TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025087998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202374
出願日2023-11-30
発明の名称エアゾール容器用吐出具、及び装着部材
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 83/14 20250101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】2本のステムから噴出される内容物を狭い範囲に吐出することができるエアゾール容器用吐出具を提供する。
【解決手段】エアゾール容器用吐出具1は、第一ステム103に回動可能に取り付けられる第一筒部3a、第一筒部3aから前方に延出された第一吐出筒部3b、第一筒部3aから後方に延出された第一延出部3eを備える第一ノズル3と、第二ステム104に回動可能に取り付けられる第二筒部4a、第二筒部4aから前方に延出された第二吐出筒部4b、第二筒部4aから後方に延出された第二延出部4eを備える第二ノズル4と、第一延出部3e及び第二延出部4eに取り付けられる装着部材6とを備え、装着部材6は、第一延出部3eと第二延出部4eの間に入り込んで第一吐出筒部3bと第二吐出筒部4bが相互に近づく向きに第一ノズル3と第二ノズル4を回動させる介在部6fを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
左右に配置された第一ステム及び第二ステムを備えるエアゾール容器に用いられるエアゾール容器用吐出具であって、
前記第一ステムに回動可能に取り付けられる第一筒部と、該第一筒部から前方に延出された第一吐出筒部と、該第一筒部から後方に延出された第一延出部とを備える第一ノズルと、
前記第二ステムに回動可能に取り付けられる第二筒部と、該第二筒部から前方に延出された第二吐出筒部と、該第二筒部から後方に延出された第二延出部とを備える第二ノズルと、
前記第一延出部及び前記第二延出部に取り付けられる装着部材と、を備え、
前記装着部材は、前記第一延出部と前記第二延出部の間に入り込んで前記第一吐出筒部と前記第二吐出筒部が相互に近づく向きに前記第一ノズルと前記第二ノズルを回動させる介在部を有する、エアゾール容器用吐出具。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
更に、前記エアゾール容器のマウンティングカップに取り付けられる固定部を備え、
弾性変形可能であって前記第一吐出筒部と前記固定部とをつなぐ第一連結部と、
弾性変形可能であって前記第二吐出筒部と前記固定部とをつなぐ第二連結部とを備える請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
【請求項3】
屈曲可能であって前記第一ノズルと前記第二ノズルをつなぐヒンジ部を備える請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
【請求項4】
前記装着部材は、前記第一延出部及び前記第二延出部に取り付けた際に前記第一延出部及び前記第二延出部の少なくとも一方に設けた係合部に係合する被係合部を備える請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
【請求項5】
左右に配置された第一ステム及び第二ステムを備えるエアゾール容器における、該第一ステムに取り付けられる第一ノズル及び該第二ステムに取り付けられる第二ノズルに取り付け可能な装着部材であって、
前記第一ノズルは、前記第一ステムに回動可能に取り付けられる第一筒部と、該第一筒部から前方に延出された第一吐出筒部と、該第一筒部から後方に延出された第一延出部とを備え、
前記第二ノズルは、前記第二ステムに回動可能に取り付けられる第二筒部と、該第二筒部から前方に延出された第二吐出筒部と、該第二筒部から後方に延出された第二延出部とを備え、
前記第一延出部と前記第二延出部の間に入り込んで前記第一吐出筒部と前記第二吐出筒部が相互に近づく向きに前記第一ノズルと前記第二ノズルを回動させる介在部を有する、装着部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾール容器用吐出具、及び装着部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、内容物とともに加圧ガスが収容されてステムを押し下げることで内容物が噴出されるエアゾール容器が使用されている。通常、このようなエアゾール容器には、ステムに接続されるノズルを備えたエアゾール容器用吐出具が取り付けられていて、ステムから噴出される内容物は、ノズルを通して外部に吐出される。
