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公開番号
2025102079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219292
出願日
2023-12-26
発明の名称
ドレン排出装置
出願人
株式会社フクハラ
代理人
個人
主分類
F16T
1/00 20060101AFI20250701BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ドレンを排出する機器内が負圧になっても、空気やドレンを機器内に逆流させることなく、正常にドレンを排出することが可能なドレン排出装置を提供する。
【解決手段】2段圧縮型エアコンプレッサのインタークーラ内のドレンを排出するドレン排出装置において、圧力検知部と、電源入切部と、ドレントラップ部と、から成り、ドレントラップ部は、ドレンの排出を行う電磁弁と、ドレンを滞留するドレン滞留部と、ドレン滞留部内のドレンの上限水位、下限水位を検知する水位センサと、制御部とを持ち、制御部は、水位センサの上限水位の検知後、下限水位を検知しなくなるまで、電磁弁を開き、電磁弁は、通電時に開き、非通電時に閉じ、圧力検知部は、ドレン滞留部内の空気圧を検知し、電源入切部は、圧力検知部が負圧であることを検知した際、ドレントラップ部の電源を切る手段を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2段圧縮型エアコンプレッサのインタークーラ内のドレンを排出するドレン排出装置において、
圧力検知部と、電源入切部と、ドレントラップ部と、から成り、
該ドレントラップ部は、該ドレンの排出を行う電磁弁と、該ドレンを滞留するドレン滞留部と、該ドレン滞留部内の該ドレンの上限水位、下限水位を検知する水位センサと、制御部とを持ち、
該制御部は、該水位センサの上限水位の検知後、下限水位を検知しなくなるまで、該電磁弁を開き、
該電磁弁は、通電時に開き、非通電時に閉じ、
該圧力検知部は、該ドレン滞留部内の空気圧を検知し、
該電源入切部は、該圧力検知部が負圧であることを検知した際、該ドレントラップ部の電源を切ることを特徴とするドレン排出装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
2段圧縮型エアコンプレッサのインタークーラ内のドレンを排出するドレン排出装置において、
圧力検知部と、ドレントラップ部と、から成り、
該ドレントラップ部は、該ドレンの排出を行う電磁弁と、該ドレンを滞留するドレン滞留部と、該ドレン滞留部内の該ドレンの上限水位、下限水位を検知する水位センサと、制御部とを持ち、
該制御部は、該水位センサの上限水位の検知後、下限水位を検知しなくなるまで、該電磁弁を開き、
該圧力検知部は、該ドレン滞留部内の空気圧を検知し、
該制御部は、該圧力検知部が負圧であることを検知した際、該水位センサの検知を停止し、該電磁弁を閉じることを特徴とするドレン排出装置。
【請求項3】
前記圧力検知部は、前記ドレン滞留部の上面、又は、前記水位センサよりも上に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドレン排出装置。
【請求項4】
前記圧力検知部は、0MPa以下、又は、0MPa以上を検知することを特徴とする請求項3に記載のドレン排出装置。
【請求項5】
前記ドレントラップ部は、定期的に、一定の時間、前記電磁弁を開くエア排出動作を行い、前記圧力検知部が負圧であることを検知した際、該エア排出動作を停止することを特徴とする請求項2に記載のドレン排出装置。
【請求項6】
前記電磁弁は、弁を閉じた際、0.1Mpaの逆流に耐えるものであることを特徴とする請求項3に記載のドレン排出装置。
【請求項7】
前記圧力検知部と前記ドレントラップ部を制御する圧力検知制御部を持ち、
該圧力検知制御部は、商用電源に接続され、圧力検知部用電源回路を持ち、前記ドレントラップ部に電力を供給すると共に、前記圧力検知部に該圧力検知部用電源回路からの電力を供給し、
前記ドレントラップ部の電源を入り切りする動作、又は、前記水位センサの検知線を入り切りする動作、のいずれかの動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のドレン排出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドレン排出装置に関し、詳しくは、ドレンを発生させる機器内が負圧となった際、ドレンがドレン排出装置から機器内に逆流することを防止する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、2段圧縮型のエアコンプレッサなどに組み込まれている機器であるインタークーラのドレン排出口にドレントラップを接続する場合、無負荷運転等によるアンロード時に、機器内が負圧になる。すると、ドレントラップ内の空気やドレンが、機器内に逆流することがあった。
特に水位センサを内蔵したドレントラップの場合、負圧により、センサが誤動作し、排水弁が開き続ける場合もあった。
防止策として、ドレントラップへの配管に、一般的な逆止弁を取り付けることが考えられる。しかし、逆止弁では、負圧が発生した際の水位センサが誤動作することがあり、ドレン排出動作に支障ができる恐れがあった。
そこで、機器が負圧の場合に、機器へのドレンの逆流を防止しつつ、水位センサの誤動作による影響を軽減する構造が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、負圧が発生した際に、電磁弁を制御する装置(特許文献1参照)が提案されている。より詳しくは、無負荷運転時に三方電磁弁の切換えを行い、中間段ドレン配管の一次側を閉じ、大気に開放する冷却された正圧力の系内空気を中間段ドレン配管の二次側に導き、中間段ドレン配管の二次側を常に正圧力の状態に保つ。中間段ドレン配管の二次側を常に正圧力の状態に保つことができ、中間段ドレン配管へのドレントラップ設置が可能となり、圧縮した空気の常時放出を防ぐことができる構成である。
しかしながら、水位センサの誤動作については記載されておらず、上記問題点の解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-79160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ドレンを排出する機器内が負圧になっても、空気やドレンを機器内に逆流させることなく、正常にドレンを排出することが可能なドレン排出装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、2段圧縮型エアコンプレッサのインタークーラ内のドレンを排出するドレン排出装置において、圧力検知部と、電源入切部と、ドレントラップ部と、から成り、該ドレントラップ部は、該ドレンの排出を行う電磁弁と、該ドレンを滞留するドレン滞留部と、該ドレン滞留部内の該ドレンの上限水位、下限水位を検知する水位センサと、制御部とを持ち、該制御部は、該水位センサの上限水位の検知後、下限水位を検知しなくなるまで、該電磁弁を開き、該電磁弁は、通電時に開き、非通電時に閉じ、該圧力検知部は、該ドレン滞留部内の空気圧を検知し、該電源入切部は、該圧力検知部が負圧であることを検知した際、該ドレントラップ部の電源を切る手段を採る。
【0007】
また、本発明は、2段圧縮型エアコンプレッサのインタークーラ内のドレンを排出するドレン排出装置において、圧力検知部と、ドレントラップ部と、から成り、該ドレントラップ部は、該ドレンの排出を行う電磁弁と、該ドレンを滞留するドレン滞留部と、該ドレン滞留部内の該ドレンの上限水位、下限水位を検知する水位センサと、制御部とを持ち、
該制御部は、該水位センサの上限水位の検知後、下限水位を検知しなくなるまで、該電磁弁を開き、該圧力検知部は、該ドレン滞留部内の空気圧を検知し、該制御部は、該圧力検知部が負圧であることを検知した際、該水位センサの検知を停止し、該電磁弁を閉じる手段を採る。
【0008】
さらに、本発明は、前記圧力検知部が、前記ドレン滞留部の上面、又は、前記水位センサよりも上に配置されている手段を採る。
【0009】
またさらに、本発明は、前記圧力検知部が、0MPa以下、又は、0MPa以上を検知する手段を採る。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記ドレントラップ部が、定期的に、一定の時間、前記電磁弁を開くエア排出動作を行い、前記圧力検知部が負圧であることを検知した際、該エア排出動作を停止する手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)
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