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公開番号2025088988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203890
出願日2023-12-01
発明の名称新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴
出願人LINK株式会社
代理人個人
主分類A43B 21/24 20060101AFI20250605BHJP(履物)
要約【課題】、本発明は、着用の際は良好な履き易さを発揮し、かつ、着用時には着用者の足を十分にホールドすることで、着用者の歩行中や歩行開始時において脱げにくい新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴を提供すること。
【解決手段】 本考案に係る新規短靴用月型芯は、短靴の踵部に装着されて使用される短靴用月型芯であって、所定の踵部後方当接部と一対の側面部とから構成され、当該一対の側面部が、着用者の中足部側面まで延長されていることを特徴とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
短靴の踵部に装着されて使用される短靴用月型芯であって、
着用者の踵の背面側に当接する踵部後方当接部と、当該踵部後方当接部の両端部から延設された一対の側面部とから構成され、
前記一対の側面部は、内側側面部と外側側面部とからなり、
当該内側側面部と当該外側側面部は対向しており、
当該一対の側面部は、着用者の中足部側面まで延長されていることを特徴とする短靴用月型芯。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記内側側面部と前記外側側面部との離間距離は、踵部後方当接部側から前記内側側面部と前記外側側面部の末端部方向に進むにしたがって、小さくなっており、短靴着用者の足側面を挟持できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の短靴用月型芯。
【請求項3】
内面側に、靴脱げ防止用凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の短靴用月型芯。
【請求項4】
前記靴脱げ防止用凸部が、内側側面部の内面側と外側側面部の内面側とに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の短靴用月型芯。
【請求項5】
請求項1~4のいづれか一項に記載の短靴用月型芯が短靴の踵部に装着されてなる短靴。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴に関し、より詳細には、履き易さとともに、着用時には着用者の足を十分にホールドすることで脱げにくさも両立することができる新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スニーカー、革靴などの短靴には、その踵部分において、月型の形状を有する月型芯(補強芯、Counter、Stiffener)が備わっている。この月型芯は、短靴の踵部分の短靴の踵部分の機械な強度を付与するとともに、着用者の着用時においては、取り囲むように着用者の踵部に接することで着用者の踵骨の安定性の向上に寄与する。
【0003】
また、近年、従来の月型芯において、踵部の上端に、上方斜め後方に硬質の突片部を設けることにより、着用者が短靴の着用の際に、足が短靴内部にスムーズに案内され易くなり、着用者の履き易さを向上させる試みも見られる。
【0004】
たとえば、特許文献1では、「かかと部をつぶさないようにして履くことができる履物及び短靴用月型芯」が開示されている(明細書段落0003など)。
【0005】
具体的には、この月型芯は、「短靴のかかと部の内側に装着される短靴用月型芯であって、月型芯本体と、この月型芯本体上端部中央に月型芯谷部が設けられ、前記月型芯谷部の一方側に第1の月型芯山部が、前記月型芯谷部の他方側に第2の月型芯山部が、それぞれ形成され、前記第1の月型芯山部は、先端部が前記月型芯本体の外側に傾斜し、前記第2の月型芯山部は、先端部が前記月型芯本体の外側に傾斜し、前記月型芯本体の前記短靴の装着時、前記第1の月型芯山部、前記月型芯谷部及び前記第2の月型芯山部は、前記短靴のかかと部のトップラインより上方に突出することを特徴とする」ものである(請求項1、要約など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許7289471号公報
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明者らは、従来の月型芯の構造と当該構造に起因した機能とを鋭意検討したところ、従来の月型芯は、履き易さの向上は認められるものの、着用者の歩行中あるいは歩行開始時において、着用した履物(短靴)が脱げ易いという課題がある。つまり、従来の、履き易さを向上させた月型芯では、履き易さと脱げに難さとを両立することは困難であり、この点について依然として改善の余地があるといえる。
また、本発明者らは、月型芯の側面部(「ウィング部」ともいう)を踵部側面部分のみならず土踏まず部側面まで延設して、着用時には、着用者の踵部側面部分最後面および側面から土踏まず部側面まで当接できることを見出した。そして、このような構成によって、着用者の足側面を両側から十分に挟持(ホールド)することができ、結果として、着用者の歩行中や歩行開始時において、着用した履物(短靴)が脱げ易いという課題を解決することができることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は、着用の際は良好な履き易さとともに、着用時には着用者の足を十分にホールドすることで、着用者の歩行中や歩行開始時において脱げにくいという効果を発揮できる新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る短靴用月型芯は、 短靴の踵部に装着されて使用される短靴用月型芯であって、
着用者の踵の背面側に当接する踵部後方当接部と、当該踵部後方当接部の両端部から延設された一対の側面部とから構成され、
前記一対の側面部は、内側側面部と外側側面部とからなり、
当該内側側面部と当該外側側面部は対向しており、
当該一対の側面部は、着用者の中足部側面まで延長されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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