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公開番号
2025110771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004804
出願日
2024-01-16
発明の名称
超音波診断装置、駆動信号生成方法および駆動信号生成プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250722BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】不要輻射に基づく診断画像の劣化を抑制することが可能な超音波診断装置、駆動信号生成方法および駆動信号生成プログラムを提供する。
【解決手段】超音波診断装置は、超音波探触子を駆動するためのパルス信号に基づく駆動信号を生成する駆動信号生成部と、駆動信号を前記超音波探触子に送信する送信部と、を備え、パルス信号を構成する複数の半波区間のそれぞれは、1つ以上の送信区間と1つ以上の休止区間とを含み、駆動信号生成部は、休止区間の幅が互いに異なるように、複数の半波区間の少なくとも2つの幅を異ならせた変調駆動信号を駆動信号として生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波探触子を駆動するためのパルス信号に基づく駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
前記駆動信号を前記超音波探触子に送信する送信部と、
を備え、
前記パルス信号を構成する複数の半波区間のそれぞれは、1つ以上の送信区間と1つ以上の休止区間とを含み、
前記駆動信号生成部は、休止区間の幅が互いに異なるように、前記複数の半波区間の少なくとも2つの幅を異ならせた変調駆動信号を前記駆動信号として生成する、
超音波診断装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記駆動信号生成部は、第1半波区間と、前記第1半波区間の幅より広い幅を有する第2半波区間と、前記第2半波区間の幅より広い幅を有する第3半波区間とで構成される変調駆動信号を生成する、
請求項1に記載の超音波診断装置。
【請求項3】
前記第2半波区間の幅は、前記超音波探触子の送信周波数に対応する幅であり、
前記第1半波区間の幅と、前記第2半波区間の幅と、前記第3半波区間の幅との和は、前記第2半波区間の幅の3倍である、
請求項2に記載の超音波診断装置。
【請求項4】
前記第2半波区間の時間的な位置は、前記第1半波区間の時間的な位置と前記第3半波区間の時間的な位置との間である、
請求項3に記載の超音波診断装置。
【請求項5】
前記駆動信号生成部は、前記第1半波区間、前記第2半波区間および前記第3半波区間を1区間ずつ含む区間群を繰り返す変調駆動信号を生成する、
請求項4に記載の超音波診断装置。
【請求項6】
前記駆動信号生成部は、前記第1半波区間、前記第2半波区間および前記第3半波区間のそれぞれを複数回ずつ繰り返す変調駆動信号を生成する、
請求項4に記載の超音波診断装置。
【請求項7】
前記駆動信号生成部は、前記複数の半波区間が、複数の送信区間および複数の休止区間を有するように、前記変調駆動信号を生成する、
請求項1~6の何れか1項に記載の超音波診断装置。
【請求項8】
前記駆動信号生成部は、
前記超音波探触子の出射面から出射される1つ以上の音線のそれぞれを生成する際に、前記超音波探触子が有する複数の振動子のそれぞれに対し、振動子配列内の位置によって異なる複数の波形に基づく駆動信号を音線毎に生成し、
音線毎の駆動信号における前記複数の波形のそれぞれ対して、各半波期間の幅が異なる変調駆動信号を設定する、
請求項1~6の何れか1項に記載の超音波診断装置。
【請求項9】
前記駆動信号生成部は、前記送信部の最大駆動能力よりも低い駆動能力に基づく変調駆動信号を生成する、
請求項1~6の何れか1項に記載の超音波診断装置。
【請求項10】
前記駆動信号生成部は、狭帯域送信である表示モードである場合、前記変調駆動信号を生成する、
請求項1~6の何れか1項に記載の超音波診断装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波診断装置、駆動信号生成方法および駆動信号生成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、超音波探触子により、被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの反射波を受信することにより、被検体の内部の検査を行うことが可能な超音波診断装置が普及している。
【0003】
超音波診断装置では、パルス信号に基づく駆動信号が入力されることで、超音波が発生する。例えば、特許文献1には、超音波探触子(超音波発生手段)の駆動信号のデューティー比を可変とすることが可能な装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2004/110278号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、超音波探触子の周波数帯域よりも高い周波数成分(高周波成分)が駆動信号に含まれた場合、当該駆動信号に基づく電磁波の高周波成分が不要輻射として放出される可能性がある。EMC試験の規格値を超えるような不要輻射が放出される場合、装置への駆動電圧の制限をかける必要が生じる。装置への駆動電圧の制限をかけると、超音波に基づく診断画像の劣化につながるおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、不要輻射に基づく診断画像の劣化を抑制することが可能な超音波診断装置、駆動信号生成方法および駆動信号生成プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る超音波診断装置は、
超音波探触子を駆動するためのパルス信号に基づく駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
前記駆動信号を前記超音波探触子に送信する送信部と、
を備え、
前記パルス信号を構成する複数の半波区間のそれぞれは、1つ以上の送信区間と1つ以上の休止区間とを含み、
前記駆動信号生成部は、休止区間の幅が互いに異なるように、前記複数の半波区間の少なくとも2つの幅を異ならせた変調駆動信号を前記駆動信号として生成する。
【0008】
本発明に係る駆動信号生成方法は、
超音波診断装置における駆動信号生成方法であって、
超音波探触子を駆動するためのパルス信号に基づく駆動信号を生成することと、
前記駆動信号を前記超音波探触子に送信することと、
を有し、
前記パルス信号を構成する複数の半波区間のそれぞれは、1つ以上の送信区間と1つ以上の休止区間とを含み、
前記駆動信号を生成することにおいて、休止区間の幅が互いに異なるように、前記複数の半波区間の少なくとも2つの幅を異ならせた変調駆動信号を前記駆動信号として生成する。
【0009】
本発明に係る駆動信号生成プログラムは、
超音波診断装置における駆動信号生成プログラムであって、
コンピューターに、
超音波探触子を駆動するためのパルス信号に基づく駆動信号を生成する処理と、
前記駆動信号を前記超音波探触子に送信する処理と、
を実行させ、
前記パルス信号を構成する複数の半波区間のそれぞれは、1つ以上の送信区間と1つ以上の休止区間とを含み、
前記駆動信号を生成する処理は、休止区間の幅が互いに異なるように、前記複数の半波区間の少なくとも2つの幅を異ならせた変調駆動信号を前記駆動信号として生成する処理を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、不要輻射に基づく診断画像の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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