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公開番号2025100434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024219365
出願日2024-12-13
発明の名称発光装置の製造方法及び発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類H10H 20/854 20250101AFI20250626BHJP()
要約【課題】高輝度であり、コントラストに優れる発光装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】光取出し面となる第1面、前記第1面の反対側となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とを繋ぐ側面を有する複数の発光素子が基板上に配置された中間体を準備することと、前記複数の発光素子の前記第1面の上方から、反射性部材とシリコーン樹脂粉体とを含む粉体組成物をふるいにかけて付与し、前記基板上であり、かつ前記複数の発光素子の前記側面間に前記粉体組成物を充填することと、前記粉体組成物に振動を与えた後、前記基板の厚さ方向に圧力を加えて圧縮成形して第1被覆部材を形成することと、を含む、発光装置の製造方法。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
光取出し面となる第1面、前記第1面の反対側となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とを繋ぐ側面を有する複数の発光素子が基板上に配置された中間体を準備することと、
前記複数の発光素子の前記第1面の上方から、反射性部材とシリコーン樹脂粉体とを含む粉体組成物をふるいにかけて付与し、前記基板上であり、かつ前記複数の発光素子の前記側面間に前記粉体組成物を充填することと、
前記粉体組成物に振動を与えた後、前記基板の厚さ方向に圧力を加えて圧縮成形して第1被覆部材を形成することと、
を含む、発光装置の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記中間体を準備することにおいて、前記発光素子の前記第1面と接するように、又は前記発光素子の前記第1面の上方に、波長変換部材を配置することを更に含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記粉体組成物を充填することの前に、前記複数の発光素子を取り囲む枠体を前記基板上に形成することを更に含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記粉体組成物を充填することの前に、前記複数の発光素子の前記第1面上に、凸状の第2被覆部材を形成することを更に含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
前記粉体組成物を充填することにおいて、前記複数の発光素子の前記第1面上に前記粉体組成物を付与することを含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記粉体組成物を充填することにおいて、前記粉体組成物における前記反射性部材の含有量は、70体積%以上である、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記粉体組成物を充填することにおいて、前記反射性部材の粒径は0.05μm以上1μm以下であり、前記シリコーン樹脂粉体の粒径は1μm以上150μm以下である、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
前記第1被覆部材を形成することにおいて、前記粉体組成物を、前記シリコーン樹脂粉体の溶解温度以上、かつ前記シリコーン樹脂粉体の硬化温度以下の温度に加熱することと、
前記シリコーン樹脂粉体の硬化温度以上の温度で硬化することと、を含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
前記第1被覆部材を形成することにおいて、前記第1被覆部材における前記反射性部材の密度が2.0g/cm

以上となるように前記粉体組成物を圧縮成形することを含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項10】
前記第1被覆部材を形成することの後に、前記第1被覆部材の上面と、前記発光素子の前記第1面と、が面一になるように、前記第1被覆部材の上面及び前記発光素子の前記第1面の少なくともいずれか一方を研磨又は研削することを更に含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置の製造方法及び発光装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、光源としてLED等の発光素子を用いて構成した高出力の発光装置が用いられており、種々の特性を備える発光装置の製造方法が提案されている。例えば、粉末形態の固体シリコーン含有ホットメルト組成物を光学素子の光学面上に堆積させ、前記シリコーン含有ホットメルト組成物から、前記光学素子の前記光学面を実質的に覆うカプセル化材を形成することにより光学アセンブリを作製する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2016-522978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、高輝度であり、コントラストに優れる発光装置の製造方法及び発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、光取出し面となる第1面、前記第1面の反対側となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とを繋ぐ側面を有する複数の発光素子が基板上に配置された中間体を準備することと、前記複数の発光素子の前記第1面の上方から、反射性部材とシリコーン樹脂粉体とを含む粉体組成物をふるいにかけて付与し、前記基板上であり、かつ前記複数の発光素子の前記側面間に前記粉体組成物を充填することと、前記粉体組成物に振動を与えた後、前記基板の厚さ方向に圧力を加えて圧縮成形して第1被覆部材を形成することと、を含む。
【0006】
また、本開示の一実施形態に係る発光装置は、基板と、前記基板上に載置された、光取出し面となる第1面、前記第1面の反対側となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とを繋ぐ側面を有する複数の発光素子と、前記基板上であり、かつ前記複数の発光素子の前記側面間に設けられた第1被覆部材と、を有し、前記第1被覆部材は、反射性部材とシリコーン樹脂とを含み、前記シリコーン樹脂の屈折率は、1.45以下であり、前記第1被覆部材における前記反射性部材の密度が2.0g/cm

以上であり、かつ、前記発光素子の発光ピークの光に対する前記第1被覆部材の反射率は70%以上である。
【0007】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、光取出し面となる第1面、前記第1面の反対側となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とを繋ぐ側面を有する複数の発光素子が基板上に配置された中間体を準備することと、前記複数の発光素子の前記側面間に粉体組成物を充填することと、前記粉体組成物に振動を与えた後、前記基板の厚さ方向に圧力を加えて圧縮成形して第1被覆部材を形成することと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、高輝度であり、コントラストに優れる発光装置の製造方法及び発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略平面図である。
図1AのIB-IB線断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略平面図である。
図2AのIIB-IIB線断面図である。
第3の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略平面図である。
図3AのIIIB-IIIB線断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の中間体を準備することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の基板上に枠体を形成することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の粉体組成物を充填することの一例を示す断面図である。
図5CのVD領域の拡大断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の第1被覆部材を形成することにおいて、粉体組成物に振動を与えることの一例を示す断面図である。
図5EのVF領域の拡大断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の第1被覆部材を形成することにおいて、粉体組成物を圧縮成形することの一例を示す断面図である。
図5EのVH領域の拡大断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の第2被覆部材を形成することの一例を示す断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の粉体組成物を充填することの一例を示す断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の第1被覆部材を形成することの一例を示す断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の研磨又は研削することの一例を示す断面図である。
第3の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の発光装置の製造方法(以下、「実施形態に係る発光装置の製造方法」と呼ぶことがある)及び発光装置(以下、「実施形態に係る発光装置」と呼ぶことがある)について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びこれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、これらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表される同一符号の部分又は部材は、同一若しくは同等の部分又は部材を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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