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公開番号
2025091294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206481
出願日
2023-12-06
発明の名称
電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/0585 20100101AFI20250611BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】導電部材から複数の電極の積層方向に直交する方向の荷重を受けたときに複数の集電体の集電箔どうしの間で大きな熱を伴う外部短絡が発生し難い電池を提供する。
【解決手段】集電体18と、集電体に形成された正極活物質層21及び負極活物質層19の少なくとも一方と、を有する複数の電極17、20、23、並びに、正極活物質層と負極活物質層の間に位置する複数のセパレータ25を所定の積層方向に積層することにより構成された積層体15を有し、集電体の一部が、正極活物質層及び負極活物質層が形成されていない集電箔18-1であり、積層方向に沿って積層体を見たときに、積層方向の中央部に位置する集電箔18Cの外周側端部が、積層方向の端部に位置する集電箔の外周側端部より外周側に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
集電体と、前記集電体に形成された正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方と、を有する複数の電極、並びに、前記正極活物質層と前記負極活物質層の間に位置する複数のセパレータを所定の積層方向に積層することにより構成された積層体を有し、
前記集電体の一部が、前記正極活物質層及び前記負極活物質層が形成されていない集電箔であり、
前記積層方向に沿って前記積層体を見たときに、前記積層方向の中央部に位置する前記集電箔の外周側端部が、前記積層方向の端部に位置する前記集電箔の外周側端部より外周側に位置する電池。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記積層方向の端部に位置する前記電極以外の前記電極が、前記集電体と、前記集電体の一方の面に形成された前記正極活物質層、及び前記集電体の他方の面に形成された前記負極活物質層と、を有するバイポーラ電極である請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記積層方向の中央に位置する前記集電箔の前記外周側端部が、前記積層方向の端部に位置する前記集電箔の前記外周側端部より外周側に位置する請求項1又は請求項2に記載の電池。
【請求項4】
前記積層方向に沿って前記積層体を見たときの前記積層方向に隣り合う前記集電箔の前記外周側端部の間の距離が、前記集電体の前記積層方向の寸法より大きい請求項1又は請求項2に記載の電池。
【請求項5】
前記積層方向に沿って前記積層体を見たときに最も外周側に位置する前記外周側端部を有する前記集電体を最大突出集電体と定義する場合に、
前記最大突出集電体以外の前記各集電体が、自身より前記最大突出集電体側に位置する前記集電体の前記集電箔の前記外周側端部より内周側に位置する前記外周側端部を有する請求項1又は請求項2に記載の電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、バイポーラ電極を含む複数の電極が所定の積層方向に積層された電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-168266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の電池が導電部材から上記積層方向に直交する方向の荷重を受けたときに、複数の集電体の集電箔どうしの間で大きな熱を伴う外部短絡が発生するおそれがある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、導電部材から複数の電極の積層方向に直交する方向の荷重を受けたときに複数の集電体の集電箔どうしの間で大きな熱を伴う外部短絡が発生し難い電池を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様の電池は、集電体と、前記集電体に形成された正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方と、を有する複数の電極、並びに、前記正極活物質層と前記負極活物質層の間に位置する複数のセパレータを所定の積層方向に積層することにより構成された積層体を有し、前記集電体の一部が、前記正極活物質層及び前記負極活物質層が形成されていない集電箔であり、前記積層方向に沿って前記積層体を見たときに、前記積層方向の中央部に位置する前記集電箔の外周側端部が、前記積層方向の端部に位置する前記集電箔の外周側端部より外周側に位置する。
【0007】
第1態様の電池では、積層体の積層方向に沿って積層体を見たときに、積層方向の中央部に位置する集電箔の外周側端部が、積層方向の端部に位置する集電箔の外周側端部より外周側に位置する。そのため電池が導電部材から積層方向に直交する方向の荷重を受けたときに、この導電部材が、中央部に位置する集電箔と、積層方向の端部に位置する集電箔とに同時に接触するおそれは小さい。換言すると、第1態様の電池では、複数の集電体の集電箔どうしの間で大きな熱を伴う外部短絡が発生し難い。
【0008】
第2態様の電池は、第1態様において、前記積層方向の端部に位置する前記電極以外の前記電極が、前記集電体と、前記集電体の一方の面に形成された前記正極活物質層、及び前記集電体の他方の面に形成された前記負極活物質層と、を有するバイポーラ電極である。
【0009】
第2態様の電池は、バイポーラ電極を備えない場合と比べて大きな電力を出力可能である。
【0010】
第3態様の電池は、第1態様又は第2態様において、前記積層方向の中央に位置する前記集電箔の前記外周側端部が、前記積層方向の端部に位置する前記集電箔の前記外周側端部より外周側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)
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