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公開番号2025095234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211104
出願日2023-12-14
発明の名称アンプ及びモータ装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H03F 3/70 20060101AFI20250619BHJP(基本電子回路)
要約【課題】応答速度を高速化できるアンプを提供する。
【解決手段】アンプ(A1)は、入力端(INP、INN)が共通接続される第1スイッチトキャパシタアンプ(1A)及び第2スイッチトキャパシタアンプ(1B)と、前記第1スイッチトキャパシタアンプを基準取得フェーズにし前記第2スイッチトキャパシタアンプを信号伝搬フェーズにする第1制御状態と、前記第1スイッチトキャパシタアンプを信号伝搬フェーズにし、前記第2スイッチトキャパシタアンプを基準取得フェーズにする第2制御状態と、を実行するように構成されたコントローラ(2)と、前記第1スイッチトキャパシタアンプの出力及び前記第2スイッチトキャパシタアンプの出力のうち信号伝搬フェーズである方の出力を選択して出力するように構成されたセレクタ(3)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力端が共通接続される第1スイッチトキャパシタアンプ及び第2スイッチトキャパシタアンプと、
前記第1スイッチトキャパシタアンプを基準取得フェーズにし前記第2スイッチトキャパシタアンプを信号伝搬フェーズにする第1制御状態と、前記第1スイッチトキャパシタアンプを前記信号伝搬フェーズにし、前記第2スイッチトキャパシタアンプを前記基準取得フェーズにする第2制御状態と、を実行するように構成されたコントローラと、
前記第1スイッチトキャパシタアンプの出力及び前記第2スイッチトキャパシタアンプの出力のうち前記信号伝搬フェーズである方の出力を選択して出力するように構成されたセレクタと、
を備える、アンプ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記セレクタを制御するように構成されている、請求項1に記載のアンプ。
【請求項3】
各前記基準取得フェーズの期間は、各前記信号伝搬フェーズの期間よりも短い、請求項1に記載のアンプ。
【請求項4】
前記コントローラは、前記第1スイッチトキャパシタアンプ及び前記第2スイッチトキャパシタアンプをともに前記信号伝搬フェーズにする第3制御状態を実行するように構成されている、請求項3に記載のアンプ。
【請求項5】
前記第3制御状態の開始から前記セレクタの選択切替タイミングまでの期間は、前記セレクタの前記選択切替タイミングから前記第3制御状態の終了までの期間より長い、請求項4に記載のアンプ。
【請求項6】
前記セレクタの前記選択切替タイミングの直後に前記第3制御状態が終了する、請求項5に記載のアンプ。
【請求項7】
前記第1スイッチトキャパシタアンプが前記基準取得フェーズである期間と前記第2スイッチトキャパシタアンプの前記基準取得フェーズある期間とは離れている、請求項3に記載のアンプ。
【請求項8】
モータと、
前記モータを駆動するように構成されたモータドライバと、
シャント抵抗と、
前記シャント抵抗の両端電位差を増幅するように構成された請求項1~7のいずれか一項に記載のアンプと、
を備える、モータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アンプ及びモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、アンプの一形態としてスイッチトキャパシタ増幅回路が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されているスイッチトキャパシタ増幅回路は、信号源から入力電圧の供給を受け、入力電圧に応じた電荷を保持する第1動作と、入力電圧を増幅した出力電圧を出力する第2動作と、を交互に切り替えて行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-191169号公報
【0005】
[概要]
特許文献1に開示されているスイッチトキャパシタ増幅回路は、第1動作と第2動作とを交互に切り替える構成であるため、応答速度が切替周期に依存するという課題を有する。
【0006】
特許文献1に開示されているスイッチトキャパシタ増幅回路の応答速度を高速化するためには、切替周期を短くする必要がある。
【0007】
しかしながら、切替周期をどこまで短くできるかは特許文献1に開示されているスイッチトキャパシタ増幅回路の構成部品であるオペアンプ自体の応答速度で決まるため、切替周期の短縮化には限界がある。
【0008】
本開示に係るアンプは、入力端が共通接続される第1スイッチトキャパシタアンプ及び第2スイッチトキャパシタアンプと、前記第1スイッチトキャパシタアンプを基準取得フェーズにし前記第2スイッチトキャパシタアンプを信号伝搬フェーズにする第1制御状態と、前記第1スイッチトキャパシタアンプを前記信号伝搬フェーズにし、前記第2スイッチトキャパシタアンプを前記基準取得フェーズにする第2制御状態と、を実行するように構成されたコントローラと、前記第1スイッチトキャパシタアンプの出力及び前記第2スイッチトキャパシタアンプの出力のうち前記信号伝搬フェーズである方の出力を選択して出力するように構成されたセレクタと、を備える。
【0009】
本開示に係るモータ装置は、モータと、前記モータを駆動するように構成されたモータドライバと、前記モータを流れる電流を検出するように構成されたシャント抵抗と、前記シャント抵抗の両端電位差を増幅するように構成された上記アンプと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るアンプの構成を示すブロック図である。
図2は、基準取得フェーズ中のスイッチトキャパシタアンプを示す図である。
図3は、信号伝搬フェーズ中のスイッチトキャパシタアンプを示す図である。
図4は、実施形態に係るアンプの状態を示すタイミングチャートである。
図5は、実施形態における波形を示す図である。
図6は、実施形態における波形を示す図である。
図7は、比較例における波形を示す図である。
図8は、比較例における波形を示す図である。
図9は、電流検出アンプとしての適用例を示す図である。
図10は、電流検出アンプとしての適用例を示す図である。
図11は、モータ装置の構成を示す図である。
図12は、変形例に係るアンプの状態を示すタイミングチャートである。
(【0011】以降は省略されています)

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