ、荷物の再配達の回数を少なくする。
【解決手段】宅配ロッカー1が、複数の収容部3のうちいずれかの収容部に収容される荷物P1,P2の受取人を識別する識別情報・いずれかの収容部を特定する特定情報を対応づけて記憶する識別情報記憶手段と、いずれかの収容部に既に収容された第一荷物P1の受取人を識別する識別情報・これから収容される第二荷物P2の受取人を識別する識別情報を照合し、識別情報同士が同一であるか否かを判断する識別情報判断手段と、識別情報同士が同一であった場合に、特定情報に基づいて第一荷物P1が収容された収容部を特定する特定手段と、収容部の出し入れ口4を開閉する扉4aをロック又はロック解除するロック操作手段と、を備え、ロック操作手段は、特定手段によって特定された収容部の扉をロック解除する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配達された荷物が収容される複数の収容部を有する宅配ロッカーにおいて、
複数の前記収容部のうちいずれかの収容部に収容される荷物の受取人を識別する識別情報と、前記いずれかの収容部を特定する特定情報と、を対応づけて記憶する識別情報記憶手段と、
前記いずれかの収容部に既に収容されている荷物である第一荷物の受取人を識別する識別情報と、これから収容される荷物である第二荷物の受取人を識別する識別情報と、を照合し、これらの識別情報同士が同一であるか否かを判断する識別情報判断手段と、
前記識別情報判断手段による判断の結果、前記識別情報同士が同一であった場合に、前記特定情報に基づいて前記第一荷物が収容されている収容部を特定する特定手段と、
複数の前記収容部における荷物の出し入れ口を開閉する扉をロック又はロック解除するロック操作手段と、を備えており、
前記ロック操作手段は、前記特定手段によって特定された前記収容部の前記扉をロック解除することを特徴とする宅配ロッカー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の宅配ロッカーにおいて、
複数の前記収容部における各々の前記収容部の内法情報が予め登録されており、
前記第一荷物の外形寸法情報を取得する第一寸法情報取得手段と、
複数の前記収容部のうち前記第一荷物が収容された収容部の内法情報と、前記第一荷物の外形寸法情報と、に基づいて、前記第一荷物が収容された収容部における空きスペースの内法情報を算出する内法算出手段と、を更に備えていることを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項3】
請求項2に記載の宅配ロッカーにおいて、
収容前の前記第二荷物の外形寸法情報を取得する第二寸法情報取得手段と、
前記内法算出手段によって算出された前記空きスペースの内法情報と、前記第一荷物の外形寸法情報と、前記第二荷物の外形寸法情報と、に基づいて、前記第一荷物が収容された収容部内への前記第二荷物の収容の可否を判定する収容可否判定手段と、を更に備え、
前記ロック操作手段は、前記収容可否判定手段による判定結果が収容可の場合に前記扉をロック解除し、前記収容可否判定手段による判定結果が収容不可の場合に前記扉のロック状態を維持することを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項4】
請求項3に記載の宅配ロッカーにおいて、
前記収容可否判定手段による判定結果が収容不可の場合にアラートを発報するアラート発報手段を更に備えていることを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項5】
請求項3に記載の宅配ロッカーにおいて、
複数の前記収容部の中から、荷物が収容されていない収容部を自動で抽出する空き収容部選択手段を更に備えていることを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項6】
請求項2に記載の宅配ロッカーにおいて、
前記内法算出手段によって算出された前記空きスペースの内法情報を表示する内法表示手段を更に備えていることを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項7】
請求項1に記載の宅配ロッカーにおいて、
複数の前記収容部に荷物が収容されたことを示す情報である収容履歴情報を取得する履歴情報取得手段を更に備えていることを特徴とする宅配ロッカー。
【請求項8】
請求項1に記載の宅配ロッカーにおいて、
複数の前記収容部は、内部を複数のスペースに仕切るための仕切り装置を有し、
前記仕切り装置は、前記収容部の内部を仕切って閉塞する仕切り体と、前記仕切り体のロック及びロック解除を行うための仕切り体ロック手段と、を備えていることを特徴とする宅配ロッカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、宅配ロッカーに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、宅配便の物流量が増大しており、宅配ボックスあるいは宅配ロッカー等と呼ばれる荷受け設備の需要が高まっている。
