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公開番号
2025099933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216934
出願日
2023-12-22
発明の名称
面状光源の製造方法、および面状光源の修理方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250626BHJP(照明)
要約
【課題】複数の発光ユニットを備える面状光源において、不具合のある発光ユニットを容易に交換可能な面状光源の製造方法および面状光源の修理方法を提供する。
【解決手段】面状光源の製造方法は、基材上に接着層が配置された支持部材上に、発光素子と、前記発光素子を覆うように配置された被覆部材と、を有する第1発光ユニットを含む複数の発光ユニットが面状に配置された面状光源を準備することと、前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することと、前記第1発光ユニットの一部が除去された後に露出した前記接着層に溶剤を塗布して、前記第1発光ユニットの残部を除去することと、前記第1発光ユニットが除去された前記基材の上面に、前記第1発光ユニットとは異なる第2発光ユニットを取り付けることと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上に接着層が配置された支持部材上に、発光素子と、前記発光素子を覆うように配置された被覆部材と、を有する第1発光ユニットを含む複数の発光ユニットが面状に配置された面状光源を準備することと、
前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することと、
前記第1発光ユニットの一部が除去された後に露出した前記接着層に溶剤を塗布して、前記第1発光ユニットの残部を除去することと、
前記第1発光ユニットが除去された前記基材の上面に、前記第1発光ユニットとは異なる第2発光ユニットを取り付けることと、を備える、面状光源の製造方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することにおいて、棒状のドリルを平面視における前記第1発光ユニット内で蛇行させて切削を行う、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項3】
前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することにおいて、平面視における前記第1発光ユニットの外周部を残すように、内部の切削を行う、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項4】
前記第1発光ユニットの残部を除去することの後において、前記第1発光ユニットが除去された前記基材の上面に残る前記接着層を除去することをさらに備える、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項5】
前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することの前もしくは後において、前記第1発光ユニットの外縁、および、前記第1発光ユニットの外縁の直下における前記接着層に刃物を入れる、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項6】
前記面状光源を準備することにおいて、前記接着層は、ウレタン樹脂を含み、
前記第1発光ユニットの残部を除去することにおいて、前記溶剤は、メチルピロリドン、キシレン、および無水酢酸の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項7】
前記面状光源を準備することにおいて、前記複数の発光ユニット中から、前記第1発光ユニットを特定する検査を行うことをさらに備える、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項8】
前記面状光源を準備することにおいて、前記被覆部材は、前記発光素子の周囲に配置された反射部材と、前記発光素子および前記反射部材の上に配置された導光部材と、を含む、請求項1に記載の面状光源の製造方法。
【請求項9】
基材上に接着層が配置された支持部材上に、発光素子と、前記発光素子を覆うように配置された被覆部材と、を有する発光ユニットが面状に複数配置された発光アレイが、nおよびmを任意の自然数(ただし、n=m=1を除く)として、n個×m個に連なり前記面状に配置され、前記発光アレイ中に第1発光アレイを含む面状光源を準備することと、
前記第1発光アレイの一部を切削して除去することと、
前記第1発光アレイの一部が除去された後に露出した前記接着層に溶剤を塗布して、前記第1発光アレイの残部を除去することと、
前記第1発光アレイが除去された前記基材の上面に、前記第1発光アレイとは異なる第2発光アレイを取り付けることと、を備える、面状光源の製造方法。
【請求項10】
基材上に接着層が配置された支持部材上に、発光素子と、前記発光素子を覆うように配置された被覆部材と、を有する第1発光ユニットを含む複数の発光ユニットが面状に配置された面状光源を準備することと、
前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することと、
前記第1発光ユニットの一部が除去された後に露出した前記接着層に溶剤を塗布して、前記第1発光ユニットの残部を除去することと、
前記第1発光ユニットが除去された前記基材の上面に、前記第1発光ユニットとは異なる第2発光ユニットを取り付けることと、を備える、面状光源の修理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、面状光源の製造方法、および面状光源の修理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード等の発光素子と、導光板とを組み合わせた発光ユニットが面状に配置された面状光源が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2019/225761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明に係る実施形態は、複数の発光ユニットを備える面状光源において、不具合のある発光ユニットを容易に交換可能な面状光源の製造方法および面状光源の修理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る面状光源の製造方法は、基材上に接着層が配置された支持部材上に、発光素子と、前記発光素子を覆うように配置された被覆部材と、を有する第1発光ユニットを含む複数の発光ユニットが面状に配置された面状光源を準備することと、前記第1発光ユニットの一部を切削して除去することと、前記第1発光ユニットの一部が除去された後に露出した前記接着層に溶剤を塗布して、前記第1発光ユニットの残部を除去することと、前記第1発光ユニットが除去された前記基材の上面に、前記第1発光ユニットとは異なる第2発光ユニットを取り付けることと、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る実施形態によれば、不具合のある発光ユニットを容易に交換可能な面状光源の製造方法および面状光源の修理方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る面状光源100の斜視図である。
実施形態に係る面状光源100の平面図である。
図2における発光アレイ90の拡大斜視図である。
図3におけるIV-IV線での断面図である。
実施形態に係る面状光源100の製造方法の流れを説明するためのフロー図である。
切削工程(S200)の態様を説明するための断面図である。
切削工程(S200)の態様を説明するための平面図である。
図7における発光アレイ90の拡大図である。
残部除去工程(S300)の態様を説明するための平面図である。
切削工程(S200)の後に行う作業を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、本開示の実施形態に係る面状光源の製造方法について説明する。以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための面状光源の製造方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0009】
以下の説明において、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」およびそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本明細書において「上(または下)」と表現する位置関係は、例えば、2つの部材があると仮定した場合に、2つの部材が接している場合と、2つの部材が接しておらず一方の部材が他方の部材の上方(または下方)に位置している場合も含む。また、本明細書において、特定的な記載がない限り、部材が被覆対象を覆うとは、部材が被覆対象に接して被覆対象を直接覆う場合と、部材が被覆対象に非接触で被覆対象を間接的に覆う場合を含む。また、本明細書において、「面積」とは、特に断りがない限り平面視における面積を意味する。
【0010】
<1.実施形態>
(1.1.面状光源100)
図1~図4を参照して、本開示における面状光源100の構成を説明する。図1に示すように、面状光源100は、支持部材40と、支持部材40上に面状に複数配置された発光ユニット10を有する。以下の説明では、図1に示すX軸とY軸で規定される平面を水平面として、面状光源100が水平面上に載置されているとする。
(【0011】以降は省略されています)
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