TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003517
出願日
2024-01-12
発明の名称
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
G06T
9/40 20060101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約
【課題】属性情報の符号化の符号化効率を改善すること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200において、RAHT部2080は、RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定し、かかるイントラ予測の精度が高いと判定された場合には、かかるイントラ予測を行い、かかるイントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、かかるイントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を属性値のAC係数としてそのまま利用する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
点群復号装置であって、
RAHT部を備え、
前記RAHT部は、
RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定し、
前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行い、
前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用することを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記RAHT部は、前記属性値のDC係数を用いて、前記イントラ予測の効果について判定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記RAHT部は、
処理対象ノードのDC係数の予測値でRAHTによって得られたDC係数を除算した値が閾値の範囲内だった場合、前記イントラ予測の精度が高いと判定し、
前記値が前記閾値の範囲外だった場合、前記イントラ予測の精度が高くないと判定することを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記RAHT部は、
処理対象ノードのDC係数の予測値からRAHTによって得られたDC係数を減算した値が閾値の範囲内だった場合、前記イントラ予測の精度が高いと判定し、
前記値が前記閾値の範囲外だった場合、前記イントラ予測の精度が高くないと判定することを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項5】
点群復号装置であって、
RAHT部を備え、
前記RAHT部は、RAHTを用いた属性値の復号処理において、前記属性値のAC係数を復号しない方が符号化効率が良いと判定された場合に、処理対象ノードの配下の階層ノードの属性値のAC係数の復号をスキップすることを特徴とする点群復号装置。
【請求項6】
前記RAHT部は、前記処理対象ノードを含む親ノード内に、復号対象となるノードが2つ以下になった場合に、前記処理対象ノードの配下の階層ノードの属性値のAC係数の復号をスキップすることを特徴とする請求項5に記載の点群復号装置。
【請求項7】
前記RAHT部は、復号した属性値のAC係数の値が閾値以下になった場合に、前記処理対象ノードの配下の階層ノードの属性値のAC係数の復号をスキップすることを特徴とする請求項5に記載の点群復号装置。
【請求項8】
前記RAHT部は、復号対象となるノードが2つ以下で且つ復号した属性値のAC係数の値が閾値以下になった場合に、前記処理対象ノードの配下の階層ノードの属性値のAC係数の復号をスキップすることを特徴とする請求項5に記載の点群復号装置。
【請求項9】
点群復号方法であって、
RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定する工程と、
前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行う工程と、
前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用する工程とを有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項10】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、RAHT部を備え、
前記RAHT部は、
RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定し、
前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行い、
前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術として、RAHTを用いた属性情報の復号において、AC係数のイントラ予測の実施可否判定として、処理対象ノードに関する隣接ノード数が閾値以上であることを条件とする方法が知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
G-PCC codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00271
G-PCC 2nd Edition codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00506
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、隣接ノードによる条件しかなく、イントラ予測が効きやすいかについて精緻に判定することができていないという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、属性情報の符号化の符号化効率を改善できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、RAHT部を備え、前記RAHT部は、RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定し、前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行い、前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用することを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、点群復号装置であって、RAHT部を備え、前記RAHT部は、RAHTを用いた属性値の復号処理において、前記属性値のAC係数を復号しない方が符号化効率が良いと判定された場合に、処理対象ノードの配下の階層ノードの属性値のAC係数の復号をスキップすることを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、点群復号方法であって、RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定する工程と、前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行う工程と、前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用する工程とを有することを要旨とする。
【0009】
本発明の第4の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、RAHT部を備え、前記RAHT部は、RAHTを用いた属性値のAC係数のイントラ予測の効果について判定し、前記イントラ予測の精度が高いと判定された場合には、前記イントラ予測を行い、前記イントラ予測の精度が高くないと判定された場合には、前記イントラ予測を行わずに、復号した属性値のAC係数を前記属性値のAC係数としてそのまま利用することを要旨とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、属性情報の符号化の符号化効率を改善できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
KDDI株式会社
支柱及び設置方法
29日前
KDDI株式会社
光増幅器及び光通信システム
2か月前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
5日前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
5日前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
19日前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
19日前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
28日前
KDDI株式会社
光ニューラルネットワーク装置
29日前
KDDI株式会社
画像フィルタ装置及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
通信装置、無線デバイス及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
演算装置、演算方法及び演算プログラム
2か月前
KDDI株式会社
遠隔制御システム、制御方法及び制御装置
19日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
映像復号装置、映像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
28日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
19日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
4日前
KDDI株式会社
情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
14日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
12日前
KDDI株式会社
情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
11日前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
11日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
14日前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
11日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
14日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
14日前
続きを見る
他の特許を見る