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公開番号
2025098716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215043
出願日
2023-12-20
発明の名称
スタート支援装置、スタート支援方法、およびスタート支援プログラム
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
A63B
71/06 20060101AFI20250625BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】競技におけるスタートを支援すること。
【解決手段】ボートレースにおいて、ボートB1に搭載されたセンサ装置S1は、自装置の位置および速度と、スタートラインLの位置とに基づいて、ボートB1がスタートラインLに到達する到達予測時点t
1
を算出する。センサ装置S1は、到達予測時点t
1
がスタート時間Tよりも前の場合、ボートB1の操縦者に対する第1の警告を出力する。また、センサ装置S1は、到達予測時点t
1
がスタート時間Tよりも後の場合、ボートB1の操縦者に対する、第1の警告とは異なる第2の警告を出力する。例えば、ボートB1がスタートラインLに到達する到達予測時点t
1
を「1.8秒後」とし、スタート時間Tを「2秒後」とすると、到達予測時点t
1
がスタート時間Tよりも前となる。この場合、センサ装置S1は、自装置のインジケータを第1の色で点灯または点滅させることにより、第1の警告を出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
水上を助走しながらスタートする競技において、スタートラインに向かって助走中の艇に搭載された自装置の位置および速度と、前記スタートラインの位置とに基づいて、前記艇が前記スタートラインに到達する到達予測時点を算出し、
算出した前記到達予測時点が前記競技のスタート時間よりも前の場合、前記艇の操縦者に対する第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記艇の操縦者に対する、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する、
制御部を有することを特徴とするスタート支援装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記到達予測時点が前記競技のスタート時間よりも前の場合、インジケータを第1の色で点灯または点滅させることにより、前記第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記インジケータを前記第1の色とは異なる第2の色で点灯または点滅させることにより、前記第2の警告を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のスタート支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、
自装置の位置から前記スタートラインの位置までの距離に応じた色で、インジケータを点灯または点滅させる、ことを特徴とする請求項1に記載のスタート支援装置。
【請求項4】
前記スタート時間は、スタート時刻から規定時間を経過した時刻までの期間であり、
前記制御部は、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも前の場合、前記到達予測時点と前記スタート時刻との時間差に応じた周期で前記インジケータを前記第1の色で点滅させることにより、前記第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記規定時間を経過した時刻と前記到達予測時点との時間差に応じた周期で前記インジケータを前記第2の色で点滅させることにより、前記第2の警告を出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載のスタート支援装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも前の場合、ディスプレイに前記第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記ディスプレイに前記第2の警告を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のスタート支援装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも前の場合、スピーカに前記第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記スピーカに前記第2の警告を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のスタート支援装置。
【請求項7】
前記第1の警告は、このままではフライングとなることを知らせるものであり、
前記第2の警告は、このままでは出遅れとなることを知らせるものである、
ことを特徴とする請求項1に記載のスタート支援装置。
【請求項8】
前記競技は、ボートレースである、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載のスタート支援装置。
【請求項9】
水上を助走しながらスタートする競技において、スタートラインに向かって助走中の艇に搭載されたコンピュータが、
前記コンピュータの位置および速度と、前記スタートラインの位置とに基づいて、前記艇が前記スタートラインに到達する到達予測時点を算出し、
算出した前記到達予測時点が前記競技のスタート時間よりも前の場合、前記艇の操縦者に対する第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記艇の操縦者に対する、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する、
処理を実行することを特徴とするスタート支援方法。
【請求項10】
水上を助走しながらスタートする競技において、スタートラインに向かって助走中の艇に搭載されたコンピュータに、
前記コンピュータの位置および速度と、前記スタートラインの位置とに基づいて、前記艇が前記スタートラインに到達する到達予測時点を算出し、
算出した前記到達予測時点が前記競技のスタート時間よりも前の場合、前記艇の操縦者に対する第1の警告を出力し、
前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記艇の操縦者に対する、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する、
処理を実行させることを特徴とするスタート支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタート支援装置、スタート支援方法、およびスタート支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
競艇(ボートレース)では、フライングスタート方式が採用されている。フライングスタート方式は、各競技者がタイミングを計って、決められた時間(例えば、大時計の秒針が0時から1時を指す間)内にスタートラインを通過することで競技が開始するスタート方式である。
【0003】
決められた時間よりも少しでも早くスタートした場合、その艇はフライングとなって失格となる。また、決められた時間を過ぎてスタートした場合には、その艇は出遅れとなって失格となる。フライングまたは出遅れした艇に関する舟券(勝舟投票券)は、すべて返還となる。
【0004】
関連する先行技術としては、例えば、スタート位置前の所定位置において艇速を測定して、スタート位置までの到達時間を予測し、艇手に警告を発するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-80885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術では、競艇(ボートレース)などの競技において、決められた時間内にスタートするように選手を支援することが難しい。
【0007】
一つの側面では、本発明は、競技におけるスタートを支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの実施態様では、水上を助走しながらスタートする競技において、スタートラインに向かって助走中の艇に搭載された自装置の位置および速度と、前記スタートラインの位置とに基づいて、前記艇が前記スタートラインに到達する到達予測時点を算出し、算出した前記到達予測時点が前記競技のスタート時間よりも前の場合、前記艇の操縦者に対する第1の警告を出力し、前記到達予測時点が前記スタート時間よりも後の場合、前記艇の操縦者に対する、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する、スタート支援装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一側面によれば、競技におけるスタートを支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態にかかるスタート支援方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、スタート支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。
図3は、センサ装置Siのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、センサ装置Siの機能的構成例を示すブロック図である。
図5は、ボートレース場の一例を示す説明図である。
図6は、助走中のボートBiの一例を示す説明図(その1)である。
図7は、第1の警告の出力例を示す説明図(その1)である。
図8は、第1の警告の出力例を示す説明図(その2)である。
図9は、助走中のボートBiの一例を示す説明図(その2)である。
図10は、第2の警告の出力例を示す説明図(その1)である。
図11は、第2の警告の出力例を示す説明図(その2)である。
図12は、スタート支援システム200の測位時の動作例を示すシーケンス図である。
図13は、センサ装置Siのスタート支援処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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