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公開番号2025086410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200339
出願日2023-11-28
発明の名称健康リスク推定システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20250602BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】対象者の健康リスクを好適に推定可能な健康リスク推定システムを提供する。
【解決手段】対象者の動作を検出可能な対象者検出センサ110と、対象者検出センサ110の検出結果に基づいて、対象者の行動を推定可能な行動推定部と、行動の前後において、対象者の歩行に関するデータである歩行速度データを検出可能な対象者検出センサ110と、対象者検出センサ110の検出結果に基づいて、行動の前の対象者の歩行速度データと、行動の後の対象者の歩行速度データと、の変動を示す歩行速度変動性データを取得する歩行変動性データ取得部と、現在の歩行速度変動性データと、過去の歩行速度変動性データと、の比較結果に基づいて前記対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象者の動作を検出可能な動作検出部と、
前記動作検出部の検出結果に基づいて、前記対象者の行動を推定可能な行動推定部と、
前記行動の前後において、前記対象者の歩行に関するデータである歩行データを検出可能な歩行データ検出部と、
前記歩行データ検出部の検出結果に基づいて、前記行動の前の前記対象者の前記歩行データと、前記行動の後の前記対象者の前記歩行データと、の変動を示す歩行変動性データを取得する歩行変動性データ取得部と、
第一の時間の前記歩行変動性データである第一歩行変動性データと、前記第一の時間よりも過去のものであって、前記第一歩行変動性データの前記行動と同様な行動の前記歩行変動性データである第二歩行変動性データと、の比較結果に基づいて前記対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、
を具備する健康リスク推定システム。
続きを表示（約 520 文字）【請求項２】
前記歩行データ検出部は、
非接触で前記対象者の前記歩行データを検出可能である、
請求項１に記載の健康リスク推定システム。
【請求項３】
前記歩行データ検出部は、
前記歩行データとして、前記対象者の歩行速度を検出する、
請求項１に記載の健康リスク推定システム。
【請求項４】
前記動作検出部の検出結果に基づいて、前記対象者の歩行の移動軌跡を推定可能な移動軌跡推定部を具備し、
前記歩行変動性データ取得部は、
前記行動の前後の前記歩行データであって、互いに同様な移動軌跡の歩行に基づく前記歩行データを用いて、前記歩行変動性データを取得する、
請求項１に記載の健康リスク推定システム。
【請求項５】
前記動作検出部が検出した前記対象者の動作に関する時間の情報を取得可能な時間情報取得部を具備し、
行動推定部は、
前記動作検出部の検出結果と、前記時間情報取得部の取得結果と、に基づいて前記対象者の前記行動を推定する、
請求項１から請求項４までのいずれか一項に記載の健康リスク推定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、健康リスク推定システムの技術に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、対象者の健康上のリスク（健康リスク）を推定するシステムの技術は公知となっている。例えば、特許文献１に記載の如くである。
【０００３】
特許文献１には、被験者の歩行に関するデータである歩行データを用いて、被験者の転倒リスクを評価（推定）する技術が開示されている。特許文献１に記載の発明では、被験者の歩行データを取得すると共に、歩行データを閾値と比較することで、被験者の転倒リスクを評価している。
【０００４】
しかしながら、歩行データは様々な影響を受けて変動する。このため、単純に歩行データを比較する方法では、対象者の健康リスク（転倒リスク）を好適に推定し難いことが想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２１－０３００５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、対象者の健康リスクを好適に推定可能な健康リスク推定システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【０００８】
即ち、請求項１においては、対象者の動作を検出可能な動作検出部と、前記動作検出部の検出結果に基づいて、前記対象者の行動を推定可能な行動推定部と、前記行動の前後において、前記対象者の歩行に関するデータである歩行データを検出可能な歩行データ検出部と、前記歩行データ検出部の検出結果に基づいて、前記行動の前の前記対象者の前記歩行データと、前記行動の後の前記対象者の前記歩行データと、の変動を示す歩行変動性データを取得する歩行変動性データ取得部と、第一の時間の前記歩行変動性データである第一歩行変動性データと、前記第一の時間よりも過去のものであって、前記第一歩行変動性データの前記行動と同様な行動の前記歩行変動性データである第二歩行変動性データと、の比較結果に基づいて前記対象者の健康リスクを推定可能な健康リスク推定部と、を具備するものである。
【０００９】
請求項２においては、前記歩行データ検出部は、非接触で前記対象者の前記歩行データを検出可能であるものである。
【００１０】
請求項３においては、前記歩行データ検出部は、前記歩行データとして、前記対象者の歩行速度を検出するものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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