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公開番号2025091292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206478
出願日2023-12-06
発明の名称情報処理装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06F 21/31 20130101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約【課題】リモートUIを構成する画面に応じて適切なアクセス制御を行うことができる。
【解決手段】外部装置と通信可能な情報処理装置であって、利用者による操作を受け付けることが可能な、情報処理装置の外面に設けられた操作部と、外部装置から情報処理装置へのリモート接続の要求を受信する受信手段と、受信手段で要求を受信すると、操作部に対する操作に基づいて要求を許可するための第1の認証を行う第1の認証手段と、を備える情報処理装置を提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
外部装置と通信可能な情報処理装置であって、
利用者による操作を受け付けることが可能な、前記情報処理装置の外面に設けられた操作部と、
前記外部装置から前記情報処理装置へのリモート接続の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段で前記要求を受信すると、前記操作部に対する操作に基づいて前記要求を許可するための第１の認証を行う第１の認証手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第１の認証手段により前記第１の認証が成功すると、前記要求が示す画面を、前記外部装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記外部装置において行われる認証操作に基づいて前記要求を許可するための第２の認証を行う第２の認証手段をさらに備えることを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記受信手段で前記要求を受信すると、前記送信手段は、前記第１の認証に関する情報が表示された認証画面を、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記送信手段での前記認証画面の送信毎に、前記認証画面に表示された前記第１の認証に関する情報として前記操作部に対する操作の内容を異ならせることを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記受信手段で受信した前記要求が示す画面が前記情報処理装置にアクセスするための特定のページである場合、前記送信手段は、前記特定のページを前記外部装置へ送信し、
前記特定のページには、前記情報処理装置の設定を変更することが可能な複数の設定画面のそれぞれにアクセスするための複数の要素が表示され、
前記複数の設定画面のそれぞれには、異なる認証レベルを要求する複数の要求レベルのうちいずれかが設定されることを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記複数の要求レベルは、
第１の認証レベルを要求する第１の要求レベルと、
第２の認証レベルを要求する第２の要求レベルと、
第１の認証レベルまたは第２の認証レベルのいずれかを要求する第３の要求レベルと、
第１の認証レベルと第２の認証レベルの両方を要求する第４の要求レベル
の一部または全部であることを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記第１の認証手段は、前記第１の認証が成功した場合、前記外部装置が前記設定画面へアクセスするための権限のレベルを前記第１の認証レベルにして、前記設定画面へのアクセスを許可し、
前記第２の認証手段は、前記第２の認証が成功した場合、前記外部装置が前記設定画面へアクセスするための権限のレベルを前記第１の認証レベルにして、前記設定画面へのアクセスを許可することを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記特定のページには、前記情報処理装置の設定を変更することができない、前記情報処理装置の状態を表示する表示画面にアクセスするための要素が表示され、
前記表示画面には、前記第１の認証レベルおよび前記第２の認証レベルのいずれも要求しない要求レベルが設定されることを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記第２の認証レベルは、前記第１の認証レベルよりも高く、
前記受信手段が、前記設定画面へアクセスするための権限のレベルが第２の認証レベルである前記外部装置から、前記第１の認証レベルを要求する要求レベルが設定されている設定画面の要求を受信した場合、前記送信手段は、前記第１の認証レベルを要求する要求レベルが設定されている設定画面を送信することを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、外部機器から装置の設定を行うことができる情報処理装置に関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
ネットワーク接続可能な情報処理装置の中には、ネットワーク経由で接続された外部装置から、各種設定を行う手段を提供する装置がある。具体的には、当該情報処理装置は、各種設定操作に必要な画面を外部装置に提供し、外部装置で行われた操作結果を受け取って、その操作結果を反映する。以降、情報処理装置が外部装置に提供する、当該情報処理装置に対する操作手段を、「リモートＵＩ」と称する。
【０００３】
インターネットおよび無線ＬＡＮの技術の普及に伴い、情報処理装置としてプリンタと外部装置とを無線ＬＡＮで接続するケースが増えてきている。これに伴い、ネットワークへの接続環境を整える際に、ネットワーク環境構築に精通していない利用者が無線ＬＡＮを導入するケースが増えている。一方で、このような利用者は、リモートＵＩを準備したり、認証に必要なパスワードを間違いなく入力して接続したりするという操作を行うことができない場合も多い。
【０００４】
特許文献１には、リモートＵＩを利用可能にする方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２０－１６６７３６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
適切なアクセス制御を行う技術が求められている。
【０００７】
本開示は、適切なアクセス制御を行う情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、外部装置と通信可能な情報処理装置であって、利用者による操作を受け付けることが可能な、前記情報処理装置の外面に設けられた操作部と、前記外部装置から前記情報処理装置へのリモート接続の要求を受信する受信手段と、前記受信手段で前記要求を受信すると、前記操作部に対する操作に基づいて前記要求を許可するための第１の認証を行う第１の認証手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、適切なアクセス制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
システムの構成の一例を示す図である。
プリンタの一例を示す外観図である。
プリンタの操作パネルの構成の一例を示す図である。
プリンタの構成の一例を示すブロック図である。
プリンタ上で動作するソフトウェアのモジュール構成の一例を示す図である。
スマートフォンの構成の一例を示すブロック図である。
スマートフォン上で動作するソフトウェアのモジュール構成の一例を示す図である。
リモートＵＩのページ構成の一例を示す図である。
リモートＵＩのページ画面の一例を示す図である。
リモートＵＩの認証画面の一例を示す図である。
認証レベルと要求レベルによる状態遷移の様子の一例を示す図である。
プリンタの処理の一例を示すフローチャートである。
リモートＵＩリクエスト受信時のプリンタの処理の一例を示すフローチャートである。
簡易認証時のキー操作認証プロセスにおけるプリンタの処理の一例を示すフローチャートである。
認証時のプリンタとスマートフォンの間の情報のやり取りの一例を示すシーケンス図である。
リモートＵＩ認証画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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