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公開番号2025096960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212990
出願日2023-12-18
発明の名称充電用インレットの車体固定構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62D 25/08 20060101AFI20250623BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】、軽量な構造により充電用インレットを所定位置に精度良く固定できる充電用インレットの車体固定構造を提供する。
【解決手段】充電用インレット1は、車体の前方側部にあるフロントフェンダー部2に、保持ブラケット3、第1固定ブラケット4および第2固定ブラケット5を用いて固定される。保持ブラケット3は、充電用インレット1を保持している。第1固定ブラケット4は、保持ブラケット3の上部をカウルサイドメンバ21に固定しており、第2固定ブラケット5は、保持ブラケット3の後部をフロントピラー22に固定している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車の充電用インレットを車体の前方側部にあるフロントフェンダー部にブラケットを用いて固定する充電用インレットの車体固定構造であって、
前記フロントフェンダー部の上部に位置し、車体前後方向に延びるカウルサイドメンバと、
前記フロントフェンダー部の後部に位置し、車体上下方向に延び、前記カウルサイドメンバの後端部に接合するフロントピラーと、
前記充電用インレットを保持する保持ブラケットと、
前記保持ブラケットの上部を前記カウルサイドメンバに固定する第1固定ブラケットと、
前記保持ブラケットの後部を前記フロントピラーに固定する第2固定ブラケットと、
を備えていることを特徴とする充電用インレットの車体固定構造。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記保持ブラケットは、
前記充電用インレットの上部を保持する上側保持部と、
前記充電用インレットの後部を保持する後側保持部と、を含み、
前記上側保持部は、前記充電用インレットの上部が取り付けられる取付面から車体内側に延びて水平に広がる第1接合部分を有し、該第1接合部分に前記第1固定ブラケットが接合され、
前記後側保持部は、前記充電用インレットの後部が取り付けられる取付面から車体内側に延びて垂直に広がる第2接合部分を有し、該第2接合部分に前記第2固定ブラケットが接合される、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電用インレットの車体固定構造。
【請求項3】
前記第1固定ブラケットは、
車体前後方向に水平に延び、前記保持ブラケットに接合されるインレット側接合部と、
前記インレット側接合部に対して直交配置され、車体前後方向に延び、前記カウルサイドメンバの垂直な側面に接合される車体側接合部と、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電用インレットの車体固定構造。
【請求項4】
前記第2固定ブラケットは、
車体前後方向を臨む垂直面を有し、前記保持ブラケットに接合されるインレット側接合部と、
前記フロントピラーの側壁部に接合される第1車体側接合部と、
前記フロントピラーの前壁部に接合される第2車体側接合部と、
前記インレット側接合部から車体後側に向かうに従い車体内側に延びて前記第1車体側接合部および前記第2車体側接合部に連結する連結部と、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電用インレットの車体固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電用インレットの車体固定構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車における充電用インレットの車体固定構造として、充電用インレットをブラケットに取り付け、該ブラケットを車体の側部や前部などに固定する構造が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-216048号公報
特開2013-112227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のような従来の充電用インレットの車体固定構造は、充電用インレットの固定位置の精度を確保するために、ブラケットが充電用インレットの周囲を囲むような形状を有しており、重量の増加を招くおそれがあった。また、車体における充電用インレットのレイアウトによっては、ブラケットが複数の異なる車体部材に跨って固定される場合がある。この場合、各車体部材の寸法誤差や組付誤差などに起因して充電用インレットを所定位置に必要な精度で固定することが困難になる可能性があり、改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、軽量な構造により充電用インレットを所定位置に精度良く固定できる充電用インレットの車体固定構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、電気自動車の充電用インレットを車体の前方側部にあるフロントフェンダー部にブラケットを用いて固定する充電用インレットの車体固定構造を提供する。この充電用インレットの車体固定構造は、前記フロントフェンダー部の上部に位置し、車体前後方向に延びるカウルサイドメンバと、前記フロントフェンダー部の後部に位置し、車体上下方向に延び、前記カウルサイドメンバの後端部に接合するフロントピラーと、前記充電用インレットを保持する保持ブラケットと、前記保持ブラケットの上部を前記カウルサイドメンバに固定する第1固定ブラケットと、前記保持ブラケットの後部を前記フロントピラーに固定する第2固定ブラケットと、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る充電用インレットの車体固定構造によれば、軽量な構造により充電用インレットを所定位置に精度良く固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る充電用インレットの車体固定構造を示す斜視図である。
図1の構造が適用される車体の前方側部を示す側面図である。
上記実施形態における充電用インレット周辺の外観を示す斜視図である。
図3におけるA-A線断面図である。
図1において充電用インレットを取り外した状態を示す側面図である。
図5におけるB-B線断面正面図である。
上記実施形態における充電用インレットの組み付け工程を説明する分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る充電用インレットの車体固定構造を示す斜視図である。また、図2は、図1の構造が適用される車体の前方側部を示す側面図である。なお、以下で説明する各図において、矢印F方向は車体前後方向で前方を示し、矢印U方向は車体上下方向で上方を示し、矢印R方向および矢印L方向は、車室内から車両前方を見たときの右方および左方を示している。
【0010】
本実施形態における充電用インレット1は、例えば図1および図2に示すように、電気自動車の車体の前方側部(左側)にあるフロントフェンダー部2に、保持ブラケット3、第1固定ブラケット4および第2固定ブラケット5を組み合わせたブラケット群を用いて固定されている。なお、図2には、充電用インレット1がブラケット群から取り外された状態が示されている。また、電気自動車は、電動モータのみによって走行する自動車に限定されず、電動モータとエンジンを併用して走行するハイブリッド自動車であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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