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公開番号2025089652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204401
出願日2023-12-04
発明の名称乗りかご及びエレベーター
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類B66B 11/02 20060101AFI20250609BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】天井に荷重が加わった場合でも、天井の意匠面が変形することを抑制できる乗りかご及びエレベーターを提供する。
【解決手段】乗りかごは、天井125を有するかご室を備えている。天井125は、本体部8と、本体部8を支持するフレーム4と、を備えている。本体部8は、下部カバー12aと、下部カバー12aと上下方向で対向する上部カバー13と、下部カバー12aと上部カバー13の間に配置され、下部カバー12a及び上部カバー13に固定される波型の板を備える補強部材15と、を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
かご床及び前記かご床と上下方向で対向する天井を有するかご室を備え、
前記天井は、
本体部と、
前記本体部を支持するフレームと、を備え、
前記本体部は、
下部カバーと、
前記下部カバーと上下方向で対向する上部カバーと、
前記下部カバーと前記上部カバーの間に配置され、前記下部カバー及び前記上部カバーに固定される波型の板を備える補強部材と、
を備えた乗りかご。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記補強部材は、前記本体部の全面に配置される
請求項1に記載の乗りかご。
【請求項3】
前記補強部材は、
上下方向の上方に突出し、前記上部カバーに固定される複数の凸部と、
上部方向の下方に突出し、前記下部カバーに固定される複数の凹部と、を有し、
複数の前記凸部と複数の前記凹部は、交互に繰り返して形成される
請求項1に記載の乗りかご。
【請求項4】
前記凸部は、前記凹部と隣接する方向とは直交する方向に延在する突条であり、
前記凹部は、前記凸部と隣接する方向とは直交する方向に延在する溝部である
請求項3に記載の乗りかご。
【請求項5】
前記補強部材は、前記上部カバーと前記下部カバーに接着剤を介して接着固定される
請求項1に記載の乗りかご。
【請求項6】
前記下部カバーは、前記天井の意匠面である
請求項1に記載の乗りかご。
【請求項7】
前記天井には、照明器具が設置され、
前記上部カバー及び前記下部カバーには、前記照明器具が配置される開口部が形成される
請求項6に記載の乗りかご。
【請求項8】
昇降路内を昇降動作する乗りかごを備え、
前記乗りかごは、
かご床及び前記かご床と上下方向で対向する天井を有するかご室を備え、
前記天井は、
本体部と、
前記本体部を支持するフレームと、を備え、
前記本体部は、
下部カバーと、
前記下部カバーと上下方向で対向する上部カバーと、
前記下部カバーと前記上部カバーの間に配置され、前記下部カバー及び前記上部カバーに固定される波型の板を備える補強部材と、
を備えたエレベーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗りかご、及びこの乗りかごを備えたエレベーターに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
エレベーターは、人や荷物を載せる乗りかごを備えている。乗りかごを構成するかご室には、天井が設けられている。この乗りかごの天井に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
【0003】
特許文献1には、エレベーターかごの天井板上に、内部に照明器具を具備する照明箱と、上面に平坦面を有する天蓋補強とを備えた技術が記載されている。そして、特許文献1に記載された技術では、照明箱が昇降方向に長い長穴を備え、この長穴を通して天蓋補強に設けたポップナットに固定ねじをねじ込み、照明箱を任意の位置に固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-26379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、補強が骨組み状に配置されていた。そのため、特許文献1に記載された技術では、天井に荷重が加わった際に、補強の継ぎ目や角部等に局所的に応力が集中し、この集中した応力によって天井の意匠面が変形する、という問題を有していた。
【0006】
本目的は、上記の問題点を考慮し、天井に荷重が加わった場合でも、天井の意匠面が変形することを抑制できる乗りかご及びエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本目的を達成するため、乗りかごは、かご床及びかご床と上下方向で対向する天井を有するかご室を備えている。天井は、本体部と、本体部を支持するフレームと、を備えている。本体部は、下部カバーと、下部カバーと上下方向で対向する上部カバーと、下部カバーと上部カバーの間に配置され、下部カバー及び上部カバーに固定される波型の板を備える補強部材と、を備えている。
【0008】
また、エレベーターは、昇降路内を昇降移動する乗りかごを備えている。乗りかごは、上述した乗りかごが適用される。
【発明の効果】
【0009】
上記構成の乗りかご及びエレベーターによれば、天井に荷重が加わった場合でも、天井の意匠面が変形することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの乗りかごのかご室内を示す正面図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの天井を示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの天井を示すもので、上部カバーを外した状態を示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの天井を示す断面図である。
図5とは異なる位置で切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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