TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025079998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192935
出願日
2023-11-13
発明の名称
ペグ
出願人
個人
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
E04H
15/62 20060101AFI20250516BHJP(建築物)
要約
【課題】地面から抜けにくいペグを提供すること。
【解決手段】ペグ1は、第1面13側において、頭部7の第1張出部7aの先端側から中央部3の後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部33を備える。更に、第1面13において、先端部5とR部33との間に平面形状の第1平面部S1を備えるとともに、第2面17において、先端部5より後端側に平面形状の第2平面部S2を備える。且つ、先端部5と第1平面部S1との間に軸線O側に凹んだ第1凹部47を備えるとともに、第2平面部S2より後端側に軸線O側に凹んだ第2凹部43を備える。更に、軸線方向において、第1平面部S1は第2平面部S2よりも後端側にずれて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定対象物を地面に固定するために用いられるペグにおいて、
軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、前記軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、
前記中央部の先端側に設けられて、前記先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、
前記中央部の後端側に設けられて、前記ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、
を備え、
前記頭部は、
前記第1面側において、前記第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有するとともに、当該張出部に、前記固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備え、
前記ペグは、
前記第1面側において、前記頭部の前記張出部のうち前記引掛部より前記先端側の部分から前記中央部の前記後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備え、
前記第1面において、前記先端部と前記R部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、前記第2面において、前記先端部より前記後端側に平面形状の第2平面部を備え、
且つ、前記第1面において、前記先端部と前記第1平面部との間に前記軸線側に凹んだ第1凹部を備えるとともに、前記第2面において、前記第2平面部より前記後端側に前記軸線側に凹んだ第2凹部を備え、
前記軸線方向において、前記第1平面部は前記第2平面部よりも前記後端側にずれて配置されている、
ペグ。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
固定対象物を地面に固定するために用いられるペグにおいて、
軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、前記軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、
前記中央部の先端側に設けられて、前記先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、
前記中央部の後端側に設けられて、前記ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、
を備え、
前記頭部は、
前記第1面側において、前記第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有するとともに、当該張出部に、前記固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備え、
前記ペグは、
前記第1面側において、前記頭部の前記張出部のうち前記引掛部より前記先端側の部分から前記中央部の前記後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備え、
前記第1面において、前記先端部と前記R部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、前記第2面において、前記先端部より前記後端側に平面形状の第2平面部を備え、
且つ、前記第1面において、前記先端部と前記第1平面部との間に前記軸線側に凹んだ第1凹部、または、前記第2面において、前記第2平面部より前記後端側に前記軸線側に凹んだ第2凹部を備え、
前記軸線方向において、前記第1平面部は前記第2平面部よりも前記後端側にずれて配置されている、
ペグ。
【請求項3】
固定対象物を地面に固定するために用いられるペグにおいて、
軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、前記軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、
前記中央部の先端側に設けられて、前記先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、
前記中央部の後端側に設けられて、前記ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、
を備え、
前記頭部は、
前記第1面側において、前記第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有するとともに、当該張出部に、前記固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備え、
前記ペグは、
前記第1面側において、前記頭部の前記張出部のうち前記引掛部より前記先端側の部分から前記中央部の前記後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備え、
前記第1面において、前記先端部と前記R部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、前記第2面において、前記先端部より前記後端側に平面形状の第2平面部を備え、
且つ、前記第1面において、前記先端部と前記第1平面部との間に前記軸線と反対側に突出する第1凸部を備えるとともに、前記第2面において、前記第2平面部より前記後端側に前記軸線と反対側に突出する第2凸部を備え、
前記軸線方向において、前記第1平面部は前記第2平面部よりも前記後端側にずれて配置されている、
ペグ。
【請求項4】
固定対象物を地面に固定するために用いられるペグにおいて、
軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、前記軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、
前記中央部の先端側に設けられて、前記先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、
前記中央部の後端側に設けられて、前記ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、
を備え、
前記頭部は、
前記第1面側において、前記第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有するとともに、当該張出部に、前記固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備え、
前記ペグは、
前記第1面側において、前記頭部の前記張出部のうち前記引掛部より前記先端側の部分から前記中央部の前記後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備え、
前記第1面において、前記先端部と前記R部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、前記第2面において、前記先端部より前記後端側に平面形状の第2平面部を備え、
且つ、前記第1面において、前記先端部と前記第1平面部との間に前記軸線と反対側に突出する第1凸部、または、前記第2面において、前記第2平面部より前記後端側に前記軸線と反対側に突出する第2凸部を備え、
前記軸線方向において、前記第1平面部は前記第2平面部よりも前記後端側にずれて配置されている、
