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公開番号
2025092020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207637
出願日
2023-12-08
発明の名称
制御システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
B60R
16/04 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】通信中継器を経由して装置間で車載装置(補機バッテリなど)の制御に関わる情報を通信する構成において、通信中継器の間欠的な動作と車載装置の適切な制御とを両立させることができる制御システムを提供する。
【解決手段】車載装置を制御するために車両に搭載される制御システムであって、車載装置の状態を取得し、車載装置の状態に基づく情報を送信する第1制御装置と、第1制御装置から情報を受信し、情報に基づいて車載装置を制御する第2制御装置と、第1制御装置と第2制御装置との間における情報の通信を中継する通信中継器と、を備え、車両が駐車中である場合、通信中継器は、中継動作を間欠的に停止させ、第2制御装置は、通信中継器が動作している間は、第1制御装置から通信中継器を介して受信する情報に基づく制御を行い、通信中継器が停止している間は、通信中継器が停止する直前の制御を維持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車載装置を制御するために車両に搭載される制御システムであって、
前記車載装置の状態を取得し、前記車載装置の状態に基づく情報を送信する第1制御装置と、
前記第1制御装置から前記情報を受信し、前記情報に基づいて前記車載装置を制御する第2制御装置と、
前記第1制御装置と前記第2制御装置との間における前記情報の通信を中継する通信中継器と、を備え、
前記車両が駐車中である場合、
前記通信中継器は、中継動作を間欠的に停止させ、
前記第2制御装置は、前記通信中継器が動作している間は、前記第1制御装置から前記通信中継器を介して受信する前記情報に基づく制御を行い、前記通信中継器が停止している間は、前記通信中継器が停止する直前の制御を維持する、制御システム。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記車載装置は、バッテリであり、
前記第1制御装置は、前記車載装置の状態として前記バッテリに流れる電流を取得し、前記電流の積算値を前記情報として送信する、請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第2制御装置は、前記情報として受信する前記電流の積算値が放電状態を示している場合、前記放電状態が解消される方向に前記バッテリを制御し、前記電流の積算値が充電状態を示している場合、前記充電状態が解消される方向に前記バッテリを制御する、請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第2制御装置は、前記バッテリとは異なる他のバッテリの電力を入力して変換後の電力を前記バッテリに出力するDCDCコンバーターに対して、前記DCDCコンバーターの出力電圧を指示する指示電圧値を制御して前記バッテリを制御する、請求項3に記載の制御システム。
【請求項5】
前記車両が駐車中である場合、
前記第1制御装置および前記第2制御装置は、前記バッテリにおいて所定の電流の流出が検出されている期間に動作し、
前記通信中継器は、前記第1制御装置および前記第2制御装置が動作している前記期間において間欠動作を行う、請求項2ないし4のいずれか1項に記載の制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載された制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、走行用の電力を蓄える高圧バッテリ(第1の蓄電装置)と補機用の電力を蓄える補機バッテリ(第2の蓄電装置)とを備える車両の電源システムが、開示されている。この電源システムでは、駐車中に補機バッテリの蓄電量を監視し、補機バッテリの蓄電量が低下した場合に高圧バッテリの電力で補機バッテリを充電することで、補機バッテリの上がりを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-140268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高圧バッテリの電力を用いた補機バッテリの充電制御を適切に実施するためには、この充電制御を司る装置に、補機バッテリの情報を与える必要がある。この補機バッテリの情報は、この情報を取得する装置とバッテリの充電制御を司る装置とを結んだ配線(ジカ線)によって直接送受信されたり、両方の装置を含む通信ネットワークを用いた通信によって送受信されたりする。
【0005】
通信ネットワークを用いてバッテリの情報を取得する装置とバッテリの充電制御を司る装置との間で補機バッテリの情報を送受信する場合、これらの装置間に通信中継器が挿入される場合がある。この通信中継器は、中継動作に電力を必要とする機器である。よって、通信中継器を経由して補機バッテリの情報を通信する構成においては、駐車中などの発電がされない場面などでのバッテリ上がりを防止するために、通信中継器を間欠的に動作させて消費電力をできるだけ削減させることが望ましい。
【0006】
しかしながら、通信中継器を間欠的に動作させると、通信中継器が停止している期間にバッテリの情報を取得する装置からバッテリの充電制御を司る装置に補機バッテリの情報が届かなくなり、バッテリの充電制御を司る装置によって補機バッテリの充電制御を適切に実施できなくなるという課題がある。
【0007】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、通信中継器を経由して装置間で車載装置(補機バッテリなど)の制御に関わる情報を通信する構成において、通信中継器の間欠的な動作と車載装置の適切な制御とを両立させることができる制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車載装置を制御するために車両に搭載される制御システムであって、車載装置の状態を取得し、状態に基づく情報を送信する第1制御装置と、第1制御装置から情報を受信し、車載装置の情報に基づいて車載装置を制御する第2制御装置と、第1制御装置と第2制御装置との間における情報の通信を中継する通信中継器と、を備え、車両が駐車中である場合、通信中継器は、中継動作を間欠的に停止させ、第2制御装置は、通信中継器が動作している間は、第1制御装置から通信中継器を介して受信する情報に基づく制御を行い、通信中継器が停止している間は、通信中継器が停止する直前の制御を維持する、制御システムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示の制御システムによれば、通信中継器を経由して装置間で車載装置の制御に関わる情報を通信する構成において、通信中継器の間欠的な動作と車載装置の適切な制御とを両立させことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る制御システムおよびその周辺部の機能ブロック図
制御システムが実行する補機バッテリ制御の処理フローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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