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公開番号
2025087802
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025034188,2021575794
出願日
2025-03-05,2021-02-02
発明の名称
リソグラフィー用組成物及びパターン形成方法
出願人
三菱瓦斯化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/11 20060101AFI20250603BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】露光感度に優れるパターン形成が可能な、レジスト層に接している膜や下層膜が得られるリソグラフィー用組成物等を提供することを目的とする。
【解決手段】ヨウ素、テルル及びフッ素からなる群から選択される少なくとも1種の元素を有する化合物、又は前記化合物に由来する構成単位を有する樹脂を含む、リソグラフィー用組成物であって、前記化合物中における前記原子の合計質量が、15質量%以上75質量%以下である、前記リソグラフィー用組成物によって達成することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ヨウ素、テルル及びフッ素からなる群から選択される少なくとも1種の元素を有する化合物、又は前記化合物に由来する構成単位を有する樹脂を含む、リソグラフィー用組成物であって、
前記化合物中における前記原子の合計質量が、15質量%以上75質量%以下である、前記リソグラフィー用組成物。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1種の元素が、ヨウ素及びテルルからなる群から選択される少なくとも1種の元素である、請求項1に記載のリソグラフィー用組成物。
【請求項3】
前記少なくとも1種の元素がヨウ素であり、前記化合物中における前記ヨウ素の質量が、15質量%以上75質量%以下である、請求項1又は2に記載のリソグラフィー用組成物。
【請求項4】
前記化合物が、式(A-4a)で表される、請求項1~3のいずれかに記載のリソグラフィー用組成物。
JPEG
2025087802000060.jpg
78
170
(式(A-4a)中、
Xは酸素原子、硫黄原子、単結合又は無架橋であることを示し、
Yは炭素数1~60の2n価の基又は単結合であり、
ここで、Xが無架橋であるとき、Yは前記2n価の基であり、
R
0
は各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~40のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~40のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~40のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~40のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~40のアルコキシ基、ハロゲン原子、チオール基又は水酸基であり、
ここで、R
0
の少なくとも1つは水酸基であり、
mは各々独立して1~9の整数であり、
Qはヨウ素、テルル、フッ素、又はヨウ素若しくはテルル若しくはフッ素を少なくとも含む炭素数1~30のアルキル基、又はヨウ素若しくはテルル若しくはフッ素を少なくとも含む炭素数6~40のアリール基を表し、
nは1~4の整数であり、
pは各々独立して0~3の整数であり、
Q、R
0
、Yの少なくとも一つは、ヨウ素、テルル、フッ素の少なくとも1つの元素を含み、
qは各々独立して0~(4+2×p-m)の整数である。)
【請求項5】
Yが、置換基を有していてもよい炭素数6~60のアリール基を有する2n価の炭化水素基である、請求項4に記載のリソグラフィー用組成物。
【請求項6】
前記化合物が、式(A-4c)で表される、請求項1~3のいずれかに記載のリソグラフィー用組成物。
JPEG
2025087802000061.jpg
78
170
(式(A-4c)中、
Xは酸素原子、硫黄原子、単結合又は無架橋であることを示し、
Yは炭素数1~60の2n価の基又は単結合であり、
ここで、Xが無架橋であるとき、Yは前記2n価の基であり、
R
0
は各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~40のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~40のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~40のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~40のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~40のアルコキシ基、ハロゲン原子、チオール基又は水酸基であり、
ここで、R
0
の少なくとも1つは水酸基であり、
R
0
の少なくとも1つはヨウ素、又はヨウ素を含有する基であり、
mは各々独立して1~9の整数であり、
nは1~4の整数であり、
pは各々独立して0~3の整数である。)
【請求項7】
Yが、置換基を有していてもよい炭素数6~60のアリール基を有する2n価の炭化水素基である、請求項6に記載のリソグラフィー用組成物。
【請求項8】
前記化合物が一般式(AM1)で表される、請求項1~3のいずれかに記載のリソグラフィー用組成物。
JPEG
2025087802000062.jpg
68
170
(式(AM1)中、
R
1
は、水素原子、メチル、又はハロゲン基を表し、
R
2
は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1~20の直鎖状の有機基、炭素数3~20の分岐状の有機基、又は炭素数3~20の環状の有機基を表し、
Aは、炭素数1~30の有機基を表し、
