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公開番号2025119123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024013805
出願日2024-02-01
発明の名称エレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B66B 7/00 20060101AFI20250806BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】つり合いおもりスペーサ装置の長さ調整の作業効率を向上させることができるエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置を得る。
【解決手段】このエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置は、つり合いおもり用ガイドレール1に固定される固定部材4と、固定部材4に設けられた土台5と、を備え、固定部材4がつり合いおもり用ガイドレール1に固定されている場合に、つり合いおもりスペーサ301が土台5に支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
つり合いおもり用ガイドレールに固定される固定部材と、
前記固定部材に設けられた土台と、
を備え、
前記固定部材が前記つり合いおもり用ガイドレールに固定されている場合に、つり合いおもりスペーサが前記土台に支持されるエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記固定部材は、前記つり合いおもり用ガイドレールを挟むレールクリップを有し、
前記レールクリップが前記つり合いおもり用ガイドレールを挟むことによって、前記固定部材が前記つり合いおもり用ガイドレールに固定される請求項1に記載のエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。
【請求項3】
前記固定部材は、前記つり合いおもり用ガイドレールを挟むレールチャックを有し、
前記レールチャックが前記つり合いおもり用ガイドレールを挟むことによって、前記固定部材が前記つり合いおもり用ガイドレールに固定される請求項1に記載のエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。
【請求項4】
前記固定部材が前記つり合いおもり用ガイドレールに固定されていない場合に、前記土台を前記つり合いおもり用ガイドレールに沿って案内する案内部材を備えている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。
【請求項5】
前記案内部材は、前記つり合いおもり用ガイドレールに沿って移動する際に前記つり合いおもり用ガイドレールを転動するローラを有している請求項4に記載のエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。
【請求項6】
前記土台は、前記つり合いおもりスペーサが載せられる土台本体と、前記固定部材に対して前記土台本体を上下方向に移動させるジャッキ部と、を有している請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターにおけるつり合いおもりの下端部に設けられたつり合いおもりスペーサ装置が知られている。つり合いおもりスペーサ装置は、複数のつり合いおもりスペーサを有している。複数のつり合いおもりスペーサは、つり合いおもりの下端部から下方に向かって重ねて吊り下げられている。つり合いおもりスペーサの数が増減されることによって、高さ方向についてのつり合いおもりスペーサ装置の長さが調整される。つり合いおもりスペーサ装置の長さが調整されることによって、つり合いおもりスペーサ装置と、つり合いおもりスペーサ装置の下方に設けられているつり合いおもり緩衝器との間の寸法であるカウンタークリアランスが調整される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-267537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたつり合いおもりスペーサ装置の構成では、高さ方向に互いに隣り合うつり合いおもりスペーサがボルトを介して互いに接続されている。したがって、作業者は、例えば、最下端部にあるつり合いおもりスペーサを取り外す場合に、最下端部にあるつり合いおもりスペーサを手で支えながら、最下端部にあるつり合いおもりスペーサからボルトを取り外す必要がある。これにより、つり合いおもりスペーサ装置の長さ調整の作業効率が悪いという問題点があった。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、つり合いおもりスペーサ装置の長さ調整の作業効率を向上させることができるエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置は、つり合いおもり用ガイドレールに固定される固定部材と、固定部材に設けられた土台と、を備え、固定部材がつり合いおもり用ガイドレールに固定されている場合に、つり合いおもりスペーサが土台に支持される。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置によれば、つり合いおもりスペーサ装置の長さ調整の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置を示す正面図である。
図1の固定部材の要部を示す平面図である。
図1のローラ装置を示す平面図である。
図3のローラ装置が変形した状態を示す平面図である。
実施の形態2に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置の固定部材を示す正面図である。
図5の固定部材を示す平面図である。
実施の形態3に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱装置を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーターのつり合いおもりスペーサ着脱補助装置を示す正面図である。昇降路には、一対のつり合いおもり用ガイドレール1と、つり合いおもり2と、つり合いおもりスペーサ装置3と、が設けられている。
【0010】
一対のつり合いおもり用ガイドレール1は、水平方向に互いに離れて配置されている。一対のつり合いおもり用ガイドレール1は、互いに平行に配置されている。一対のつり合いおもり用ガイドレール1は、高さ方向に延びるように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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