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公開番号
2025126549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022826
出願日
2024-02-19
発明の名称
保持枠付き容器の組み立て治具
出願人
東洋アルミエコープロダクツ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B31B
50/99 20170101AFI20250822BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】容器保持枠用シートの組み立てや収納空間への容器の挿入を容易とする、簡易な構造で持ち運び等の支障もないコンパクトに構成可能な保持枠付き容器の組み立て治具を提供すること。
【解決手段】組み立て治具1は、基台10と、蓋20からなる。基台は、上方に開口する筒状の枠体11と、枠体の内部空間を格子状の小部屋12aに仕切る仕切り12と、を有し、枠体の上縁と仕切りの上縁とは同一平面の支持面11e、12bを構成する。蓋は、蓋板21と、蓋板の下面に基台の小部屋に1対1に対応する杵部22と、を有し、杵部は、蓋板21を基台に被せた際に、小部屋にそれぞれ入り込むようになっている。保持枠用シートを、その外枠部が支持面に支持され、底部上に容器を載せる。蓋をその上から被せ、杵部で容器保持枠の底部を容器ごと小部屋内に押し込むと、保持枠付き容器へと組み立てることが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基台と、
蓋と、を備え、
前記基台は、
少なくとも上方に開口する筒状の枠体と、
前記枠体の内部空間を格子状に小部屋に仕切る仕切りと、を有し
前記枠体の上縁と前記仕切りの上縁とは同一平面の支持面を構成し、
前記蓋は、
蓋板と、
前記蓋板の下面に前記基台の小部屋に1対1に対応するように設けられ、前記蓋板を前記基台に被せた際に、前記小部屋にそれぞれ入り込む複数の杵部と、を有し、
複数の切れ目線または破断容易線が入れられた1枚のシート体よりなり、複数の切れ目線または破断容易線により、外枠部と、外枠部に囲まれる並列する複数の底部と、外枠部と各底部をつなぐ脚部に区画されており、脚部は、各底部の外周に沿って延び、かつ、その長手方向の一端が外枠部にその長手方向の他端が各底部に連結されてなる保持枠用シートを、
前記外枠部が前記支持面に支持され、前記各底部が前記各小部屋の開口に臨むように前記基台に載置し、その各底部上に容器を載せ、
前記蓋をその上から被せ、前記杵部で前記保持枠用シートの底部を前記容器ごと前記小部屋内に押し込むことで、前記脚部の各々を外枠部との境界で下方へと変形させ、底部と底部から外枠部に向けて立ち上がる脚部にかけての空間が、容器が保持される収納空間となり、保持枠付き容器へと組み立てることが可能な保持枠付き容器の組み立て治具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
基台と、
蓋と、を備え、
前記基台は、
少なくとも上方に開口する筒状の枠体を有し
前記枠体の内部空間が小部屋を、枠体の上縁は支持面をそれぞれ構成し、
前記蓋は、
蓋板と、
前記蓋板の下面に設けられ、前記蓋板を前記基台に被せた際に、前記小部屋に入り込む杵部と、を有し、
複数の切れ目線または破断容易線が入れられた1枚のシート体よりなり、複数の切れ目線または破断容易線により、外枠部と、外枠部に囲まれる底部と、外枠部と底部をつなぐ脚部に区画されており、脚部は、底部の外周に沿って延び、かつ、その長手方向の一端が外枠部にその長手方向の他端が底部に連結されてなる保持枠用シートを、
前記外枠部が前記支持面に支持され、前記底部が前記小部屋の開口に臨むように前記基台に載置し、その底部上に容器を載せ、
前記蓋をその上から被せ、前記杵部で前記保持枠用シートの底部を前記容器ごと前記小部屋内に押し込むことで、前記脚部の各々を外枠部との境界で下方へと変形させ、底部と底部から外枠部に向けて立ち上がる脚部にかけての空間が、容器が保持される収納空間となり、保持枠付き容器へと組み立てることが可能な保持枠付き容器の組み立て治具。
【請求項3】
前記基台は、
前記枠体の四面の少なくとも一面の外面に連設され、枠体よりも高いガイド板をさらに備える請求項1または2に記載の組み立て治具。
【請求項4】
前記ガイド板は、
前記枠体の四面に設けられており、正面に設けられたガイド板は、背面に設けられたガイド板よりも低くなっている、請求項3に記載の組み立て治具。
【請求項5】
前記基台は、
前記枠体の上縁に指入れ用の切り欠きを有する請求項1または2に記載の組み立て治具。
【請求項6】
前記切り欠きは、前記枠体の少なくとも左右の側面の上縁に設けられており、
前記枠体は、四面のうち少なくとも左右の側面の外面に連設され、枠体よりも高いガイド板をさらに備え、
前記切り欠きと、前記ガイド板とは、互いに重なり合わないように配置されている請求項5に記載の組み立て治具。
【請求項7】
前記ガイド板は、前記切り欠きの前後に分割されており、切り欠きよりも前側の分割ガイド板が切り欠きよりも後ろ側の分割ガイド板よりも低くなっている請求項6に記載の組み立て治具
【請求項8】
前記枠体は下方にも開口する請求項1または2に記載の組み立て治具。
【請求項9】
前記蓋の杵部は、円柱形をなしている請求項1または2に記載の組み立て治具。
【請求項10】
前記蓋は、前記蓋板の天面に連設されたハンドルをさらに備える請求項1または2に記載の組み立て治具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の容器と、この容器を保持するための保持枠とからなる、保持枠付き容器を組み立てるための治具に関する。
