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公開番号
2025099858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216812
出願日
2023-12-22
発明の名称
建築部材及び建築部材の製造方法
出願人
三商株式会社
,
清水建設株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
C03C
17/23 20060101AFI20250626BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】遮熱性が高い建築部材及び建築部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】建築部材は、耐熱結晶化ガラス板から成る基材と、前記基材の少なくとも一方の主面に設けられた透明膜と、を備える。前記透明膜は、けい酸ナトリウムを含む。耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む塗料組成物を塗布することで、透明膜を形成する建築部材の製造方法。耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む透明膜を接合する建築部材の製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
耐熱結晶化ガラス板から成る基材と、
前記基材の少なくとも一方の主面に設けられた透明膜と、
を備え、
前記透明膜は、けい酸ナトリウムを含む、
建築部材。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建築部材であって、
前記透明膜は、変性シリコーン樹脂をさらに含む、
建築部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の建築部材であって、
前記透明膜の外側に、厚さ0.5mm以上2mm以下の外側透明膜をさらに備える、
建築部材。
【請求項4】
耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む塗料組成物を塗布することで、透明膜を形成する、
建築部材の製造方法。
【請求項5】
請求項4に記載の建築部材の製造方法であって、
前記塗料組成物は、変性シリコーン樹脂をさらに含む、
建築部材の製造方法。
【請求項6】
耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む透明膜を接合する、
建築部材の製造方法。
【請求項7】
請求項6に記載の建築部材の製造方法であって、
前記透明膜は、変性シリコーン樹脂をさらに含む、
建築部材の製造方法。
【請求項8】
請求項4~7のいずれか1項に記載の建築部材の製造方法であって、
前記透明膜の外側に、厚さ0.5mm以上2mm以下の外側透明膜をさらに設ける、
建築部材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は建築部材及び建築部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に耐熱結晶化ガラスが開示されている。特許文献2には、耐熱結晶化ガラスの表面に熱線反射膜を形成した部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-224938号公報
特開2002-128542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建築部材には遮熱性が要求される。特許文献1、2に記載のガラスを建築部材に用いることが考えられる。その場合、建築部材の遮熱性が不十分である。本開示の1つの局面では、遮熱性が高い建築部材及び建築部材の製造方法を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの局面は、耐熱結晶化ガラス板から成る基材と、前記基材の少なくとも一方の主面に設けられた透明膜と、を備え、前記透明膜は、けい酸ナトリウムを含む、建築部材である。本開示の1つの局面である建築部材は遮熱性が高い。
【0006】
本開示の別の局面は、耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む塗料組成物を塗布することで、透明膜を形成する、建築部材の製造方法である。本開示の別の局面である建築部材の製造方法によれば、遮熱性が高い建築部材を製造できる。
【0007】
本開示の別の局面は、耐熱結晶化ガラス板から成る基材の少なくとも一方の主面に、けい酸ナトリウムを含む透明膜を接合する、建築部材の製造方法である。本開示の別の局面である建築部材の製造方法によれば、遮熱性が高い建築部材を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1A~図1Dは、それぞれ、建築部材の構成を表す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
1.建築部材1の構成
図1A~図1Dに示すように、建築部材1は、基材3と、透明膜5と、を備える。透明膜5は、基材3の少なくとも一方の主面に設けられている。なお、主面とは、板状の部材の表面のうち、他に比べて面積が大きい面を意味する。基材3は2つの主面を有する。2つの主面は、基材3を挟んで対向している。
【0010】
図1A、図1Cに示す形態では、基材3の片方の主面のみに透明膜5が設けられている。図1B、図1Dに示す形態では、基材3の両方の主面に透明膜5が設けられている。図1C、図1Dに示す形態では、透明膜5の外側に、厚さ0.5mm以上2mm以下の外側透明膜7をさらに備える。図1Dに示す形態では、両方の透明膜5の外側に、それぞれ、外側透明膜7を備える。なお、外側とは、基材3から離れる方向にある側を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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