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公開番号2025091553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206831
出願日2023-12-07
発明の名称バルーンカテーテル
出願人株式会社塚田メディカル・リサーチ,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 5/00 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、センサが外部に飛び出し難いバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
【解決手段】
バルーンカテーテル100において、内腔15に連通する開口16,17が形成されたチューブ12と、前記チューブ12の外周に設けられたバルーン13と、伝送ケーブル32の先端に設けられて前記内腔15内を前記伝送ケーブル32とともに移動自在なセンサ本体31とを備え、前記センサ本体31は、前記バルーン13の内側に位置するようにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
バルーンカテーテルにおいて、
内腔に連通する開口が形成されたチューブと、
前記チューブの外周に設けられたバルーンと、
伝送ケーブルの先端に設けられて前記内腔内を前記伝送ケーブルとともに移動自在なセンサ本体とを備え、
前記センサ本体は、前記バルーンの内側に位置することを特徴とする、バルーンカテーテル。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバルーンカテーテルにおいて、
前記伝送ケーブルは、前記チューブの基端側に取り付けられた固定部を介して前記チューブに対して固定されたことを特徴とする、バルーンカテーテル。
【請求項3】
請求項2に記載のバルーンカテーテルにおいて、
前記固定部から前記センサ本体の先端までの長さは、前記固定部から前記バルーンの先端側膨張端までの長さと同じまたはより短いことを特徴とする、バルーンカテーテル。
【請求項4】
請求項2に記載のバルーンカテーテルにおいて、
前記固定部から前記センサ本体の先端までの長さは、前記固定部から前記バルーンの基端側膨張端までの長さと同じまたはより長いことを特徴とする、バルーンカテーテル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルーンカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
集中治療室の入院患者の30~50%に発生している急性腎傷害(AKI:Acute Kidney Injury)は、軽症であっても患者の予後に悪影響を与えており、血液浄化が必要になった場合の死亡率は60%にも及んでいる。また、慢性腎不全への移行も問題となっている。AKIは、腎髄質の低酸素が発症原因の1つであり、膀胱内の尿中酸素分圧を測定することにより腎髄質酸素分圧を推定できると考えられている。この膀胱内の尿中の酸素分圧を測定するために、尿道カテーテルの側孔部から酸素分圧測定センサを突出させて膀胱内または膀胱壁の酸素分圧を測定する尿道カテーテルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-505505
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術による尿道カテーテルでは、酸素分圧測定センサをカテーテル本体の先端から側方に突出させていたため、尿道カテーテルを挿入する際に酸素分圧センサが尿道に当たってしまったり、酸素分圧を適切に測定できなかったりする恐れがあった。
【0005】
また、酸素分圧測定センサの先端部分がバルーンの前方、かつ、側孔の近傍に配置または固定されていたとしても、カテーテル本体を尿道に挿入していく過程で、特に男性の場合左右上下に動く振り子部や屈曲している球部、締まった筋肉の括約筋を乗り越える部分では、カテーテルの先端部分は柔らかく強度が弱いことによりキンクが発生し易かった。また、側孔が形成されていることにより、側孔の近傍にステンレス等の金属製のセンサがあるとキンクした際に側孔から金属製のセンサが飛び出して尿道に当たってしまう恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記従来の技術による課題を解消し、センサが外部に飛び出し難いバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、バルーンカテーテルにおいて、内腔に連通する開口が形成されたチューブと、前記チューブの外周に設けられたバルーンと、伝送ケーブルの先端に設けられて前記内腔内を前記伝送ケーブルとともに移動自在なセンサ本体とを備え、前記センサ本体は、前記バルーンの内側に位置することを特徴とする。
【0008】
この場合おいて、前記伝送ケーブルは、前記チューブの基端側に取り付けられた固定部を介して前記チューブに対して固定されていてもよい。前記固定部から前記センサ本体の先端までの長さは、前記固定部から前記バルーンの先端側膨張端までの長さと同じまたはより短くてもよい。前記固定部から前記センサ本体の先端までの長さは、前記固定部から前記バルーンの基端側膨張端までの長さと同じまたはより長くてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、センサが外部に飛び出し難いバルーンカテーテルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
バルーンカテーテルの側面図を示す。
図2(a)は、バルーンが収縮した状態のバルーンカテーテル先端の横断面図を示し、図2(b)は、チューブの縦断面図を示す。
バルーンが膨張した状態のバルーンカテーテル先端の横断面図を示す。
バルーンカテーテル基端の横断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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