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公開番号
2025085950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199673
出願日
2023-11-27
発明の名称
車両前部の冷却構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約
【課題】ラジエータ前負圧に基づいてグリルシャッタの開度を適切な開度とすることにより、空気抵抗の低減及び電費の改善をする。
【解決手段】車両前部の冷却構造10は、ラジエータ18と、電動ファン20と、ラジエータ18よりも車両前方に設けられたグリルシャッタ14と、電動ファン20の実負荷に対応した負圧テーブルにより推定されたラジエータ前負圧に基づいて、グリルシャッタ14の開度を調整するECU22と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ラジエータと、
電動ファンと、
前記ラジエータよりも車両前方に設けられたグリルシャッタと、
前記電動ファンの実負荷に対応した負圧テーブルにより推定されたラジエータ前負圧に基づいて、前記グリルシャッタの開度を調整するプロセッサと、
を備えることを特徴とする車両前部の冷却構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両前部の冷却構造の改良を開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、重量の増大を抑え、状況に合わせてモードを選択し燃費が向上する車両用グリルシャッタの制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-282209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両前部に設けられる冷却構造は、グリルシャッタ及び電動ファンを有する。しかしながら、従来、グリルシャッタの開度と電動ファンの回転数は、互いに連動せずに個別に制御されていた。したがって、必要以上にグリルシャッタの開度が大きい場合、車両に余分な空気抵抗を負わせてしまうため、電費の悪化や航続距離が短くなる。一方、必要以上にグリルシャッタの開度が小さい場合、電動ファンに余分な負荷を負わせてしまうため、補機消費電力による、電費の悪化や航続距離が短くなってしまうという問題があった。なお、車速に応じて、グリルシャッタの開度を制御することが考えられるが、走行環境(車両周辺)の風力や風向によって、ラジエータ前の空間の圧力状態(本明細書では「ラジエータ前負荷」と記載する)が変わるため、適切なグリルシャッタの開度とならない。
【0005】
本明細書で開示される車両前部の冷却構造の目的は、ラジエータ前負圧に基づいてグリルシャッタの開度を適切な開度とすることにより、空気抵抗の低減及び電費の改善をすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示される車両前部の冷却構造は、ラジエータと、電動ファンと、前記ラジエータよりも車両前方に設けられたグリルシャッタと、前記電動ファンの実負荷に対応した負圧テーブルにより推定されたラジエータ前負圧に基づいて、前記グリルシャッタの開度を調整するプロセッサと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示される車両前部の冷却構造によれば、ラジエータ前負圧に基づいてグリルシャッタの開度を適切な開度とすることにより、空気抵抗の低減及び電費の改善をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車両前部の冷却構造の構成概略図である。
ECUの処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本実施形態に係る車両前部の冷却構造10の構成概略図である。車両前部の冷却構造10は、グリルシャッタダクト12、グリルシャッタ14、ラジエータダクト16、ラジエータ18、電動ファン20、及びECU22を含んで構成される。
【0010】
グリルシャッタダクト12は、車両前方からの風をグリルシャッタ14へ送る。グリルシャッタ14は開閉可能となっており、グリルシャッタダクト12からの風をラジエータダクト16へ送る量を調整する。ラジエータダクト16は、グリルシャッタ14からの風をラジエータ18へ送る。ラジエータ18は、例えばエンジンなどの冷却対象部品から放熱するための装置である。電動ファン20は、冷却対象部品に風を送るための装置である。ECU22は、プロセッサから構成される。ECU22は、冷却対象部品からの要求に応じて、電動ファン20の回転量(つまり電動ファン20から冷却対象部品へ送られる風の量)を制御する。また、ECU22は、グリルシャッタ14の開度を制御する。グリルシャッタ14の開度の制御の詳細については後述する。また、ECU22内のメモリ、又は、ECU22からアクセス可能なメモリには、負圧テーブルが記憶される。負圧テーブルは、電動ファン20の実負荷と、ラジエータ前負圧との関係を示すものである。
(【0011】以降は省略されています)
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