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公開番号2025100480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024224379
出願日2024-12-19
発明の名称ピストンヘッドおよびピストンヘッド組立体
出願人カミンズ パワー ジェネレイション インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人
主分類F02F 3/00 20060101AFI20250626BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】ピストンヘッドおよびピストンヘッド組立体を提供すること。
【解決手段】ピストンヘッドが、上壁と、上壁の周辺の周りで延びる外壁と、外壁の径方向内方に配置される内壁とを含む上部分を含む。外壁と内壁との間に冷却通路が定められる。ピストンヘッドは、上部分から下方へ延びる下部分をさらに含む。下部分は、上面と、上部分から離れる方向において上面から延びるスカートとを含む。スカートは、ピンを受け入れるピン穴を定める。ピン穴は、ピン穴中心軸に中心付けられる。ピン穴中心軸とスカート基準軸との間のスカートの一部分が、実質的に非線形である鉛直方向輪郭を有する。スカート基準軸は、ピン穴中心軸に対して直交し、上面と平行である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部分であって、
上壁、
前記上壁の周辺の周りで延びる外壁、および、
前記外壁の径方向内方に配置される内壁
を備え、
前記外壁と前記内壁との間に冷却通路が定められる、
上部分と、
前記上部分から下方へ延びる下部分であって、
上面、および、
前記上部分から離れる方向において前記上面から延びるスカートであり、前記スカートは、ピンを受け入れるように構成されるピン穴を定め、前記ピン穴はピン穴中心軸に中心付けられる、スカート
を備え、
前記ピン穴中心軸と、前記ピン穴中心軸に対して直交すると共に前記上面と平行であるスカート基準軸との間の前記スカートの一部分が、実質的に非線形である鉛直方向輪郭を有する、
下部分と
を備える、ピストンヘッド。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記スカート基準軸における前記スカートの前記鉛直方向輪郭は実質的に線形である、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項3】
前記スカートの前記一部分の前記鉛直方向輪郭の平均傾斜が、前記スカート基準軸から前記ピン穴中心軸へと延びる周方向において増加する、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項4】
前記スカートの前記一部分は、前記スカート基準軸に対する0度よりも大きい角度から、前記ピン穴の縁に対応する、前記スカート基準軸に対する角度まで延びる、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項5】
前記スカートの前記一部分は、
前記上面に近接する上端と、
前記上面から遠位にある下端であって、径方向において前記上端よりも前記内壁の近くに配置される下端と
を備える、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項6】
前記内壁は、前記上部分の前記上壁から前記下部分の前記上面まで延びる、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項7】
隙間が、前記上部分の前記外壁と前記下部分の前記上面との間に定められる、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項8】
V
min
=0.03D
bore
2
H
compression
であり、ここで、
V
min
が、前記冷却通路の最小開放体積、
D
bore
が、前記ピン穴の直径、
H
compression
が、前記上壁から前記ピン穴中心軸まで延びる高さとして定められる圧縮高さ
である、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項9】
V
max
=0.25D
bore
2
H
compression
であり、ここで、
V
max
が、前記冷却通路の最大開放体積、
D
bore
が、前記ピン穴の直径、
H
compression
が、前記上壁から前記ピン穴中心軸まで延びる高さとして定められる圧縮高さ
である、請求項1に記載のピストンヘッド。
【請求項10】
鋼鉄から鍛造された単一要素のピストンヘッドである、請求項1に記載のピストンヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、概して、燃焼シリンダでの使用のためのピストンのピストンヘッドに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
内燃エンジンは、燃料(例えば、ディーゼル、ガソリン、天然ガスなど)と空気との混合物を燃焼室の中で燃焼させる。空気燃料混合物の燃焼はピストンを動かし、これはさらに動力を発生させる(例えば、車両を動かすための、機器に動力供給するためのなど)。空気燃料混合物の燃焼はピストンの温度を増加させる可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
様々な実施形態はピストンヘッドに関する。ピストンヘッドは、上壁と、上壁の周辺の周りで延びる外壁と、外壁の径方向内方に配置される内壁とを含む上部分を含む。外壁と内壁との間に冷却通路が定められる。ピストンヘッドは、上部分から下方へ延びる下部分をさらに含む。下部分は、上面と、上部分から離れる方向において上面から延びるスカートとを含む。スカートは、ピンを受け入れるピン穴を定める。ピン穴は、ピン穴中心軸に中心付けられる。ピン穴中心軸とスカート基準軸との間のスカートの一部分が、実質的に非線形である鉛直方向輪郭を有する。スカート基準軸は、ピン穴中心軸に対して直交し、上面と平行である。
【0004】
いくつかの実施形態では、スカート基準軸におけるスカートの鉛直方向輪郭は実質的に線形である。
【0005】
いくつかの実施形態では、スカートの一部分の鉛直方向輪郭の平均傾斜が、スカート基準軸からピン穴中心軸へと延びる周方向において増加する。
【0006】
いくつかの実施形態では、スカートの一部分は、スカート基準軸に対する0度よりも大きい角度から、ピン穴の縁に対応する、スカート基準軸に対する角度まで延びる。
【0007】
いくつかの実施形態では、スカートの一部分は、上面に近接する上端と、上面から遠位にある下端とを含む。その下端は、径方向において上端よりも内壁の近くに配置される。
【0008】
いくつかの実施形態では、内壁は、上部分の上壁から下部分の上面まで延びる。
【0009】
いくつかの実施形態では、隙間が、上部分の外壁と下部分の上面との間に定められる。
【0010】
いくつかの実施形態では、V
min
=0.03D
bore
2
H
compression
であり、ここで、V
min
は冷却通路の最小開放体積であり、D
bore
はピン穴の直径であり、H
compression
は、上壁からピン穴中心軸まで延びる高さとして定められる圧縮高さである。
(【0011】以降は省略されています)

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