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公開番号
2025086146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200009
出願日
2023-11-27
発明の名称
添加剤の注入装置と注入方法
出願人
個人
代理人
主分類
F02M
37/00 20060101AFI20250530BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】少量の原液に、微小の添加剤を正確、かつ連続的に注入可能な添加剤の注入装置と注入方法を提供する。
【解決手段】添加剤を注入後の濃度が予め設定された値になるように添加剤を連続して注入するために、添加剤を注入する対象となる流体の流量計、定められた量の添加剤を確実に注入するためのピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、添加剤の注入量に対応した揚程を持つカムとこのカムの回転機構から構成される添加剤の注入装置及び、添加剤を注入する対象となる流体の流量に対応する添加剤の注入量が予め設定された濃度になるように設定できる制御装置から構成される添加剤の注入装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとこのカムの回転機構から構成される添加剤の注入装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとこのカムの回転機構から構成される装置を用いることを特徴とする、添加剤の注入方法。
【請求項3】
定められた量の添加剤を確実に注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、添加剤の注入量に対応した揚程を持つカムとこのカムの回転機構から構成される、請求項1に記載された添加剤の注入装置。
【請求項4】
定められた量の添加剤を確実に注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、添加剤の注入量に対応した揚程を持つカムとこのカムの回転機構から構成される装置を用いることを特徴とする、請求項2に記載された添加剤の注入方法。
【請求項5】
添加剤を予め設定された値だけ注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー、添加剤の注入量を変更可能な複数の揚程を有するカムと、このカムの回転機構から構成される装置を有することを特徴とする、請求項1に記載された添加剤の注入装置。
【請求項6】
添加剤を予め設定された値だけ注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー、添加剤の注入量を変更可能な複数の揚程を有するカムと、このカムの回転機構から構成される装置を用いることを特徴とする、請求項2に記載された添加剤の注入方法。
【請求項7】
添加剤を予め設定された値だけ注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとカムの回転機構から構成される装置において、カムの回転数を変更することにより添加剤の注入量を変更可能な機構を有することを特徴とする、請求項1に記載された添加剤の注入装置。
【請求項8】
添加剤を予め設定された値だけ注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとカムの回転機構から構成される装置において、カムの回転数を変更することにより添加剤の注入量を変更するという方法を用いることを特徴とする、請求項2に記載された添加剤の注入方法。
【請求項9】
添加剤を注入後の濃度が予め設定された値になるように添加剤を連続して注入するために、添加剤を注入する対象となる流体の流量計、添加剤を予め設定された値に設定可能な添加剤の注入装置及び、添加剤を注入する対象となる流体の流量に対応する添加剤の注入量が予め設定された濃度になるように設定できる制御装置から構成される、請求項1に記載された添加剤の注入装置。
【請求項10】
添加剤を注入後の濃度が予め設定された値になるように添加剤を連続して注入するために、添加剤を注入する対象となる流体の流量計、添加剤を予め設定された値に設定可能な添加剤の注入装置及び、添加剤を注入する対象となる流体の流量に対応する添加剤の注入量が予め設定された濃度になるように設定できる制御装置から構成を用いるコとを特徴とする、請求項2に記載された添加剤の注入方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原液体に添加剤を注入するための装置と方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などにおいて、燃料の着火性改善、燃焼改善、燃料系の洗浄などに効果を発揮するものや、“すす”を低減する効果があるとする添加剤を燃料に混合する場合、燃料の補給時に、燃料の量に対応した量を計測して燃料に混合する必要がある。この場合、補給する燃料の量が分からないと混合する添加剤の量も計算できないので、燃料の補給後に燃料補給口から添加剤を流し込むことになる。このような方法を用いた場合、燃料補給に時間を要するとともに、補給された添加剤が燃料タンク内において燃料と良好に混合されたかどうかを確認することができないが、燃料の補給と同時に添加剤を混合することにより、燃料タンク内においての良好な混合を得ることができる。
【0003】
これらの方法のうち、例えば、特許文献1では、燃料と添加剤とを簡易な構造で、かつ確実に混ぜ合わせることができる燃料の添加剤供給装置およびこれを用いた添加剤の供給方法として、燃料に添加する添加剤を貯蔵するための添加剤タンクと、燃料タンクへの燃料の給油直前及び、または給油中に、添加剤を添加剤貯蔵タンクから燃料タンク側に自動給油する添加剤供給手段として、給油管路に設けられたベンチェリ管により、燃料の給油中に添加剤を自動的に供給するとともに、タンク内ではノズルガンから噴出させて送り込んだ燃料の勢いで添加剤を確実に攪拌できる燃料添加剤供給装置に関する記載がある。
特許文献2には、添加剤流量と燃料流量の比を所定の比率で正確に混合可能な添加剤供給装置を提供するために、燃料流量を計測するセンサーと、添加剤貯留タンクと、添加剤貯留タンクの底部に設けられたモータ付き開閉バルブ、添加剤タンクの残量を計測する添加剤残量計測センサー、添加剤供給量を制御するコントローラーなどから構成される燃料添加剤供給装置に関する記載がある。
特許文献3には、粒子状物質の酸化を促進する燃料添加剤を供給する添加剤供給器を備え、添加剤供給器を燃料供給路に連結して燃料添加剤を燃料に添加するための装置に関する記載がある。
【0004】
しかし、いずれの装置も、例えば燃料に対する添加剤の添加割合が3,000分の1の添加剤を30Lの燃料に混合するような、少量の原液に微小の添加剤を混合するような場合には適用できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-98175
特開2007-303413
特開2015-4320
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明は、燃料に対する添加剤の濃度が予め設定された値になるように添加剤を連続して注入するために、添加剤を注入する対象となる流体の流量計、添加剤を予め設定された値に設定可能な添加剤の注入装置及び、添加剤を注入する対象となる流体の流量に対応する添加剤の注入量が予め設定された濃度になるように設定できる制御装置から構成される添加剤の注入装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとこのカムの回転機構から構成される添加剤の注入装置について記載されている。
【0008】
請求項2に記載の発明は、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、カムとこのカムの回転機構から構成される装置を用いることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、定められた量の添加剤を確実に注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、添加剤の注入量に対応した揚程を持つカムとこのカムの回転機構から構成される添加剤の注入装置について記載されている。
【0010】
請求項4に記載の発明は、定められた量の添加剤を確実に注入するために、ピストン、上部に逆止弁が設置されたシリンダー及び、添加剤の注入量に対応した揚程を持つカムとこのカムの回転機構から構成される装置を用いることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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