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公開番号
2025119430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014312
出願日
2024-02-01
発明の名称
連結装置
出願人
株式会社コスメック
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
F16B
7/04 20060101AFI20250806BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】連結ロッドの取り付け構造を簡略化しつつ、連結ロッドと挿通孔との軸心ずれを調整する。
【解決手段】ロボットアーム(R)とパレット(P)とを着脱可能に連結する連結装置であって、支持部材(12)に支持された複数のボール(16)を半径方向へ移動させる操作部材(6)を備える。操作部材(6)は、支持部材(12)の半径方向の移動に伴って、当該支持部材(12)の移動方向へ移動可能となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ブロック(R)と第2ブロック(P)とを着脱可能に連結する連結装置であって、
前記第1ブロック(R)に装着されるハウジング(1)に設けられる係合ユニット(2)を含み、
前記係合ユニット(2)は、
前記ハウジング(1)に形成されるシリンダ孔(3)と、
前記シリンダ孔(3)に軸方向へ移動可能に挿入される出力部材(5)と、
前記第2ブロック(P)に突設されると共に被係合部(21a)が外周壁に形成された連結ロッド(21)が挿入される挿通孔(18)を有し、前記シリンダ孔(3)の半径方向へ移動可能となっている支持部材(12)と、
前記支持部材(12)に前記半径方向へ移動可能に支持され、前記挿通孔(18)に挿入された前記連結ロッド(21)の前記被係合部(21a)に係合可能となっている複数の係合部材(16)と、
前記出力部材(5)の前記軸方向への移動により前記複数の係合部材(16)を前記半径方向へ移動させる操作部材(6)と、
を備え、
前記操作部材(6)は、前記支持部材(12)の前記半径方向の移動に伴って、当該支持部材(12)の移動方向へ移動可能となっている、連結装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記出力部材(5)は、前記支持部材(12)または前記操作部材(6)を前記半径方向へ移動可能に係止する係止部(53,54)を含む、請求項1に記載の連結装置。
【請求項3】
前記支持部材(12)は、前記挿通孔(18)を構成する筒状部(13)を有し、当該筒状部(13)の筒壁に貫通孔(15)が前記半径方向に形成され、
前記貫通孔(15)に前記係合部材(16)が挿入される、請求項1または2に記載の連結装置。
【請求項4】
前記操作部材(6)は、前記係止部(53,54)に係止され、前記出力部材(5)の前記軸方向の移動に伴って当該操作部材(6)が前記軸方向へ移動することにより、前記複数の係合部材(16)を前記半径方向へ移動させる、請求項2に記載の連結装置。
【請求項5】
前記支持部材(12)は、前記係止部(53,54)に係止され、前記出力部材(5)の前記軸方向の移動に伴って前記軸方向へ移動可能となっており、
前記操作部材(6)は、前記支持部材(12)の周囲に配置され、前記支持部材(12)が前記軸方向へ移動することにより、前記複数の係合部材(16)を前記半径方向へ移動させる、請求項2に記載の連結装置。
【請求項6】
前記連結ロッド(21)の軸方向に対して平行となるように前記第2ブロック(P)に突設される少なくとも1つの支持ロッド(22,23)と、
前記挿通孔(18)の軸方向に対して平行となるように前記ハウジング(1)に形成され、前記支持ロッド(22,23)が挿入される少なくとも1つの支持孔(19,20)と、
をさらに備える、請求項1または2に記載の連結装置。
【請求項7】
前記ハウジング(1)に、複数の前記係合ユニット(2)が設けられ、
前記第2ブロック(P)に、複数の前記係合ユニット(2)に対応した複数の前記連結ロッド(21)が突設される、請求項1または2に記載の連結装置。
【請求項8】
前記ハウジング(1)に、2つの前記係合ユニット(2)が設けられ、
一方の前記係合ユニット(2)は、前記半径方向における第1方向に沿って前記支持部材(12)が移動可能となっており、
他方の前記係合ユニット(2)は、前記半径方向における前記第1方向と異なる第2方向に沿って前記支持部材(12)が移動可能となっている、請求項7に記載の連結装置。
【請求項9】
前記第1方向は、前記半径方向において一方および他方の前記係合ユニット(2)が並ぶ方向であり、
