TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025102110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219345
出願日2023-12-26
発明の名称鞍乗型車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー,個人
主分類B62J 23/00 20060101AFI20250701BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】リアカバー内の電子制御ユニットを効率よく冷却すると共に、リアカバー内への水、或いは泥の侵入を抑える。
【解決手段】鞍乗型車両1は、後輪2と、リアカバー18と、電子制御ユニット20とを備える。リアカバー18は、内部空間S1と、内部空間S1に連通する第1通気孔41とを含む。リアカバー18は、後輪2の上方に配置される。電子制御ユニット20は、リアカバー18の内部空間S1に配置される。第1通気孔41は、車両左右方向における外側を向いて配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
後輪と、
内部空間と、前記内部空間に連通する第1通気孔とを含み、前記後輪の上方に配置されるリアカバーと、
前記リアカバーの前記内部空間に配置される電子制御ユニットと、
を備え、
前記第1通気孔は、車両左右方向における外側を向いて配置される、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1通気孔は、車両側面視で、前記電子制御ユニットよりも下方に配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記第1通気孔は、車両側面視で、少なくとも一部が前記電子制御ユニットの直下に配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記第1通気孔は、車両左右方向において、前記電子制御ユニットよりも外側に配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記リアカバーは、
前記内部空間の下方に配置され、前記後輪と向かい合って配置されるインナーリアフェンダーと、
前記内部空間の側方に配置されるリアサイドカバーと、
を含み、
前記第1通気孔は、前記インナーリアフェンダーに設けられる、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記インナーリアフェンダーは、
上方に凸に湾曲した湾曲面と、
前記湾曲面から下方に向かって膨出した第1膨出部と、
を含み、
前記第1通気孔は、前記第1膨出部に設けられる、
請求項5に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記インナーリアフェンダーは、
前記第1膨出部から車両左右方向に離れて配置され、前記湾曲面から下方に向かって膨出した第2膨出部と、
前記第2膨出部に設けられ、車両左右方向において前記第1膨出部と反対の外側を向いて配置される第2通気孔と、
を含む、
請求項6に記載の鞍乗型車両。
【請求項8】
前記リアカバーは、
前記内部空間の下方に配置され、前記後輪と向かい合って配置されるインナーリアフェンダーと、
前記内部空間の側方に配置されるリアサイドカバーと、
を含み、
前記第1通気孔は、前記リアサイドカバーに設けられる、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項9】
前記リアカバーは、前記通気孔に設けられる複数のフィンを含む、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項10】
前記複数のフィンは、車両左右方向に対して傾斜している、
請求項9に記載の鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両には、後輪の上方に配置されるリアカバー内に、電子制御ユニットが配置されるものがある。例えば、特許文献1の鞍乗型車両では、後輪の上方に、リアフェンダーが配置されている。リアフェンダーは、内部空間を有する後方突出部を含む。鞍乗型車両は、エンジン及び伝動装置を制御する電子制御ユニットを備えている。電子制御ユニットは、後方突出部内に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-164111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子制御ユニットは、発熱するため、走行風によって冷却されることが好ましい。しかし、リアカバー内に電子制御ユニットが配置される場合、走行風によって、効率よく電子制御ユニットを冷却することは困難である。また、走行風によって電子制御ユニットを冷却するために、リアカバーに通気孔が設けられる場合、通気孔を介して、水、或いは泥が、リアカバー内に侵入することが懸念される。特に、リアカバーは、後輪に近接して配置されるため、後輪から跳ね上げられた水、或いは泥が、通気孔を介して、リアカバー内に侵入しやすい。本発明の目的は、リアカバー内の電子制御ユニットを効率よく冷却すると共に、リアカバー内への水、或いは泥の侵入を抑えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、後輪と、リアカバーと、電子制御ユニットとを備える。リアカバーは、内部空間と、内部空間に連通する第1通気孔とを含む。リアカバーは、後輪の上方に配置される。電子制御ユニットは、リアカバーの内部空間に配置される。第1通気孔は、車両左右方向における外側を向いて配置される。
【0006】
本態様に係る鞍乗型車両では、リアカバーに第1通気孔が設けられる。そのため、第1通気孔を通って空気が出入りすることで、リアカバー内の電子制御ユニットが効率よく冷却される。また、第1通気孔は、車両左右方向における外側を向いて配置される。そのため、第1通気孔が下方を向いて配置される場合と比べて、後輪から跳ね上げられた水、或いは泥が、第1通気孔から侵入し難い。それにより、リアカバー内への水、或いは泥の侵入が抑えられる。
【0007】
第1通気孔は、車両側面視で、電子制御ユニットよりも下方に配置されてもよい。第1通気孔は、車両側面視で、少なくとも一部が電子制御ユニットの直下に配置されてもよい。第1通気孔は、車両左右方向において、電子制御ユニットよりも外側に配置されてもよい。それにより、リアカバー内の電子制御ユニットが効率よく冷却される。
【0008】
リアカバーは、インナーリアフェンダーとリアサイドカバーとを含んでもよい。インナーリアフェンダーは、内部空間の下方に配置され、後輪と向かい合って配置されてもよい。リアサイドカバーは、内部空間の側方に配置されてもよい。第1通気孔は、インナーリアフェンダーに設けられてもよい。
【0009】
インナーリアフェンダーは、湾曲面と第1膨出部とを含んでもよい。湾曲面は、上方に凸に湾曲していてもよい。第1膨出部は、湾曲面から下方に向かって膨出していてもよい。第1通気孔は、第1膨出部に設けられてもよい。この場合、第1膨出部により、車両左右方向における外側を向くように第1通気孔を容易に設けることができる。
【0010】
インナーリアフェンダーは、第2膨出部と第2通気孔とを含んでもよい。第2膨出部は、第1膨出部から車両左右方向に離れて配置されてもよい。第2膨出部は、湾曲面から下方に向かって膨出していてもよい。第2通気孔は、第2膨出部に設けられてもよい。第2通気孔は、車両左右方向において第1膨出部と反対の外側を向いて配置されてもよい。この場合、第2通気孔を通って空気が出入りすることで、リアカバー内の電子制御ユニットが効率よく冷却される。また、第2膨出部により、車両左右方向における外側を向くように第2通気孔を容易に設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ヤマハ発動機株式会社
船舶制御システム、および船舶
1日前
個人
カート
26日前
個人
走行装置
1か月前
個人
電動走行車両
1か月前
個人
乗り物
2か月前
個人
電動モビリティ
5か月前
個人
閂式ハンドル錠
1か月前
個人
発音装置
4か月前
個人
折り畳み自転車
8か月前
個人
自転車用傘捕捉具
9か月前
個人
“zen-go.”
3日前
個人
ルーフ付きトライク
9日前
個人
自由方向乗車自転車
5か月前
個人
体重掛けリフト台車
8か月前
個人
キャンピングトライク
6か月前
個人
アタッチメント
9か月前
個人
自転車用荷物台
8か月前
個人
ステアリングの操向部材
11か月前
個人
ステアリングの操向部材
6か月前
株式会社CPM
駐輪機
9か月前
個人
フロントフットブレーキ。
1か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
8か月前
三甲株式会社
台車
11か月前
三甲株式会社
台車
11か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
10か月前
豊田鉄工株式会社
小型車両
23日前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
9か月前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
続きを見る