n
1
は0又は1を表し、
n
2
は1~20の整数を表す。)
【請求項9】
前記化合物が一般式(A-7)で表される、請求項1~3のいずれかに記載のリソグラフィー用組成物。
JPEG
2025087802000063.jpg
48
170
(式(A-7)中、
Xは、それぞれ独立して、テルル、I、F、又は、テルル、I、及びFからなる群から選ばれる1以上5以下の置換基を有する炭素数1~30の有機基を表し、かつXの少なくとも1つはテルル又はIであり、
L
1
は、単結合、エーテル基、エステル基、チオエーテル基、アミノ基、チオエステル基、アセタール基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、又はリン酸基を表し、
mは1以上の整数であり、
Yは、それぞれ独立して、水酸基、アルコキシ基、エステル基、アセタール基、炭酸エステル基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、エーテル基、チオエーテル基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、又はリン酸基を表し、
nは、0以上の整数であり、
Zは、それぞれ独立して、アルコキシ基、エステル基、アセタール基、又は炭酸エステル基であり、
rは、0以上の整数であり、
Aは、炭素数1~30の有機基であり、
R
a
、R
b
、及びR
c
は、それぞれ独立して、H、I、F、Cl、Br、又は、置換基を有していてもよい炭素数1~60の有機基であり
pは、1以上の整数である。)
【請求項10】
溶媒をさらに含有する、請求項1~9のいずれかに記載のリソグラフィー用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リソグラフィー用組成物、及びパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩によって急速に半導体(パターン)や画素の微細化が進んでいる。画素の微細化の手法としては一般に露光光源の短波長化がおこなわれている。具体的には、従来は、g線、i線に代表される紫外線が用いられていたが、現在ではKrFエキシマレーザー(248nm)やArFエキシマレーザー(193nm)等の遠紫外線露光が量産の中心になってきており、更には極端紫外線(EUV:Extreme Ultraviolet)リソグラフィー(13.5nm)の導入が進んできている。また、微細パターンの形成の為に電子線(EB:Electron Beam)も用いられる。
この中でも、特に極端紫外線によるリソグラフィーは、近年の技術進展により導入例が増加している。
【0003】
これまでの一般的なレジスト材料は、アモルファス膜を形成可能な高分子系レジスト材料である。例えば、ポリメチルメタクリレートや、酸解離性基を有するポリヒドロキシスチレン又はポリアルキルメタクリレート等の高分子系レジスト材料が挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。
従来においては、これらレジスト材料の溶液を基板上に塗布することによって作製したレジスト薄膜に、紫外線、遠紫外線、電子線、極端紫外線などを照射することで、10~100nm程度のラインパターンを形成している。
【0004】
また、電子線又は極端紫外線によるリソグラフィーは、反応メカニズムが通常の光リソグラフィーと異なる(非特許文献2、非特許文献3)。さらに、電子線又は極端紫外線によるリソグラフィーにおいては、数nm~十数nmの微細なパターン形成を目標としている。このようにレジストパターンの寸法が小さくなると、露光光源に対してさらに高感度であるレジスト組成物が求められる。特に極端紫外線によるリソグラフィーでは、スループットの点でさらなる高感度化を図ることが求められている。
上述のような問題を改善するレジスト材料としては、チタン、スズ、ハフニウムやジルコニウム等の金属元素を有する無機レジスト材料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-108781号公報
【非特許文献】
【0006】
岡崎信次、他8名「リソグラフィ技術その40年」S&T出版、2016年12月9日
H. Yamamoto, et al., Jpn.J.Appl.Phys.46,L142(2007)
H. Yamamoto, et al., J.Vac.Sci.Technol.b 23,2728(2005)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来開発された高感度な特徴を有するレジスト組成物は、パターン欠陥やラフネスが大きいなどパターン品質が十分でない、または感度が十分に向上しない、エッチング耐性不足といった課題がある。これらの状況をふまえ、高解像度と高感度を両立するリソグラフィー技術が求められている。
【0008】
また、極端紫外線によるリソグラフィーでは、13.5nmと短い波長を用いるため、従来の露光技術と比較すると、フォトンの透過性が高く、同じ露光強度におけるフォトン数も少ないため、極端紫外線を効率よく、露光に必要なプロトンに変換する必要がある。さらには、レジストに隣接する層からも、プロトンを供給する必要がある。
【0009】
上記事情に鑑み、本発明は、露光感度に優れるパターン形成が可能な、レジスト層に接している膜(以下「レジスト層接触膜」という)や下層膜が得られるリソグラフィー用組成物、及びパターン形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上述の課題を解決するため鋭意検討した結果、特定の元素組成を有する化合物、又は当該化合物を構造単位として含む樹脂をレジスト層接触膜や下層膜に使用することにより、リソグラフィー工程の露光感度を高めることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は次のとおりである。
(【0011】以降は省略されています)
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