ペグ。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のペグであって、
前記先端部の前記第1面側と前記中央部の前記後端側の前記第2面側とに、前記軸線方向に延びるとともに、前記軸線より離れるほど厚みが薄くなる刃状部を備えた、ペグ。
【請求項6】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のペグであって、
前記R部の前記先端側から前記中央部にかけて、及び、前記先端部の前記第2面側に、前記軸線方向に延びるとともに、前記軸線より離れるほど厚みが薄くなる刃状部を備えた、ペグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、固定対象物を地面に固定する際に利用するペグに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、テント、サンシェード、タープなどの物品(即ち、固定対象物)を地面に固定するための用具として、細長い形状を有する金属製等のペグが用いられている。
このペグとしては、例えば、先端側を尖らせた棒状のペグが知られている。また、棒状のペグの後端側には、ハンマーで叩く頭部を備えるとともに、頭部の近傍に、テント等の固定対象物から延びるロープを引っ掛ける引掛部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-24325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のペグでは、棒状の部分を地面に打ち込んで固定するので、ペグに対して打ち込む方向と反対方向に力が加わった場合(即ち、ペグを引き抜く方向に力が加わった場合)には、ペグが地面から抜けやすいという問題があった。
【0005】
本開示の一局面は、地面から抜けにくいペグを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一態様は、固定対象物を地面に固定するために用いられるペグに関する。ペグは、軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、中央部の先端側に設けられて、先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、中央部の後端側に設けられて、ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、を備える。頭部は、第1面側において、第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有し、張出部に、固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備える。第1面側において、頭部の張出部のうち引掛部より先端側の部分から中央部の後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備える。第1面において、先端部とR部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、第2面において、先端部より後端側に平面形状の第2平面部を備える。第1面において、先端部と第1平面部との間に軸線側に凹んだ第1凹部を備えるとともに、第2面において、第2平面部より後端側に軸線側に凹んだ第2凹部を備える。軸線方向において、第1平面部は第2平面部よりも後端側にずれて配置されている。
【0007】
本開示では、このような構成により、ペグを地面に打ち込む場合には、ペグの先端側が第1面側に回動するとともに、ペグの後端側が第2面側に回動する。つまり、ペグは、例えば図1(b)の左回転方向に回動する。これにより、第1面の第1凹部に土が入り込むとともに、第2面の第2凹部に土が入り込むので、ペグが抜けにくくなる。
【0008】
(2)本開示の他の一態様は、固定対象物を地面に固定するために用いられるペグに関する。ペグは、軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、中央部の先端側に設けられて、先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、中央部の後端側に設けられて、ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、を備える。頭部は、第1面側において、第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有し、張出部に、固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備える。第1面側において、頭部の張出部のうち引掛部より先端側の部分から中央部の後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備える。第1面において、先端部とR部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、第2面において、先端部より後端側に平面形状の第2平面部を備える。第1面において、先端部と第1平面部との間に軸線側に凹んだ第1凹部を備えるか、または、第2面において、第2平面部より後端側に軸線側に凹んだ第2凹部を備える。軸線方向において、第1平面部は第2平面部よりも後端側にずれて配置されている。
【0009】
本開示では、第1凹部か第2凹部のどちらか一方を備える。このような構成により、ペグを地面に打ち込む場合には、ペグの先端側が第1面側に回動するとともに、ペグの後端側が第2面側に回動する。つまり、ペグは、例えば図1(b)の左回転方向に回動する。これにより、第1面の第1凹部又は第2面の第2凹部に土が入り込むので、ペグが抜けにくくなる。
【0010】
(3)本開示の他の一態様は、固定対象物を地面に固定するために用いられるペグに関する。ペグは、軸線方向に延びる長尺の形状を有するとともに、軸線方向に平行に延びて対向する第1面及び第2面を有する柱状の中央部と、中央部の先端側に設けられて、先端側に向かって尖った形状を有する先端部と、中央部の後端側に設けられて、ペグが地面に打ち込まれる際に外部からの打撃を受ける頭部と、を備える。頭部は、第1面側において、第1面よりも軸線から離れた側に張り出す張出部を有し、張出部に、固定対象物から延びる延長部を引っ掛ける引掛部を備える。第1面側において、頭部の張出部のうち引掛部より先端側の部分から中央部の後端側にかけて、内側に凹むように湾曲するR部を備える。第1面において、先端部とR部との間に平面形状の第1平面部を備えるとともに、第2面において、先端部より後端側に平面形状の第2平面部を備える。第1面において、先端部と第1平面部との間に軸線と反対側に突出する第1凸部を備えるとともに、第2面において、第2平面部より後端側に軸線と反対側に突出する第2凸部を備える。軸線方向において、第1平面部は第2平面部よりも後端側にずれて配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
住宅
1か月前
個人
キャチクランプ
3日前
個人
水害と共にある家
10日前
個人
津波と共にある漁港
10日前
個人
地滑りと共にある山荘
10日前
積水樹脂株式会社
フェンス
21日前
GHL株式会社
建物
1か月前
個人
パーティション
10日前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
23日前
大成建設株式会社
合成柱
15日前
株式会社オカムラ
ブース
23日前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
23日前
鹿島建設株式会社
制震架構
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
9日前
鹿島建設株式会社
補強構造
1か月前
個人
ツリー型太陽光発電システム
1か月前
個人
ペグ
今日
鹿島建設株式会社
外断熱構造
1か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
1日前
文化シヤッター株式会社
階段
1か月前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
有限会社守矢建設
建築物
29日前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
株式会社オカムラ
パネル構造体
8日前
株式会社大林組
制振構造
1か月前
三協立山株式会社
パネル構造体
1か月前
株式会社大林組
免震構造物
1か月前
積水ハウス株式会社
建築物
25日前
株式会社大林組
タワーの支持構造
14日前
トヨタホーム株式会社
建物
22日前
株式会社大林組
タワーの支持構造
14日前
ミサワホーム株式会社
ブース家具
1か月前
トヨタホーム株式会社
住宅
1か月前
続きを見る
他の特許を見る