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公開番号2025091839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207333
出願日2023-12-08
発明の名称情報処理装置、プログラム、遠隔リハビリ用システム、および、情報処理方法
出願人株式会社リモハブ
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類G16H 40/67 20180101AFI20250612BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】遠隔リハビリにおける医療者による毎回の負荷処方の設定が不要となる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、遠隔リハビリの患者に関連する患者関連情報を取得する患者関連情報取得部1206と、患者関連情報に基づき、遠隔リハビリにおけるリハビリ運動についての負荷処方の案である負荷処方案を生成する負荷処方案生成部1207と、生成された負荷処方案を表示するための負荷処方案表示情報を生成する負荷処方案表示情報生成部1208と、を備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遠隔リハビリの患者に関連する患者関連情報を取得する患者関連情報取得部と、
前記患者関連情報に基づき、遠隔リハビリにおけるリハビリ運動についての負荷処方の案である負荷処方案を生成する負荷処方案生成部と、
生成された前記負荷処方案を表示するための負荷処方案表示情報を生成する負荷処方案表示情報生成部と、を備えた
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記遠隔リハビリは、心疾患の患者を対象とした心臓遠隔リハビリである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記負荷処方案表示情報に基づいて前記負荷処方案が表示された医療者用端末から、前記負荷処方を決定する旨を示す決定指示を受け付ける決定指示受付部と、
前記負荷処方を示す情報である負荷処方情報を、患者用システムに送信する負荷処方情報送信部と、を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記負荷処方情報送信部は、前記決定指示受付部が、前記医療者用端末から、前記決定指示を受け付け、かつ、前記負荷処方情報を受け付けなかった場合、前記負荷処方案の内容を前記負荷処方の内容として示す前記負荷処方情報を、前記患者用システムに送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定指示受付部は、前記医療者用端末から、前記負荷処方案の内容が変更された前記負荷処方を示す前記負荷処方情報と、前記決定指示とを受け付ける
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記医療者用端末から前記負荷処方情報の保存指示を受け付け、前記負荷処方を前記患者関連情報に含めて記憶部に保存させる負荷処方保存処理部を備えた
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記負荷処方案生成部は、前記患者が前記リハビリ運動を開始する前に、前記リハビリ運動の開始前に行われる前記患者に対する問診の結果を示す情報に基づき、前記負荷処方案を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記負荷処方案生成部は、前記リハビリ運動の開始前に取得された前記患者関連情報に含まれた前記負荷処方が示す負荷値に対し、前記負荷値を-10W~-1Wの範囲で減少させた前記負荷処方案を生成する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記負荷処方案生成部は、前記リハビリ運動の開始前に取得された前記患者関連情報に含まれた前記負荷処方が示す負荷時間に対し、前記負荷時間を-5分~-1分の範囲で減少させた前記負荷処方案を生成する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記負荷処方案生成部は、前記患者が前記リハビリ運動をしている間に、前記リハビリ運動中の前記患者の状態に基づき、前記負荷処方案を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラム、遠隔リハビリ用システム、および、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、通院によるリハビリテーション(以下「リハビリテーション」を単に「リハビリ」という。)は、日々の仕事、通院距離または通院手段の問題などから、患者への負担が大きく、継続率が高くないという状況を背景として、いわゆる遠隔リハビリが提案されている。例えば非特許文献1には、患者の心臓に負荷をかけながら遠隔リハビリを行う心臓遠隔リハビリについて開示されている。心臓遠隔リハビリ等の各種の遠隔リハビリ時のリハビリ運動において、患者には、その状態に応じて、適切な種類の適切な大きさの負荷が順次与えられる。どのような順番でどの種類のどのような大きさの負荷をどのような長さ(時間)で患者に与えるかを示す手順を、ここでは「負荷処方」という。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
