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公開番号
2025092267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023208042
出願日
2023-12-08
発明の名称
屋外構造物
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E04B
1/343 20060101AFI20250612BHJP(建築物)
要約
【課題】外観品質が損なわれる事態を防止し、かつ端部キャップが容易に脱落する事態を防止する。
【解決手段】柱10の上方部に取り付けられた梁20と、梁20を介して柱10に支持された屋根体40とを備える屋外構造物であって、屋根体40は、屋根部41の縁部に側枠42を備えて構成され、屋根部41には、少なくとも柱10に対向する後端縁部と柱10との間に隙間が確保され、隙間が確保された屋根部41の後端縁部と柱10との間に雨樋枠43が設けられ、雨樋枠43の後端縁部には後枠45が設けられ、後枠45の端部が側枠42の後端部に連結されている。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
柱の上方部に取り付けられた横材と、前記横材に支持された屋根体とを備える屋外構造物であって、
前記屋根体は、屋根部の縁部に側枠を備えて構成され、
前記屋根部には、少なくとも前記柱に対向する後端縁部と前記柱との間に隙間が確保され、当該隙間が確保された前記屋根部の後端縁部と前記柱との間に雨樋枠が設けられ、
前記雨樋枠の後端縁部には後枠が設けられ、前記後枠の端部が前記側枠の後端部に連結されていることを特徴とする屋外構造物。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記雨樋枠は前記柱の前面に固定され、前記後枠は前記雨樋枠の後端縁部において前記柱を除く部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の屋外構造物。
【請求項3】
前記雨樋枠には、前記屋根部の長手方向に沿った端部を載置する載置部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の屋外構造物。
【請求項4】
前記横材の下面には、前記横材の長手方向に交差する方向に沿って屋根支持材が設けられ、
前記屋根支持材の下面に前記屋根部が支持されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外構造物。
【請求項5】
上方から前記屋根支持材を介して前記屋根部にネジ部材を螺合することによって前記屋根部が前記屋根支持材に支持され、
上方から前記横材を介して前記屋根支持材にネジ部材を螺合することによって前記屋根支持材が前記横材に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の屋外構造物。
【請求項6】
前記横材及び前記屋根支持材には、それぞれ下縁部分から突出した突出片部が設けられ、前記突出片部を介してネジ部材を螺合することにより前記屋根支持材が前記横材に支持され、かつ前記屋根部が前記屋根支持材に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の屋外構造物。
【請求項7】
前記屋根部は、屋根材を複数並設することによって構成され、
前記屋根材は、前記横材の長手方向に沿って長手となるように構成され、前記横材に直交する方向に沿って互いに並設されていることを特徴とする請求項4に記載の屋外構造物。
【請求項8】
前記屋根部には、前縁部に前枠が設けられ、
前記前枠は、端部が前記側枠の前端部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外構造物。
【請求項9】
前記屋根部の上面には、個々の長手方向に沿い、前記雨樋枠に水を排出する導水路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の屋外構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーポート等の屋外構造物に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の屋外構造物では、屋根体の後端縁に雨樋枠を設けるようにしている。この屋外構造物によれば、降雨等の際に屋根体の水を雨樋枠に集めることにより、駐車スペースに水漏れが生じる事態を防止するようにしている。雨樋枠に集められた水は、例えば雨樋枠に接続された集水器及び柱に設けられた縦樋を通じて地面に排出するようにしている。屋根体には、前縁となる部分に前枠が装着され、両側縁となる部分にそれぞれ側枠が装着されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-308402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した雨樋枠は、両端に端部キャップを装着する必要がある。通常、雨樋枠は、前枠や側枠と同様、アルミニウム合金等の金属によって成形された押し出し形材が用いられる場合が多い。これに対して端部キャップは、水密性が要求されるため、樹脂材によって成形されている場合が多い。このため、屋根体には、金属によって成形された部分の一部に樹脂製の端部キャップが露出した状態となり、外観品質の点で必ずしも好ましいとはいえない。しかも、露出した端部キャップは、外力の影響を受け易く、外力が加えられた場合に脱落する懸念もある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、外観品質が損なわれる事態を防止し、かつ端部キャップが容易に脱落する事態を防止した屋外構造物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る屋外構造物は、柱の上方部に取り付けられた横材と、前記横材に支持された屋根体とを備える屋外構造物であって、前記屋根体は、屋根部の縁部に側枠を備えて構成され、前記屋根部には、少なくとも前記柱に対向する後端縁部と前記柱との間に隙間が確保され、当該隙間が確保された前記屋根部の後端縁部と前記柱との間に雨樋枠が設けられ、前記雨樋枠の後端縁部には後枠が設けられ、前記後枠の端部が前記側枠の後端部に連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、雨樋枠の端部が側枠によって覆われることになり、雨樋枠の端部に端部キャップを装着した場合にも外部に露出する事態を防止することができる。従って、端部キャップに外力が加えられるおそれもなくなり、容易に脱落する事態を防止することが可能になる。また、端部キャップに遮られることなく側枠と後枠とが連続して見えるため、外観品質の点でも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態である屋外構造物の正面図である。
図1に示した屋外構造物の側面図である。
図1に示した屋外構造物の平面図である。
図1に示した屋外構造物の柱と横材との連結部分を示す拡大縦断面図である。
図4の要部拡大図である。
図1に示した屋外構造物を後枠の部分で破断した縦断面図である。
図6において雨樋の部分を拡大した図である。
図6において屋根支持材の部分を拡大した図である。
図6において前枠部分を拡大した図である。
図1に示した屋外構造物の要部拡大平面図である。
図10に示した屋根体を分解した状態の平面図である。
図11に示した屋根体を組み立てた状態の平面図である。
図1に示した屋外構造物の横材、屋根支持材、屋根体の要部縦断面側面図である。
図13に示した屋外構造物の横材、屋根支持材、屋根体を分解した要部縦断面側面図である。
図1に示した屋外構造物に適用する屋根材を示すもので、(a)は基準となる屋根材の端面図、(b)は屋根体の一方の端部側に配設する端部前屋根材の端面図である。
図1に示した屋外構造物に適用する屋根材を示すもので、(a)は屋根体の両端部に配設する端部屋根材の端面図、(b)は端部屋根材に側枠を取り付けた状態の端面図である。
図1に示した屋外構造物を上方側から見た一部拡大斜視図である。
図17に示した屋外構造物を一部破断した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る屋外構造物の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1~図3は、本発明の実施の形態である屋外構造物を示すものである。ここで例示する屋外構造物は、外形が長方形で、平坦な駐車スペースを設置対象とするカーポートであり、柱10、梁(横材)20、複数の母屋(屋根支持材)30及び屋根体40を備えている。
【0010】
柱10は、アルミニウム合金等の金属によって成形したもので、断面が長方形の筒状に構成してある。この柱10は、駐車スペースの一方の側縁に沿って前方側となる部分及び後方側となる部分にそれぞれ鉛直方向に沿って立設してある。地面からの突出寸法は、前後の柱10で同じである。柱10において駐車スペース側に位置する側面10aには、側面10aとの間に隙間を確保した状態で柱カバー11が設けてある。なお、柱10の断面形状は必ずしも長方形である必要はなく、例えば断面が円形の柱を適用することも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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