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公開番号2025082412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195706
出願日2023-11-17
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】振動による電池モジュールのズレを抑制することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】本発明の電池パックは、複数の電池セルが積層された電池モジュールがケース内に収容された電池パックであって、電池モジュールのエンドプレートとケースとの間にはシムが配置されており、シムとエンドプレートとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられており、シムとケースとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電池セルが一対のエンドプレートで挟まれて積層された電池モジュールが、ケース内に収容された電池パックであって、
前記エンドプレートと前記ケースとの間にはシムが配置されており、
前記シムと前記エンドプレートとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられており、
前記シムと前記ケースとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられている、
ことを特徴とする電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、エンドプレートとケースとの間にシムが挿入された電池モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１４０８７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された電池モジュールでは、振動によって位置ずれが生じるおそれがある。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、振動による電池モジュールのズレを抑制することができる電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電池パックは、複数の電池セルが積層された電池モジュールがケース内に収容された電池パックであって、前記電池モジュールのエンドプレートと前記ケースとの間にはシムが配置されており、前記エンドプレートと前記シムとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられており、前記ケースと前記シムとの互いの接触面には相互に噛み合う凹凸が設けられている、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係る電池パックは、シムとエンドプレートとの間、及び、シムとケースとの間の摩擦力を向上させて、振動による電池モジュールのズレを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パックの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本発明に係る電池パックの実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【００１０】
図１は、実施形態に係る電池パック１の概略構成を示す図である。実施形態に係る電池パック１は、電池ケースのロアケース２内に電池モジュール３が収容されて構成されている。ロアケース２は、底部２１と一対の側壁部２２，２３とを有するダイカストケースである。一対の側壁部２２，２３は、電池モジュール３の長手方向で電池モジュール３を挟むように互いが対向して配置されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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