TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025110969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005065
出願日2024-01-17
発明の名称インクジェット記録装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250723BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】吸水ローラーの塑性変形を抑制して、吸水ローラーの吸水性を確保することが可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体を搬送するベルト(無端ベルト11)と、ベルトにより搬送される記録媒体に対して画像を形成する画像形成部(ヘッド2)と、ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部(洗浄装置12)と、クリーニング部よりもベルトの搬送方向下流に設置され、ベルトに押圧されてベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラー21と、吸水ローラー21のベルトに対する押圧を解除する押圧解除部(制御部100)と、を備える
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送するベルトと、
前記ベルトにより搬送される前記記録媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
前記ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部と、
前記クリーニング部よりも前記ベルトの搬送方向下流に設置され、前記ベルトに押圧されて前記ベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラーと、
前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除する押圧解除部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記吸水ローラーの表面に押圧されて前記吸水ローラーの水分を除去する絞りローラーを備え、
前記押圧解除部は、前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除するとともに、前記絞りローラーの前記吸水ローラーに対する押圧を解除することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記吸水ローラーは、前記ベルトの下方に設置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記押圧解除部は、前記吸水ローラーを下降させて前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記吸水ローラーは、前記ベルトの下方に設置され、
前記絞りローラーは、前記吸水ローラーの下方に設置されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記押圧解除部は、前記吸水ローラー及び前記絞りローラーを下降させて、前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧及び前記絞りローラーの前記吸水ローラーに対する押圧を解除することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記押圧解除部は、前記吸水ローラーの昇降量を制御して押圧量を制御することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記押圧解除部は、前記吸水ローラー及び前記絞りローラーの昇降量を制御して押圧量を制御することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記押圧解除部は、所定時に前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記押圧解除部は、所定時に前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧及び前記絞りローラーの前記吸水ローラーに対する押圧を解除することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛(記録媒体)の記録面に画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。上記のインクジェット記録装置では、布帛が無端ベルトに粘着固定された状態で所定の位置まで搬送されて位置決めされる。その後、位置決めされた布帛に対してインクジェットヘッドからインクが付与される。布帛の端部にインクを付与する場合、端部に隣接した無端ベルトの露出された表面にもインクが付着する。また、布帛に付着しているゴミなどが無端ベルトに付着すると、布帛の無端ベルトへの粘着固定性が劣化する。
【0003】
そこで、布帛の搬送区間外において無端ベルトの搬送面に水を吹き付けて洗浄した後、吸水ローラーにより拭き取って水分を除去する構成が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1、2記載の構成によれば、無端ベルトの外側表面(搬送面)を清掃することができる。また、無端ベルトの粘着固定性を復活させることができる。また、特許文献1、2には、吸水ローラーに圧接して、吸水ローラーから水分を絞り取るための絞りローラーを設けた構成が開示されている。特許文献1、2記載の構成によれば、吸水ローラーが再び無端ベルトから水分を吸収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-192694号公報
国際公開第2012/073907号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の構成では、絞りローラーが吸水ローラーに圧着したままであるため、乾燥などにより吸水ローラーが塑性変形する。吸水ローラーが塑性変形すると、吸水性が劣化して吸水ができなくなるという課題がある。
また、特許文献2記載の構成では、吸水ローラーが無端ベルトに圧着したままであるため、乾燥などにより吸水ローラーが塑性変形する。吸水ローラーが塑性変形すると、吸水性が劣化して吸水ができなくなるという課題がある。
【0006】
本発明は、吸水ローラーの塑性変形を抑制して、吸水ローラーの吸水性を確保することが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
インクジェット記録装置において、
記録媒体を搬送するベルトと、
前記ベルトにより搬送される前記記録媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
前記ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部と、
前記クリーニング部よりも前記ベルトの搬送方向下流に設置され、前記ベルトに押圧されて前記ベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラーと、
前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除する押圧解除部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記吸水ローラーの表面に押圧されて前記吸水ローラーの水分を除去する絞りローラーを備え、
前記押圧解除部は、前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除するとともに、前記絞りローラーの前記吸水ローラーに対する押圧を解除することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記吸水ローラーは、前記ベルトの下方に設置されることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェット記録装置において、
前記押圧解除部は、前記吸水ローラーを下降させて前記吸水ローラーの前記ベルトに対する押圧を解除することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

シヤチハタ株式会社
印判
2か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
4日前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像印刷物
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5か月前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
4か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
5か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
6か月前
続きを見る