”A Low-Cost Virtual Reality Bike for Remote Cardiac Rehabilitation” International Conference on Virtual Reality and Augmented Reality EuroVR 2017: Virtual Reality and Augmented Reality pp 155-166
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、例えば心臓遠隔リハビリにおける負荷処方については、毎回、医療者がその内容を判断し、判断した負荷処方の内容を医療者用端末において手動で設定し、心臓遠隔リハビリを行う患者側のシステムに送信する必要があるという課題があった。心臓遠隔リハビリにおける負荷処方の内容は、設定すべき項目等が多岐にわたるため、毎回の上述の作業は、医療者にとって負担が大きかった。また、心疾患以外の患者を対象とする遠隔リハビリにおいても同様の負担があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、遠隔リハビリにおける医療者による毎回の負荷処方の設定が不要となる情報処理装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理装置は、遠隔リハビリの患者に関連する患者関連情報を取得する患者関連情報取得部と、患者関連情報に基づき、遠隔リハビリにおけるリハビリ運動についての負荷処方の案である負荷処方案を生成する負荷処方案生成部と、生成された負荷処方案を表示するための負荷処方案表示情報を生成する負荷処方案表示情報生成部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、上記のように構成したので、遠隔リハビリにおける医療者による毎回の負荷処方の設定が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る遠隔リハビリテーションシステムの構成例を示す図である。
実施の形態1に係る情報処理装置が備える演算部の構成例を示す図である。
実施の形態1に係る患者用端末が備える演算部の構成例を示す図である。
実施の形態1に係る医療者用端末が備える演算部の構成例を示す図である。
実施の形態1に係る情報処理装置、患者用端末、または、医療者用端末のハードウェア構成例を示す図である。
実施の形態1に係る情報処理装置による患者用端末に対する動作例を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る患者用端末により表示されるレジスタンス運動画面の一例を示す図である。
実施の形態1に係る患者用端末により表示されるバイク運動画面の一例を示す図である。
実施の形態1に係る情報処理装置による医療者用端末に対する動作例を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る医療者用端末により表示されるホーム画面の一例を示す図である。
図11Aは、実施の形態1に係る医療者用端末により表示される患者情報管理画面に含まれるレジスタンス設定画面の一例を示す図であり、図11Bは、実施の形態1に係る医療者用端末により表示される患者情報管理画面に含まれるバイク運動設定画面の一例を示す図である。
実施の形態1に係る情報処理装置による負荷処方案の生成手順を示すフローチャートである。
図13Aは、実施の形態1に係る医療者用端末により表示されるレジスタンス運動の負荷処方案変更画面の一例を示す図であり、図13Bは、実施の形態1に係る医療者用端末により表示されるバイク運動の負荷処方案変更画面の一例を示す図である。
実施の形態1に係る医療者用端末により表示されるリハビリ監視用画面の一例を示す図である。
実施の形態1に係る医療者用端末により表示されるリハビリ監視用画面の一例を示す図である。
実施の形態2に係る患者用端末により表示される運動前問診票作成画面の一例を示す図である。
実施の形態2に係る患者用端末により表示される体重血圧入力画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
遠隔リハビリテーションシステムでは、図1に示すように、情報処理装置1、患者用システム2、および、医療者用端末3が、ネットワーク4を介して接続されている。なお、図1では、患者用システム2を1つのみ示しているが、ネットワーク4には、複数の患者用システム2が接続され得る。また、図1では、医療者用端末3を1つのみ示しているが、ネットワーク4には、複数の医療者用端末3が接続され得る。
なお、以下では、ネットワーク4に複数の患者用システム2が接続される場合を例に説明を行う。また、1つの医療者用端末3は、後述のとおり、複数の患者に関する情報を表示する機能を有しているところ、監視中の患者が1人であれば当該患者に関する情報のみを表示する状況もあり得るが、以下では、特に、監視中の患者が複数人であって複数の患者に関する情報を同時に表示する場合を例に説明を行う。
ネットワーク4としては、既存の電気通信回線が利用できる。ネットワーク4は、例えばインターネットである。
【0010】
また、以下では、遠隔リハビリテーションシステムが、心疾患に対するリハビリテーションを支援するシステムである場合を例に説明を行う。また、以下では、遠隔リハビリテーションシステムが支援する、心疾患に対するリハビリテーションを「心臓遠隔リハビリ」とも称する。なお、リハビリテーションの対象となる疾患の種類は、これに限らない。すなわち、遠隔リハビリテーションシステムは、心疾患以外の疾患に対するリハビリテーションを支援するシステム、例えば、脳卒中または癌等の疾患に対するリハビリテーションを支援するシステムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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