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公開番号
2025095536
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211602
出願日
2023-12-15
発明の名称
タブレット状皮膚洗浄料
出願人
株式会社ファンケル
代理人
弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類
A61K
8/73 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】成形性、崩壊性及び使用性に優れたタブレット状皮膚洗浄料を提供すること。
【解決手段】(A)結晶セルロース、(B)アニオン性界面活性剤、(C)トウモロコシデンプンを含むタブレット状皮膚洗浄料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)結晶セルロース、(B)アニオン性界面活性剤、(C)トウモロコシデンプンを含むタブレット状皮膚洗浄料。
続きを表示(約 79 文字)
【請求項2】
(A)成分と(C)成分の質量比(A:C、合計が100)が、40~80:60~20である請求項1に記載のタブレット状皮膚洗浄料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タブレット状(錠剤状)の皮膚洗浄料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
粉末を圧縮して成形したタブレット状皮膚洗浄料(以下、タブレット状洗浄料ともいう)が知られている。タブレット状洗浄料は、水に接触した際に素早く崩壊し、かつ速泡性や泡量などの使用性に優れていることが求められている。タブレット状洗浄料の崩壊性を向上させるために、例えば、特許文献1、2には発泡成分である炭酸塩と酸を配合することが、特許文献3にはマクロ空隙率15%以上と空隙を多くすることが、特許文献4には崩壊剤であるクロスカルメロースナトリウムを配合することが提案されている。
しかし、特許文献1~4に記載のタブレット状洗浄料は、いずれも崩壊に1分程度を要し、さらなる崩壊性の向上が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-030197号公報
特開平5-247495号公報
特開平10-183198号公報
特開2007-126574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、成形性、崩壊性及び使用性に優れたタブレット状皮膚洗浄料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の課題を解決するための手段は、以下の通りである。
1.(A)結晶セルロース、(B)アニオン性界面活性剤、(C)トウモロコシデンプンを含むタブレット状皮膚洗浄料。
2.(A)成分と(C)成分の質量比(A:C、合計が100)が、40~80:60~20である1.に記載のタブレット状皮膚洗浄料。
【発明の効果】
【0006】
本発明のタブレット状皮膚洗浄料は、成形性、崩壊性に優れているとともに、泡立ちの早さ、泡量、泡質、泡持続性等の使用性にも優れている。本発明の皮膚洗浄料はタブレット状で水を含まないため、防腐剤フリーとすることができる。本発明の皮膚洗浄料はタブレット状であるため、持ち運び、保管が容易である。本発明の皮膚洗浄料は、製造工程における水使用量が少なく、水資源保護の観点からも有望である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明のタブレット状皮膚洗浄料は、(A)結晶セルロース、(B)アニオン性界面活性剤、(C)トウモロコシデンプンを含む。本発明のタブレット状皮膚洗浄料は、これら(A)、(B)、(C)成分を含むことにより、成形性、崩壊性と使用性とに優れている。
【0008】
(A)結晶セルロース
結晶セルロースは、例えば、加水分解処理された天然セルロース系物質を適当な媒体に分散して得られるセルロース分散液を乾燥することにより得ることができる。結晶セルロースの原料は特に制限されず、木材繊維、非木材繊維、バクテリアセルロース等を用いることができる。結晶セルロースとしては、医薬品添加物あるいは食品添加物として使用されているもの等を特に制限することなく使用することができ、旭化成株式会社から販売されている「セオラス」、デュポン株式会社より販売されている微結晶セルロース「MCC」等の市販品を用いることもできる。
結晶セルロースは、1種、または、重合度、粒子径、嵩密度等が異なる2種以上を併用することができる。
【0009】
本発明のタブレット状皮膚洗浄料における(A)成分の含有率は特に制限されないが、全体に対して5質量%以上50質量%以下であることが好ましい。この(A)成分の含有率が5質量%未満では成形が困難となる場合があり、50質量%を超えると崩壊性、使用性が低下する場合がある。全体に対する(A)成分の含有率は、15質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましく、25質量%以上がよりさらに好ましく、また、45質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましい。
【0010】
(B)アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、N-アシルグリシン塩、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルアラニン塩、N-アシルイセチオン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、モノアルキルリン酸塩、エーテルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩等が挙げられる。
上記したN-アシル系のアニオン性界面活性剤におけるアシル基としては、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレオイル基などが挙げられる。アシル基は、混合脂肪酸に由来するものでもよく、具体例としては、ヤシ油脂肪酸アシル基(ココイル基)、パーム油脂肪酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基、牛脂脂肪酸アシル基等が挙げられる。塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤は、1種、または、異なる2種以上を併用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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