また本発明は、その治具を用いた保持枠付き容器の組み立て方法に関する。
さらに本発明は、その治具を用いた保持枠単体の組み立て方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
惣菜やおかずなどの食品を収納するための、フィルムや紙などをプレス成形してなる、底壁と底壁から立ち上がる周壁からなる容器が知られている。
また、特許文献1のように、この種の容器を複数個保持するための保持枠も知られている。
【0003】
ここで、保持枠は、切れ目線が入れられた1枚の保持枠用シートを変形することで組み立てられる。保持枠用シートは、複数の切れ目線により、縦横に並列する外枠部と、各外枠部に囲まれる底部と、外枠部と底部とをつなぐ脚部に区画されている。
その脚部は各々が、底部の外周に沿って延び、かつ、その長手方向の一端が外枠部にその長手方向の他端が底部に連結されている。
【0004】
そして、水平に支持した保持枠用シートの底部を外枠部よりも下方へと押し込むと、それに伴い、脚部の各々が外枠部との境界で下方へと折れ曲がることで、下方に位置する底部から上方に位置する外枠部に向けて複数の脚部が立ち上がった状態に立体的に変形される。
こうして形成される底部と脚部の間の収納空間に、容器が保持される。
食品が収納された容器は、複数個が保持枠に保持された保持枠付き容器の状態で、包装袋などに包装され、販売に供される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4988387号公報
【0006】
ところで、このような保持枠用シートは、これまで手作業で組み立てられていたため、非常に手間であるとともに、組み立て不良が発生する恐れも高かった。組み立て不良が発生すると、できあがった保持枠に容器を保持することができなかったり、容器を傾いて保持した状態となり運搬中の脱落や破損等の原因となったりする。
また、組み立てられた保持枠の各収納空間に容器を入れる作業にも手間がかかった。
【0007】
一方、保持枠用シートの組み立て作業や組み立てた保持枠の収納空間に容器を入れる作業を自動化するために、大がかりな組み立て装置を作製することも考えられるが、構造が複雑であることなどからコストが嵩み、また、当該装置を移動させることが容易でない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで本発明の解決すべき課題は、保持枠用シートの組み立てや収納空間への容器の挿入を容易とする、簡易な構造で持ち運び等の支障もないコンパクトに構成可能な保持枠付き容器の組み立て治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決するため、発明にかかる保持枠付き容器の組み立て治具を、基台と、蓋から構成したのである。そして、基台は、少なくとも上方に開口する筒状の枠体と、前記枠体の内部空間を格子状に小部屋に仕切る仕切りと、を有し、前記枠体の上縁と前記仕切りの上縁とは同一平面の支持面を構成するものとしたのである。また、蓋は、蓋板と、前記蓋板の下面に前記基台の小部屋に1対1に対応するように設けられ、前記蓋板を前記基台に被せた際に、前記小部屋にそれぞれ入り込む複数の杵部と、を有するものとしたのである。
そして、複数の切れ目線または破断容易線が入れられた1枚のシート体よりなり、複数の切れ目線または破断容易線により、外枠部と、外枠部に囲まれる並列する複数の底部と、外枠部と各底部をつなぐ脚部に区画されており、脚部は、各底部の外周に沿って延び、かつ、その長手方向の一端が外枠部にその長手方向の他端が各底部に連結されてなる保持枠用シートを、前記外枠部が前記支持面に支持され、前記底部が前記小部屋の開口に臨むように前記基台に載置し、その底部上に容器を載せ、前記蓋をその上から被せ、前記杵部で前記保持枠用シートの底部を前記容器ごと前記小部屋内に押し込むことで、前記脚部の各々を外枠部との境界で下方へと変形させ、底部と底部から外枠部に向けて立ち上がる脚部にかけての空間が、容器が保持される収納空間となり、保持枠付き容器へと組み立てることが可能なものとしたのである。
【0010】
また上記した課題を解決するため、発明にかかる保持枠付き容器の組み立て治具を、基台と、蓋から構成したのである。そして、基台は、少なくとも上方に開口する筒状の枠体を有し、前記枠体の内部空間が小部屋を、枠体の上縁は支持面をそれぞれ構成するものとしたのである。また、蓋は、蓋板と、蓋板の下面に設けられ、前記蓋板を前記基台に被せた際に、前記小部屋に入り込む杵部と、を有するものとしたのである。
そして、複数の切れ目線または破断容易線が入れられた1枚のシート体よりなり、複数の切れ目線または破断容易線により、外枠部と、外枠部に囲まれる底部と、外枠部と底部をつなぐ脚部に区画されており、脚部は、底部の外周に沿って延び、かつ、その長手方向の一端が外枠部にその長手方向の他端が底部に連結されてなる保持枠用シートを、前記外枠部が前記支持面に支持され、前記底部が前記小部屋の開口に臨むように前記基台に載置し、その底部上に容器を載せ、前記蓋をその上から被せ、前記杵部で前記保持枠用シートの底部を前記容器ごと前記小部屋内に押し込むことで、前記脚部の各々を外枠部との境界で下方へと変形させ、底部と底部から外枠部に向けて立ち上がる脚部にかけての空間が、容器が保持される収納空間となり、保持枠付き容器へと組み立てることが可能なものとしたのである。
(【0011】以降は省略されています)
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