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公開番号2025086409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200338
出願日2023-11-28
発明の名称健康リスク推定システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 40/00 20180101AFI20250602BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】対象者の健康上のリスクを好適に推定可能な健康リスク推定システムを提供する。
【解決手段】対象者の動作を検出可能な対象者検出センサ110と、対象者検出センサ110の検出結果に基づいて、前記対象者の行動を推定可能な行動推定部と、行動の前後において、対象者の血圧に関する情報を検出可能な対象者検出センサ110と、対象者検出センサ110の検出結果に基づいて、行動の前の前記対象者の血圧と、行動の後の対象者の血圧と、の変動を示す血圧変動性データを取得する血圧変動性データ取得部と、第一の時間の血圧変動性データである第一血圧変動性データと、第一の時間よりも過去のものであって、第一血圧変動性データの行動と同様な行動の血圧変動性データである第二血圧変動性データと、の比較結果に基づいて対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象者の動作を検出可能な動作検出部と、
前記動作検出部の検出結果に基づいて、前記対象者の行動を推定可能な行動推定部と、
前記行動の前後において、前記対象者の血圧に関する情報を検出可能な血圧検出部と、
前記血圧検出部の検出結果に基づいて、前記行動の前の前記対象者の血圧と、前記行動の後の前記対象者の血圧と、の変動を示す血圧変動性データを取得する血圧変動性データ取得部と、
第一の時間の前記血圧変動性データである第一血圧変動性データと、前記第一の時間よりも過去のものであって、前記第一血圧変動性データの前記行動と同様な行動の前記血圧変動性データである第二血圧変動性データと、の比較結果に基づいて前記対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、
を具備する健康リスク推定システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記行動には、前記対象者の想定される動作に応じて設定された複数種類の特定行動が含まれ、
前記血圧変動性データ取得部は、
前記特定行動の前の前記対象者の血圧と、前記特定行動の後の前記対象者の血圧と、の変動を示す前記血圧変動性データを取得可能である、
請求項1に記載の健康リスク推定システム。
【請求項3】
前記行動推定部は、
前記動作検出部の検出結果に基づいて、予め設定された特定エリアへの前記対象者の移動と、前記特定エリアにおける前記対象者の姿勢の変化と、のうちの少なくとも一方を検出した場合に、前記対象者が前記特定行動を行ったことを推定可能である、
請求項2に記載の健康リスク推定システム。
【請求項4】
前記血圧検出部は、
非接触で前記対象者の血圧に関する情報を検出可能である、
請求項1に記載の健康リスク推定システム。
【請求項5】
前記血圧検出部及び前記動作検出部は、共通の装置である、
請求項1に記載の健康リスク推定システム。
【請求項6】
前記動作検出部が検出した前記対象者の動作に関する時間の情報を取得可能な時間情報取得部を具備し、
前記行動推定部は、
前記動作検出部の検出結果と、前記時間情報取得部の取得結果を、に基づいて前記対象者の前記行動を推定する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の健康リスク推定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、健康リスク推定システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、対象者の健康上のリスク(健康リスク)を推定するシステムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、室内の温度差に基づく分析対象者の血圧変動値を推定すると共に、上記血圧変動値に基づいて分析対象者の健康リスクを分析する技術が開示されている。上記特許文献1に記載された発明によれば、室内温度環境の変化に伴う健康リスクを示すことができる。
【0004】
しかしながら、血圧は、様々な影響を受けて変動する。上記特許文献1に記載された発明では、室内温度環境以外の血圧変動の要因を考慮していないため、対象者の健康上のリスクを好適に推定し難いことが想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-67183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、対象者の健康上のリスクを好適に推定可能な健康リスク推定システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、対象者の動作を検出可能な動作検出部と、前記動作検出部の検出結果に基づいて、前記対象者の行動を推定可能な行動推定部と、前記行動の前後において、前記対象者の血圧に関する情報を検出可能な血圧検出部と、前記血圧検出部の検出結果に基づいて、前記行動の前の前記対象者の血圧と、前記行動の後の前記対象者の血圧と、の変動を示す血圧変動性データを取得する血圧変動性データ取得部と、第一の時間の前記血圧変動性データである第一血圧変動性データと、前記第一の時間よりも過去のものであって、前記第一血圧変動性データの前記行動と同様な行動の前記血圧変動性データである第二血圧変動性データと、の比較結果に基づいて前記対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記行動には、前記対象者の想定される動作に応じて設定された複数種類の特定行動が含まれ、前記血圧変動性データ取得部は、前記特定行動の前の前記対象者の血圧と、前記特定行動の後の前記対象者の血圧と、の変動を示す前記血圧変動性データを取得可能であるものである。
【0010】
請求項3においては、前記行動推定部は、前記動作検出部の検出結果に基づいて、予め設定された特定エリアへの前記対象者の移動と、前記特定エリアにおける前記対象者の姿勢の変化と、のうちの少なくとも一方を検出した場合に、前記対象者が前記特定行動を行ったことを推定可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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