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公開番号
2025109299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003082
出願日
2024-01-12
発明の名称
搬送補助ガイドを備えた積層体作製装置
出願人
独立行政法人 国立印刷局
代理人
主分類
B26D
7/06 20060101AFI20250717BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】枚葉シートを断裁する機構を備える積層体装置において、枚葉シートを断裁する機構に枚葉シートを正確な位置で供給する。
【解決手段】枚葉シート3を給紙する第1の給紙部aと、第1の給紙部により給紙された枚葉シートを、搬送テーブル上を駆動する搬送ベルト8によって搬送する枚葉シート搬送部bと、枚葉シート搬送部から搬送された枚葉シートを断裁し、帯状シート3を形成するための枚葉シート断裁部cと、枚葉シートと同じ又は異なるシート基材を給紙する第2の給紙部eと、シート基材を積層する集積部dを少なくとも備えた積層体作製装置1であって、搬送テーブル上に、枚葉シート断裁部に供給される枚葉シートをガイドするための少なくとも一組の搬送補助ガイド2が、枚葉シートの幅方向の両端に配置されたことを特徴とする積層体作製装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
枚葉シートを給紙する第1の給紙部と、
前記第1の給紙部により給紙された前記枚葉シートを、搬送テーブル上を駆動する搬送ベルトによって搬送する枚葉シート搬送部と、
前記枚葉シート搬送部から搬送された前記枚葉シートを断裁し、帯状シートを形成するための枚葉シート断裁部と、
前記枚葉シートと同じ又は異なるシート基材を給紙する第2の給紙部と、
前記帯状シートと前記シート基材を積層する集積部とを少なくとも備えた積層体作製装置であって、
前記搬送テーブル上に、前記枚葉シートの斜行を防止するための少なくとも一組の搬送補助ガイドが、前記枚葉シート断裁部に近接かつ前記枚葉シートの幅方向の両端に配置されたことを特徴とする積層体作製装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枚葉状の基材である枚葉シートを断裁してから他の基材と積層する機構を備える積層体作製装置に関し、更に詳細には、枚葉シート断裁機構に枚葉シートを正確な位置で供給するための搬送補助ガイドを備えた積層体作製装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
日常生活においては、様々な種類のカードが用いられている。例えば、プラスチック基材表面に特定情報等が印刷されたカード、テレフォンカード等の磁気カード、あるいはICチップを内蔵したクレジットカードに代表されるICカード、プラスチック基材に個人情報等を印刷したデータページを使用した旅券等がある。
【0003】
また、偽造抵抗力を向上させるために、近年のカード基材の層構成は複雑化しており、層を構成する基材も複数種類用いられることが多い。カードを構成する基材は、その作製方法や素材の適性により成形されるため、カード基材を製造する積層体作製装置に供給される際の基材の形態は、ロール状、あるいは枚葉状と統一されていない。積層体の中には、枚葉状の基材とロール状の基材を組み合わせて形成する形態のものも存在し、特許文献1には、その製造方法が開示されている。なお、特許文献1には、枚葉状の基材とロール状の基材を積層し、インクジェット方式やオフセット印刷により情報記録を行うことで積層体を作製することが記載されている。
【0004】
また、ロール状の基材と枚葉状の基材を積層するための積層体作製装置であって、枚葉状の基材として複数の印刷絵柄を有する多面印刷物を用い、積層体作製装置上で多面印刷物を一方の方向に断裁してからロール状基材に積層するための、断裁機構を備えた積層体作製装置が存在する。
【0005】
断裁機構を備えた積層体作製装置によると、ロール状の基材に合わせて枚葉状の基材を適宜断裁することができるため、印刷やICチップの付与等、事前に加工した枚葉状の基材を多面版の状態で投入することが可能となる。印刷やICチップの付与等による基材の加工は、製造効率の観点から多面版で行うことが一般的であるため、断裁機構を備えた積層体作製装置を用いることで、積層体に図柄や偽造防止技術を自由に付与することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-332259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、断裁機構を備えた積層体作製装置において、搬送機構における基材表面の摩擦抵抗や断裁する際に生じるせん断力によって、基材が斜行状態で断裁機構に投入されるという課題があった。
【0008】
斜行状態で断裁機構に投入された場合、枚葉シートの搬送が停止したり、正規の位置ではない箇所で断裁されたりするため、生産効率及び品質面の両面から課題となっていた。また、正規の位置ではない箇所でICシートが断裁された結果、断裁時に断裁刃とICチップが接触した場合には、断裁刃の欠損が生じることから、作業安全性にも問題があった。
【0009】
そこで本発明は、枚葉シートを断裁する機構を備える積層体作製装置において、枚葉シートを断裁する機構に枚葉シートを正確な位置で供給するための、搬送補助ガイドを備える積層体作製装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の積層体作製装置は、枚葉シートを給紙する第1の給紙部と、第1の給紙部により給紙された枚葉シートを、搬送テーブル上を駆動する搬送ベルトによって搬送する枚葉シート搬送部と、枚葉シート搬送部から搬送された枚葉シートを断裁し、帯状シートを形成するための枚葉シート断裁部と、枚葉シートと同じ又は異なるシート基材を給紙する第2の給紙部と、シート基材を積層する集積部を少なくとも備えた積層体作製装置であって、搬送テーブル上に、枚葉シートの斜行を防止するための少なくとも一組の搬送補助ガイドが、枚葉シート断裁部に近接かつ枚葉シートの幅方向の両端に配置されたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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