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公開番号
2025090661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025035320,2023205321
出願日
2025-03-06,2023-12-05
発明の名称
機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに安全確認プログラム
出願人
三菱重工機械システム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250610BHJP(建築物)
要約
【課題】コストの増大を抑えつつ、乗降室の内部及び外部の安全確認を実施すること。
【解決手段】機械式駐車装置は、車両2の出庫を行う乗降室7と、乗降室7の出入口に設けられた出入口扉4と、乗降室7内に配置可能とされ、車両2を搬送するためのパレットと、パレットの左側かつパレットの後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、乗降室7の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な測域センサ30Aとパレットの右側かつパレットの後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、乗降室7の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する測域センサ30Bとを備え、測域センサ30A及び測域センサ30Bの少なくともいずれか一方は、車両2の出庫時であって、かつ、出入口扉4が開いている状態において乗降室7の外部における物体を検知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の出庫を行う乗降室と、
前記乗降室の出入口に設けられた出入口扉と、
乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、
前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、
前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサと
を備え、
前記左側物体検知センサ及び右側物体検知センサの少なくともいずれか一方は、前記車両の出庫時であって、かつ、前記出入口扉が開いている状態において、前記乗降室の外部における物体を検知する機械式駐車装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサの監視領域を設定する監視領域設定手段を備え、
前記監視領域設定手段は、前記出入口扉が開いている状態において、前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサの少なくともいずれか一つに対して、前記乗降室の内部と外部とを含む監視領域を設定し、
前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサは、前記監視領域に基づいて物体を検知する請求項1に記載の機械式駐車装置。
【請求項3】
前記監視領域として設定される前記乗降室の外部領域の上方を覆う遮蔽部材を備える請求項2に記載の機械式駐車装置。
【請求項4】
前記監視領域に物体が検知されていない状態で、前記出入口扉の閉扉を行う制御手段を備える請求項2に記載の機械式駐車装置。
【請求項5】
車両の出庫を行う乗降室と、前記乗降室の出入口に設けられた出入口扉と、乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサとを備える機械式駐車装置の安全確認方法であって、
前記左側物体検知センサ及び右側物体検知センサの少なくともいずれか一方が、前記車両の出庫時であって、かつ、前記出入口扉が開いている状態において、前記乗降室の外部における物体を検知する機械式駐車装置の安全確認方法。
【請求項6】
請求項5に記載の機械式駐車装置の安全確認方法をコンピュータに実行させるための安全確認プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに安全確認プログラムに関するものである。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
機械式駐車装置では、安全性を確保するために種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、乗降室内に2つの測域センサを対角に配置して乗降室内の無人を確認する機械式駐車装置が開示されている。また、特許文献1には、乗降室の外部に外部検知センサを設置して、出入口扉の近傍に設けられた所定の監視領域における人又は車両を検知することが開示されている。このように、乗降室内部だけではなく、乗降室外部の安全を確認することにより、安全性を高めることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-095073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるように、乗降室の外部に外部検知センサを設置する場合、日光や雨水に晒されることもあり、これらの悪環境に耐え得る比較的高額なセンサを用いるか、または、日光や雨水を遮断するような手段を講じてセンサを設置する必要があった。このため、コスト増大が避けられないといった問題があった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コストの増大を抑えつつ、乗降室の内部及び外部の安全確認を実施することのできる機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに安全確認プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、車両の出庫を行う乗降室と、前記乗降室の出入口に設けられた出入口扉と、乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサとを備え、前記左側物体検知センサ及び右側物体検知センサの少なくともいずれか一方は、前記車両の出庫時であって、かつ、前記出入口扉が開いている状態において、前記乗降室の外部における物体を検知する機械式駐車装置である。
本開示の一態様は、車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサとを備える機械式駐車装置である。
【0007】
本開示の一態様は、車両の出庫を行う乗降室と、前記乗降室の出入口に設けられた出入口扉と、乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサとを備える機械式駐車装置の安全確認方法であって、前記左側物体検知センサ及び右側物体検知センサの少なくともいずれか一方が、前記車両の出庫時であって、かつ、前記出入口扉が開いている状態において、前記乗降室の外部における物体を検知する機械式駐車装置の安全確認方法である。
本開示の一態様は、車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、前記乗降室の出入口に設けられた出入口扉と、乗降室内に配置可能とされ、車両を搬送するための搬器と、前記搬器の左側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知可能な左側物体検知センサと、前記搬器の右側かつ前記搬器の後方端部よりも後方の領域に設けられるとともに、前記乗降室の内部及び外部に向けてビームを走査可能であり、該ビームの反射ビームに基づいて物体を検知する右側物体検知センサとを備える機械式駐車装置の安全確認方法であって、コンピュータが、前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサの監視領域を設定する監視領域設定工程を実行し、前記監視領域設定工程は、前記出入口扉が開いている状態において、前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサの少なくともいずれか一つに対して、前記乗降室の内部と外部とを含む監視領域を設定し、前記左側物体検知センサ及び前記右側物体検知センサは、前記監視領域に基づいて物体を検知する機械式駐車装置の安全確認方法である。
【0008】
本開示の一態様は、上記機械式駐車装置の安全確認方法をコンピュータに実行させるための安全確認プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、コストの増大を抑えつつ、乗降室の内部及び外部の安全確認を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る機械式駐車装置の縦断面図である。
本開示の一実施形態に係る乗降室を示す概略斜視透視図である。
本開示の一実施形態に係る乗降室に配置された測域センサの設置位置の一例を示した概略平面図である。
図2に示した乗降室に配置されたパレットの概略縦断面図である。
本開示の一実施形態に係る内部操作盤の一構成例を示した図である。
本開示の一実施形態に係る外部操作盤の一構成例を示した図である。
本開示の一実施形態に係る機械式駐車装置の制御系統の機能の一例を示した機能ブロック図である。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る入庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
本開示の一実施形態に係る出庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る出庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る出庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る出庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る出庫処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。
測域センサの監視領域の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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