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公開番号
2025097691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214030
出願日
2023-12-19
発明の名称
医薬容器用管ガラス及び医薬容器の製造方法
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61J
1/05 20060101AFI20250624BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医薬容器用管ガラスが落下衝撃によって破損するのを抑制する。
【解決手段】医薬容器用管ガラス1は、円筒状の側壁部2と、側壁部2の一端部側を封止する底部3と、を備える。底部3は、側壁部2の一端部に連結された接地部4と、接地部4の内側に設けられた上げ底部5と、を備える。側壁部2の平均厚みt1[mm]と、接地部4の平均厚みt2[mm]とが、t2/t1>1.025なる関係を満たす。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒状の側壁部と、前記側壁部の一端部側を封止する底部と、を備える医薬容器用管ガラスであって、
前記底部は、前記側壁部の前記一端部に連結された接地部と、前記接地部の内側に設けられた上げ底部と、を備え、
前記側壁部の平均厚みt1[mm]と、前記接地部の平均厚みt2[mm]とが、
t2/t1>1.025
なる関係を満たすことを特徴とする医薬容器用管ガラス。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記上げ底部の中心部における平均厚みt3[mm]とが、
-0.8<(t2-t3)<0.5
なる関係を満たす請求項1に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項3】
前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記上げ底部の中心部における平均厚みt3[mm]とが、
-0.8<(t2-t3)/t2<0.6
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項4】
前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記上げ底部の最小厚みt3min[mm]とが、
0.4<t2/t3min<2.6
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項5】
前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記接地部の接地点から前記側壁部の外周面までの径方向距離ro[mm]とが、
0.1≦(t2)
3
/(ro×(t1)
2
)≦8
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項6】
前記側壁部の平均厚みt1[mm]と、前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記接地部の接地点から前記側壁部の外周面の仮想延長面までの径方向距離ro[mm]とが、
0.1≦(t2)
3
/(t1×ro)≦0.8
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項7】
前記側壁部の外径d1[mm]と、前記接地部の接地点により形成される円の直径d2[mm]とが、
d2/d1≦0.86
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項8】
前記接地部の平均厚みt2[mm]と、前記上げ底部の中心部における平均厚みt3[mm]と、前記接地部の接地点から前記側壁部の外周面の仮想延長面までの径方向距離ro[mm]とが、
t2×t3×ro/(t1)
3
>0.3
なる関係を満たす請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項9】
前記底部を下にした縦姿勢の前記医薬容器用管ガラスを450mmの高さからテフロン板上に落下させた場合に、前記医薬容器用管ガラスの外表面に発生する最大引張応力が55MPa以下である請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
【請求項10】
管軸方向の全長が、500mm以上である請求項1又は2に記載の医薬容器用管ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医薬容器用管ガラス及び医薬容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
医薬容器の製造工程では、まず、医薬容器の製造装置に対して、長尺な医薬容器用管ガラスを縦姿勢(例えば、管軸方向が垂直方向を向く姿勢)でセットする。その後、この縦姿勢の医薬容器用管ガラスをバーナーで加熱して切断したり、所定形状に熱加工したりする。これにより、一本の医薬容器用管ガラスから複数の医薬容器が順次製造される(例えば、特許文献1、2を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭54-143418号公報
特開昭54-143419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医薬容器の製造工程において、医薬容器の製造装置に対して医薬容器用管ガラスを縦姿勢でセットするために、底部を下にした縦姿勢の医薬容器用管ガラスを平板上に落下させる場合がある。
【0005】
しかしながら、医薬容器用管ガラスの底部の形状が不適当であると、医薬容器用管ガラスが落下衝撃により破損する場合がある。
【0006】
本発明は、医薬容器用管ガラスが落下衝撃によって破損するのを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 上記の課題を解決するために創案された本発明は、円筒状の側壁部と、側壁部の一端部側を封止する底部と、を備える医薬容器用管ガラスであって、底部は、側壁部の一端部に連結された接地部と、接地部の内側に設けられた上げ底部と、を備え、側壁部の平均厚みt1[mm]と、接地部の平均厚みt2[mm]とが、t2/t1>1.025なる関係を満たすことを特徴とする。
【0008】
このようにすれば、底部を下にした縦姿勢の医薬容器用管ガラスを平板上に落下させても、落下衝撃に伴って医薬容器用管ガラスの外表面に生じる最大引張応力は小さくなる。その結果、医薬容器用管ガラスが落下衝撃によって破損しにくくなる。
【0009】
(2) 上記(1)の構成において、接地部の平均厚みt2[mm]と、上げ底部の中心部における平均厚みt3[mm]とが、-0.8<(t2-t3)<0.5なる関係を満たすことが好ましい。
【0010】
このようにすれば、底部を下にした縦姿勢の医薬容器用管ガラスを平板上に落下させても、落下衝撃に伴って医薬容器用管ガラスの外表面に生じる最大引張応力は小さくなり、医薬容器用管ガラスの落下破損がより生じにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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