【0003】
エアゾール容器は、1つの容器内に一の内容物を収容するとともに1本のステムを有するシングルタイプの容器の他、シングルタイプの容器を左右に並べて1組とした二連式タイプの容器(例えば特許文献1)や、1つの容器内に2種類の内容物を別個に収容するとともに2本のステムを有する容器(例えば特許文献2)も使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-41510号公報
特開2012-30886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで特許文献1、2のように2本のステムを持つエアゾール容器は、ステム同士の間隔があいているため、各ステムにつながるノズルの間隔が広くなる。このため、ブラシ等に対して内容物を吐出させる際、ノズルの間隔が広いためにブラシ等からはみ出してしまうことがある。
【0006】
このような点に鑑み、本発明は、2本のステムから噴出される内容物を狭い範囲に吐出することができるエアゾール容器用吐出具、及びこの吐出具を構成する部材として使用される装着部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、左右に配置された第一ステム及び第二ステムを備えるエアゾール容器に用いられるエアゾール容器用吐出具であって、
前記第一ステムに回動可能に取り付けられる第一筒部と、該第一筒部から前方に延出された第一吐出筒部と、該第一筒部から後方に延出された第一延出部とを備える第一ノズルと、
前記第二ステムに回動可能に取り付けられる第二筒部と、該第二筒部から前方に延出された第二吐出筒部と、該第二筒部から後方に延出された第二延出部とを備える第二ノズルと、
前記第一延出部及び前記第二延出部に取り付けられる装着部材と、を備え、
前記装着部材は、前記第一延出部と前記第二延出部の間に入り込んで前記第一吐出筒部と前記第二吐出筒部が相互に近づく向きに前記第一ノズルと前記第二ノズルを回動させる介在部を有する、エアゾール容器用吐出具である。
【0008】
更に、前記エアゾール容器のマウンティングカップに取り付けられる固定部を備え、
弾性変形可能であって前記第一吐出筒部と前記固定部とをつなぐ第一連結部と、
弾性変形可能であって前記第二吐出筒部と前記固定部とをつなぐ第二連結部とを備えることが好ましい。
【0009】
屈曲可能であって前記第一ノズルと前記第二ノズルをつなぐヒンジ部を備えることが好ましい。
【0010】
前記装着部材は、前記第一延出部及び前記第二延出部に取り付けた際に前記第一延出部及び前記第二延出部の少なくとも一方に設けた係合部に係合する被係合部を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社吉野工業所
吐出器
2日前
株式会社吉野工業所
吐出器
2日前
株式会社吉野工業所
吐出器
2日前
株式会社吉野工業所
二重容器
3日前
株式会社吉野工業所
圧縮ばね
2日前
株式会社吉野工業所
キャップ
3日前
株式会社吉野工業所
塗布容器
2日前
株式会社吉野工業所
吐出容器
3日前
株式会社吉野工業所
キャップ
2日前
株式会社吉野工業所
吐出容器
2日前
株式会社吉野工業所
化粧用容器
3日前
株式会社吉野工業所
分別キャップ
2日前
株式会社吉野工業所
チューブ容器
2日前
株式会社吉野工業所
中栓付き容器
7日前
株式会社吉野工業所
蓄圧式吐出器
2日前
株式会社吉野工業所
吐出キャップ
2日前
株式会社吉野工業所
スポイト容器
11日前
株式会社吉野工業所
中蓋付き容器
3日前
株式会社吉野工業所
繰り出し容器
2日前
株式会社吉野工業所
ポンプ式吐出器
3日前
株式会社吉野工業所
高粘度用吐出器
3日前
株式会社吉野工業所
移行栓キャップ
2日前
株式会社吉野工業所
振出しキャップ
2日前
株式会社吉野工業所
排水管洗浄カップ
2日前
株式会社吉野工業所
キャップ付き容器
7日前
株式会社吉野工業所
ポリプロピレン容器
3日前
花王株式会社
容器
25日前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
2日前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
29日前
花王株式会社
容器及びキャップ
25日前
株式会社吉野工業所
ストッパーを備えるトリガー式吐出器
2日前
株式会社吉野工業所
ポンプ式吐出具及びポンプ式吐出容器
2日前
株式会社吉野工業所
エアゾール容器用吐出具、及び装着部材
2日前
株式会社吉野工業所
キャップ及び当該キャップを備える容器
29日前
株式会社吉野工業所
トリガー式噴出器及びトリガー式噴出容器
2日前
個人
8か月前
続きを見る