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公開番号
2025100672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025064651,2021109715
出願日
2025-04-09,2021-06-30
発明の名称
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
H04N
19/119 20140101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】GPMによる更なる符号化性能の改善を期待すること。
【解決手段】本発明に係る画像復号装置200は、復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号し、前記第1シンタックスの値に応じて、前記復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御するように構成されている復号部210を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像復号装置であって、
復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号し、前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御するように構成されている復号部を備えることを特徴とする画像復号装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記復号部は、
前記第1シンタックスの値が1である場合に、前記第2シンタックスを復号するように構成されており、
前記第1シンタックスの値が1ではない場合に、前記第2シンタックスを復号しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項3】
前記復号部は、
前記第2シンタックスの値が1である場合に、前記復号対象ピクチャの幾何学分割モードに適用可能なイントラ予測モードの種別数を制御する第3シンタックスを復号するように構成されており、
前記第2シンタックスの値が1ではない場合に、前記第3シンタックスを復号しないように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像復号装置。
【請求項4】
画像復号方法であって、
復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号する工程と、
前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御する工程と、を有することを特徴とする画像復号方法。
【請求項5】
コンピュータを、画像復号装置として機能させるプログラムであって、
前記画像復号装置は、
復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号し、前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御するように構成されている復号部を備えることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像復号装置、画像復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、GPM(Geometric Partitioning Mode)が開示されている。
【0003】
GPMは、矩形ブロックを斜めに2分割しそれぞれを動き補償する。具体的には、GPMにおいて、分割された2領域は、それぞれマージモードの動きベクトルにより動き補償され、重み付き平均により合成される。斜めの分割パターンとしては、角度と位置とによって64パターンが用意されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ITU-T H.266/VVC
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1で開示されているGPMは、マージモードに限定されているため、符号化性能の改善余地があるという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、GPMにイントラ予測モードを追加する場合のシグナリング方法を規定することで、復号対象ブロックにおけるGPMの適用の可不可及びGPM適用時における分割領域ごとの予測モードの種別が適切に特定されることで、GPMによる更なる符号化性能の改善を期待することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、画像復号装置であって、復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号し、前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御するように構成されている復号部を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、画像復号方法であって、復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号する工程と、前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、画像復号装置として機能させるプログラムであって、前記画像復号装置は、復号対象シーケンスの幾何学分割モードの適用の可不可を制御する第1シンタックスを復号し、前記第1シンタックスの値に応じて、復号対象ピクチャの幾何学分割モードへのイントラ予測モードの適用の可不可を制御する第2シンタックスの復号有無を制御するように構成されている復号部を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、GPMにイントラ予測モードを追加する場合のシグナリング方法を規定することで、復号対象ブロックにおけるGPMの適用の可不可及びGPM適用時における分割領域ごとの予測モードの種別が適切に特定されることで、GPMによる更なる符号化性能の改善を期待することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る画像処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る画像符号化装置100の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る画像復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図4は、非特許文献1に開示されている幾何学分割モードにより、矩形の復号対象ブロックが幾何学分割モードの分割線によって、幾何学形状の分割領域0と分割領域1に2分割されるケースの一例を示す図である。
図5は、本実施形態に係るGPMに対するイントラ予測モードの適用の一例を示す図である。
図6は、非特許文献1で開示されている復号部210で受信する符号化データの構成の一例を示す図である。
図7は、復号部210がSPS単位のGPM関連フラグに基づいてGPMの適用の可不可及びGPMに対するイントラ予測モードの適用の可不可を特定する方法の一例を示すフローチャートである。
図8は、図7の変更例である。
図9は、復号部210による復号対象ブロックのGPMの適用の有無を判定する方法の一例を示すフローチャートである。
図10は、復号部210による復号対象ブロックのブロック単位のGPM分割モード(分割線の種別)を判定する方法の一例を示すフローチャートである。
図11は、復号部210による分割領域0におけるイントラ予測モードの適用の有無の判定方法を示すフローチャートである。
図12は、復号部210による分割領域1におけるイントラ予測モードの適用の有無の判定方法を示すフローチャートである。
図13は、復号部210によるGPM適用イントラ予測モードが1種の場合の分割領域0における予測モードの特定する方法の一例を示すフローチャートである。
図14は、復号部210によるGPM適用イントラ予測モードが1種類の場合の分割領域1における予測モードの特定する方法の一例を示すフローチャートである。
図15は、復号部210によるGPM適用イントラ予測モードが2種類以上の場合の分割領域0における予測モードの特定する方法の一例を示すフローチャートである。
図16は、復号部210によるGPM適用イントラ予測モードが2種類以上の場合の分割領域1における予測モードの特定する方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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