特許文献1には、集合住宅に設置されて複数の収容部を備える宅配ロッカーについて開示されており、個人認証を可能とすることで集合住宅の居住者間で共有できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-236797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の宅配ロッカーにおける各収容部は、たとえスペースに余裕があったとしてもセキュリティ上の問題があるため、一つの収容部につき一つの荷物を収容することが通例となっている。そのため、宅配ロッカーが満杯になっている場合には、配達員がいったん荷物を持ち帰って再配達する必要があった。しかし、こういった再配達の回数が増えてしまうと、配達効率の低下や配達に係るコストの上昇を招くだけでなく、二酸化炭素の排出量が増大することにもなる。このことから、宅配ロッカーへの荷物の収容個数を増やすことが喫緊の課題となっている。一方で、単純に収容部の数を増やすことは宅配ロッカーのサイズが大きくなることが考えられ、宅配ロッカーを設置するスペースの確保という新たな課題を招くことになり好ましくない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、荷物が収容される収容部の数を増やさなくても荷物の収容個数を増やすことができ、荷物の再配達の回数を少なくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、配達された荷物Pが収容される複数の収容部3を有する宅配ロッカー1において、
複数の前記収容部3のうちいずれかの収容部3に収容される荷物P(P1,P2)の受取人を識別する識別情報と、前記いずれかの収容部3を特定する特定情報と、を対応づけて記憶する識別情報記憶手段(2)と、
前記いずれかの収容部3に既に収容されている荷物Pである第一荷物P1の受取人を識別する識別情報と、これから収容される荷物Pである第二荷物P2の受取人を識別する識別情報と、を照合し、これらの識別情報同士が同一であるか否かを判断する識別情報判断手段(2)と、
前記識別情報判断手段(2)による判断の結果、前記識別情報同士が同一であった場合に、前記特定情報に基づいて前記第一荷物P1が収容されている収容部3を特定する特定手段(2)と、
複数の前記収容部3における荷物Pの出し入れ口4,5を開閉する扉4a,5aをロック又はロック解除するロック操作手段(2)と、を備えており、
前記ロック操作手段(2)は、前記特定手段(2)によって特定された前記収容部3の前記扉4a,5aをロック解除することを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、いずれかの収容部3に既に収容されている第一荷物P1の受取人を識別する識別情報と、これから収容される第二荷物P2の受取人を識別する識別情報と、を照合し、これらの識別情報同士が同一であるか否かを判断した結果、識別情報同士が同一であった場合には、第一荷物P1の受取人と第二荷物P2の受取人とが同一であることが判明することになる。さらに、複数の収容部3のうちいずれかの収容部3に収容される荷物P(P1,P2)の受取人を識別する識別情報と、いずれかの収容部3を特定する特定情報と、が対応づけて記憶されているので、特定情報に基づいて第一荷物P1が収容されている収容部3を特定することができる。そして、このように特定された収容部3の扉4a,5aをロック解除することができるので、特定された収容部3には、同一の受取人の荷物Pである第一荷物P1と第二荷物P2とを収容することができる。これにより、荷物Pが収容される収容部3の数を増やさなくても荷物Pの収容個数を増やすことができるので、荷物Pの再配達の回数を少なくすることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図4等に示すように、請求項1に記載の宅配ロッカー1において、
複数の前記収容部3における各々の前記収容部3の内法情報が予め登録されており、
前記第一荷物P1の外形寸法情報を取得する第一寸法情報取得手段(2)と、
複数の前記収容部3のうち前記第一荷物P1が収容された収容部3の内法情報と、前記第一荷物P1の外形寸法情報と、に基づいて、前記第一荷物P1が収容された収容部3における空きスペースの内法情報を算出する内法算出手段(2)と、を更に備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、複数の収容部3のうち第一荷物P1が収容された収容部3の内法情報と、取得した第一荷物P1の外形寸法情報と、に基づいて、第一荷物P1が収容された収容部3における空きスペースの内法情報を算出するので、空きスペースの内法情報を把握したうえで第二荷物P2を収容することが可能となり、収容部3の内部を無駄なく利用することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図4等に示すように、請求項2に記載の宅配ロッカー1において、
収容前の前記第二荷物P2の外形寸法情報を取得する第二寸法情報取得手段(2)と、
前記内法算出手段(2)によって算出された前記空きスペースの内法情報と、前記第一荷物P1の外形寸法情報と、前記第二荷物P2の外形寸法情報と、に基づいて、前記第一荷物P1が収容された収容部3内への前記第二荷物P2の収容の可否を判定する収容可否判定手段(2)と、を更に備え、
前記ロック操作手段(2)は、前記収容可否判定手段(2)による判定結果が収容可の場合に前記扉4aをロック解除し、前記収容可否判定手段(2)による判定結果が収容不可の場合に前記扉4aのロック状態を維持することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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