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公開番号2025118448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013769
出願日2024-01-31
発明の名称吸収性物品
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類A61F 13/534 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高吸収性ポリマーのじゃりじゃりとした触感の違和感を低減しつつ、良好な吸収性能を担保する吸収性物品を提供すること。
【解決手段】吸収性物品(1)であって、吸収性コア(21~23)は、第1厚み(t1)を有し、且つ、高吸収性ポリマー(SAP)の占める体積が、液体吸収性繊維(201)の占める体積よりも大きい肌側層(21)と、第2厚み(t2)を有し、且つ、液体吸収性繊維(201)の占める体積が、高吸収性ポリマー(SAP)の占める体積よりも大きい中間層(22)と、第3厚み(t3)を有し、且つ、高吸収性ポリマー(SAP)の占める体積が、液体吸収性繊維(201)の占める体積よりも大きい非肌側層(23)と、を有し、肌側層(21)に存在する高吸収性ポリマーの総保水量と、非肌側層(23)に存在する高吸収性ポリマーの総保水量とが異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
展開状態において、互いに直交する長手方向、幅方向、及び、厚さ方向を有し、
液体吸収性繊維、及び、高吸収性ポリマーを含む吸収性コアを有する吸収性物品であって、
前記吸収性コアは、
第1厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい肌側層と、
第2厚みを有し、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい中間層と、
第3厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい非肌側層と、を有し、
前記中間層は、前記肌側層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、
前記非肌側層は、前記中間層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、
前記肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量と、前記非肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量とが異なる
ことを特徴とする吸収性物品。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記非肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの前記総保水量は、前記肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの前記総保水量よりも多い
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項3】
展開状態において、互いに直交する長手方向、幅方向、及び、厚さ方向を有し、
液体吸収性繊維、及び、高吸収性ポリマーを含む吸収性コアを有する吸収性物品であって、
前記吸収性コアは、
第1厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい肌側層と、
第2厚みを有し、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい中間層と、
第3厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい非肌側層と、を有し、
前記中間層は、前記肌側層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、
前記非肌側層は、前記中間層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、
前記肌側層の前記厚さ方向に沿った断面における、単位面積あたりの、前記高吸収性ポリマーが占める合計面積の平均値と、
前記非肌側層の前記厚さ方向に沿った断面における、単位面積あたりの、前記高吸収性ポリマーが占める合計面積の平均値とが異なり、
前記肌側層よりも前記厚さ方向の肌側に、前記第1厚みよりも薄く、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい肌側上部層が設けられている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項4】
請求項3に記載の吸収性物品であって、
前記非肌側層の前記厚さ方向に沿った断面における、単位面積あたりの、前記高吸収性ポリマーが占める合計面積の平均値は、前記肌側層の前記厚さ方向に沿った断面における、単位面積あたりの、前記高吸収性ポリマーが占める合計面積の平均値よりも大きい
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項5】
請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記肌側層よりも前記厚さ方向の肌側に、前記第1厚みよりも薄く、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい肌側上部層が設けられている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項6】
請求項3又は5に記載の吸収性物品であって、
前記肌側層は、周囲に比べて、前記吸収性コアの坪量が低い低坪量領域を有し、
前記肌側上部層は、平面視において、前記肌側層の前記低坪量領域と重複するように配置されている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
前記第3厚みは、前記第1厚みよりも厚い
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
前記非肌側層の平均坪量は、前記肌側層の平均坪量よりも高い
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項9】
請求項1又は3に記載の吸収性物品であって、
前記肌側層は、前記非肌側層とは異なる種類の前記高吸収性ポリマーを有し、
前記肌側層が有する前記高吸収性ポリマーは、前記非肌側層が有する前記高吸収性ポリマーに比べて、ボルテックス法により測定した液体吸収速度が遅い