前記第2方向は、前記半径方向において前記第1方向と直交する方向である、請求項8に記載の連結装置。
【請求項10】
前記ハウジング(1)に設けられる第2係合ユニットをさらに含み、
前記第2係合ユニットは、
前記ハウジング(1)に形成されるシリンダ孔(3)と、
前記シリンダ孔(3)に軸方向へ移動可能に挿入される出力部材(5)と、
前記第2ブロック(P)に突設されると共に被係合部(21a)が外周壁に形成された連結ロッド(21)が挿入される挿通孔(18)を有し、前記シリンダ孔(3)の半径方向へ移動可能となっている支持部材(12)と、
前記支持部材(12)に前記半径方向へ移動可能に支持され、前記挿通孔(18)に挿入された前記連結ロッド(21)の前記被係合部(21a)に係合可能となっている複数の係合部材(16)と、
前記出力部材(5)の前記軸方向への移動により前記複数の係合部材(16)を前記半径方向へ移動させる操作部材と、
を備える、請求項1または2に記載の連結装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1ブロックと第2ブロックとを着脱可能に連結する連結装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
第1ブロックと第2ブロックとを着脱可能に連結する連結装置に関し、従来では、特許文献1に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
【0003】
従来の連結装置は、パレットの側壁面に基板が装着される。その基板から突設される連結ロッドが、当該基板の表面に沿って移動可能となっている。ロボットアームに装着されるハウジングに挿通孔が形成され、その挿通孔に連結ロッドが挿入される。連結ロッドの軸方向に対して平行な2つのピンが基板から突設される。そのピンがハウジングの支持孔に挿入される。これにより、連結ロッドと挿通孔との軸心ずれを解消し、連結装置に軸心と交差する方向へ外力が作用してもロボットアームとパレットとを強力に連結可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/079749号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の連結装置は、連結ロッドを移動可能にする構造を基板に設ける必要性があり、連結ロッドの取り付け構造が複雑になる可能性があった。
【0006】
本発明の一態様は、連結ロッドの取り付け構造を簡略化しつつ、連結ロッドと挿通孔との軸心ずれを調整可能な連結装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図26に示すように、連結装置を次のように構成した。
【0008】
本発明の一態様に係る連結装置は、第1ブロックRと第2ブロックPとを着脱可能に連結する連結装置であって、前記第1ブロックRに装着されるハウジング1に設けられる係合ユニット2を含む。前記係合ユニット2は、前記ハウジング1に形成されるシリンダ孔3と、前記シリンダ孔3に軸方向へ移動可能に挿入される出力部材5と、前記第2ブロックPに突設されると共に被係合部21aが外周壁に形成された連結ロッド21が挿入される挿通孔18を有し、前記シリンダ孔3の半径方向へ移動可能となっている支持部材12と、前記支持部材12に前記半径方向へ移動可能に支持され、前記挿通孔18に挿入された前記連結ロッド21の前記被係合部21aに係合可能となっている複数の係合部材16と、前記出力部材5の前記軸方向への移動により前記複数の係合部材16を前記半径方向へ移動させる操作部材6と、を備え、前記操作部材6は、前記支持部材12の前記半径方向の移動に伴って、当該支持部材12の移動方向へ移動可能となっている。
【0009】
本発明は、次の作用効果を奏する。
係合部材を支持する支持部材と係合部材を操作する操作部材との両者がシリンダ孔の半径方向へ移動可能となっており、支持部材の移動に伴って、操作部材が支持部材の移動方向へ移動する。そのため、連結ロッドと挿通孔との軸心ずれが生じた場合であっても、支持部材と操作部材との相対的な位置関係が維持されるため、各係合部材を介して出力部材の駆動力を連結ロッドに均等に伝達することができる。従って、連結ロッドの取り付け構造を簡略化しつつ、連結ロッドと挿通孔との軸心ずれを解消することができる。
【0010】
前記の連結装置は、下記(1)から(9)の構成を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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