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公開番号2025107876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001400
出願日2024-01-09
発明の名称動画像復号装置、回析計算装置、物体光復号装置、物体光復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G03H 1/02 20060101AFI20250714BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ホログラフィの立体映像表示に必要な物体光を既存の動画像符号化規格に適用することができ、物体光を効率よく符号化して伝送した上で、受信デバイス上で正しく表示すること。
【解決手段】本発明に係る回折計算装置40は、動画像として復号された物体光データと、かかる物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報とに基づいて、かかる物体光データを表示面上の物体光データに変換する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
動画像復号装置であって、
ビットストリームから、動画像化された物体光データを復号する復号部と、
メタデータを読み取るメタデータ処理部とを備え、
前記メタデータ処理部は、前記メタデータの一部として、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報を読み取ることを特徴とする動画像復号装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記記録面と前記表示面との関係を示す情報は、前記記録面と前記表示面との間の距離であることを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
【請求項3】
前記表示面は、受信デバイスに具備される表示デバイスの位置に設定された面であることを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
【請求項4】
前記記録面は、復号された前記物体光データが存在する3D空間内の任意の面であることを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
【請求項5】
前記復号部は、フレーム間予測を用いて前記物体光データを復号することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の動画像復号装置。
【請求項6】
回折計算装置であって、
動画像として復号された物体光データと、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報とに基づいて、復号された前記物体光データを前記表示面上の物体光データに変換することを特徴とする回折計算装置。
【請求項7】
前記記録面と前記表示面との関係を示す情報は、前記記録面と前記表示面との間の距離であることを特徴とする請求項6に記載の回折計算装置。
【請求項8】
前記表示面は、受信デバイスに具備される表示デバイスの位置に設定された面であることを特徴とする請求項6に記載の回折計算装置。
【請求項9】
前記記録面は、復号された前記物体光データが存在する3D空間内の任意の面であることを特徴とする請求項6に記載の回折計算装置。
【請求項10】
動画像復号装置と回折計算装置と物体光補正装置とを備える物体光復号装置であって、
前記動画像復号装置は、
ビットストリームから、動画像化された物体光データを復号する復号部と、
メタデータを読み取るメタデータ処理部とを備え、
前記メタデータ処理部は、前記メタデータの一部として、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報を読み取り、
前記回折計算装置は、動画像として復号された物体光データと、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報とに基づいて、復号された前記物体光データを前記表示面上の物体光データに変換し、
前記物体光補正装置は、前記表示面上の物体光データを補正して物体光を出力することを特徴とする物体光復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動画像復号装置、回析計算装置、物体光復号装置、物体光復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許公報1において、映像画像符号化に関する技術が開示されている。また、非特許公報2において、波長補正に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Versatile Video Coding, Version 1, Rec. ITU-T H.266, ISO/IEC FDIS 23090-3, July 2020.
カラーコンピュータホログラフィにおける波長誤差の補正アルゴリズム, HODIC学生シンポジウム2023, Online, 2-2 (2023.2.22).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1が対象とするデータは、主に、液晶ディスプレイ等の3色(RGB)の画素の発光によって画像・映像を表示するデバイス(以下、ディスプレイ)上で表示されることを前提としている画像である。
【0005】
一方で、ホログラフィと呼ばれる立体映像表示には、物体光の振幅及び位相のデータが必要となり、フォーマットが異なるため、従来の画像符号化技術を単純適用して符号化することはできないという問題点があった。
【0006】
また、光の振幅位相データでは、再生光学系(デバイス)に合わせた間隔の変換が必要である。
【0007】
ここで、ホログラフィ表示のためのデータのうち、本発明が対象とする「再生光学系(デバイス)に依存しない物体からの光の振幅位相分布」を、本実施形態では「物体光」と呼ぶこととする。
【0008】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ホログラフィの立体映像表示に必要な物体光を既存の動画像符号化規格に適用することができ、物体光を効率よく符号化して伝送した上で、受信デバイス上で正しく表示することができる動画像復号装置、回析計算装置、物体光復号装置、物体光復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の特徴は、動画像復号装置であって、ビットストリームから、動画像化された物体光データを復号する復号部と、メタデータを読み取るメタデータ処理部とを備え、前記メタデータ処理部は、前記メタデータの一部として、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報を読み取ることを要旨とする。
【0010】
本発明の第2の特徴は、回折計算装置であって、動画像として復号された物体光データと、前記物体光データの記録面と表示面との関係を示す情報とに基づいて、復号された前記物体光データを前記表示面上の物体光データに変換することを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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