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項10】
請求項1又は3に記載の吸収性物品であって、
前記肌側層と前記中間層とは、接着剤又は不織布を介さずに、前記厚さ方向に隣接して積層されている
ことを特徴とする吸収性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
吸収性物品では、吸収性能を担保しつつ、薄くて良好な履き心地を実現するための様々な改良が行われている。例えば、特許文献1には、高吸収性ポリマー粒子を含み、且つ、第1層及び第2層からなる吸収性コアを備える吸収性物品であって、該第1層は、長手方向に延在し、厚さ方向に貫通する複数の主溝部を含む複数の溝部と、複数の基部とを有し、主溝部と基部とが短手方向に交互に延在し、該第2層は、厚さ方向において複数の主溝部と重複する位置に複数の主溝部対応部と、厚さ方向において複数の基部と重複する位置に複数の基部対応部とを備える吸収性物品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6320467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1における吸収性コアでは、体液が、吸収性コアの複数の主溝部対応部から複数の主溝部に透過し、隣接する複数の基部に引き込まれた後に、当該複数の基部で保持しきれなくなると、複数の基部対応部に吸い上げられるという吸収サイクルにより体液を繰り返し吸収し、液拡散性及び液戻り抑制に優れている。特許文献1の吸収体のように、優れた吸収性能を有することで吸収性を担保することはできるが、それと同時に、吸収性コアの薄型化を両立させることは難しい。例えば、吸収性コアが、パルプ繊維と高吸収性ポリマーを含む場合、吸収性の向上のために吸収性コアに含まれるパルプ繊維の比率を少なくして高吸収性ポリマーの比率を上げると、製品に触れた際に高吸収性ポリマーのじゃりじゃりとした感触を感じ易くなってしまい、また、パルプ繊維との交絡が減少することで高吸収性ポリマーが崩れやすくなるおそれがある。反対に、そのじゃりじゃり感を抑制、及び、薄型化を実現するために高吸収性ポリマーの比率を下げると、吸収性を担保しにくくなる。よって、高吸収性ポリマーのじゃりじゃりとした触感の違和感を低減しつつ吸収性を担保する吸収体の実現が求められる。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、高吸収性ポリマーのじゃりじゃりとした触感の違和感を低減しつつ、良好な吸収性能を担保する吸収性物品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、展開状態において、互いに直交する長手方向、幅方向、及び、厚さ方向を有し、液体吸収性繊維、及び、高吸収性ポリマーを含む吸収性コアを有する吸収性物品であって、前記吸収性コアは、第1厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい肌側層と、第2厚みを有し、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい中間層と、第3厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい非肌側層と、を有し、前記中間層は、前記肌側層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、前記非肌側層は、前記中間層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、前記肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量と、前記非肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量とが異なることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高吸収性ポリマーのじゃりじゃりとした触感の違和感を低減しつつ、良好な吸収性能を担保する吸収性物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
おむつ1の概略斜視図である。
展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た平面図である。
図2の中央線CLでの概略断面図である。
本実施形態の吸収体20の断面模式図である。
吸収性コア21~23を重ね合わせた平面図である。
図6Aは、肌側層21及び中間層22の平面図であり、図6Bは、非肌側層23の平面図である。
吸収体20を肌側から見た概略平面図である。
コアラップシート25と肌側上部層24(肌側層21)とを接着する接着剤HMAを表した一部拡大平面図である。
使用前のおむつ1の内側領域URにおいてコアラップシート25の非肌側面を撮像している。
図10A及び図10Bは、吸収性コア21~24の変形例の断面図である。
吸収性コア21~23の変形例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(態様1)
展開状態において、互いに直交する長手方向、幅方向、及び、厚さ方向を有し、液体吸収性繊維、及び、高吸収性ポリマーを含む吸収性コアを有する吸収性物品であって、前記吸収性コアは、第1厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい肌側層と、第2厚みを有し、且つ、前記液体吸収性繊維の占める体積が、前記高吸収性ポリマーの占める体積よりも大きい中間層と、第3厚みを有し、且つ、前記高吸収性ポリマーの占める体積が、前記液体吸収性繊維の占める体積よりも大きい非肌側層と、を有し、前記中間層は、前記肌側層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、前記非肌側層は、前記中間層よりも前記厚さ方向の非肌側に位置し、前記肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量と、前記非肌側層に存在する前記高吸収性ポリマーの総保水量とが異なることを特徴とする吸収性物品である。
【0010】
態様1によれば、総保水量が少ない方の層は、高吸収性ポリマーが膨潤して液吸収を阻害してしまうことを防止できるため、排泄液が拡散しやすい。また、総保水量が少ない層は、吸水後の高吸収性ポリマーの総体積が小さくなることから肌当たりが良好で、じゃりじゃりとした触感も悪化しにくい。総保水量が多い層は、排泄液をしっかりと吸収保持でき、吸収性を担保する。よって、吸収性コアが排泄液を吸収した後も、触感の違和感を低減しつつ、吸収性を担保できる。
(【0011】以降は省略されています)

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