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公開番号
2025124562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024032564
出願日
2024-02-14
発明の名称
紛体用仕切弁
出願人
個人
代理人
主分類
F16K
51/00 20060101AFI20250819BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】付着性の強い紛体であっても、ガスの導入によって紛体が残留することなく、パージ出来る仕切弁を提供する。
【解決手段】上部ケース1と下部ケース2で構成される中央空間2e内を円盤状板3aが移動可能とされる仕切弁において、ロッド3bの貫通孔2f付近にガス導入孔1eを設け、円盤状板3aの周囲側面に溝部3dを設け、中央空間2eの高さと円盤状板3aの厚さの差を0.5mm以下とすることにより、導入ガスが効率的に紛体を吹飛ばし、残留しないことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上部ケース1と下部ケース2の間に設けられた内部空間2e内に、直線的に往復移動する円盤状板3aが配置され、それを移動させるためのロッド3bが、下部ケース2の側壁のロッド貫通孔2fを貫通して設けられている紛体用仕切弁において、ケースの内部空間2e内へのガス導入孔1eを前記のロッド貫通孔2f近辺に設けた紛体用仕切弁。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
円盤状板3aの周囲の側面に溝部3dが設けられている請求項1の紛体用仕切弁。
【請求項3】
前記の内部空間2eの高さと、円盤状板3aの高さの差が0.5mm以内とする請求項1の紛体用仕切弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は付着性や摩耗性等が強い紛体用の流路を遮断する為の仕切弁に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
気体や液体用に仕切弁、ボール弁、バタフライ弁等が用いられる。
紛体用として流路の遮断にこれらの弁を用いると、弁体と内壁の隙間で紛体が圧着されたまま残留する。性質の異なる紛体を同一の設備で製造する場合、切換以前の紛体が付着したままでは切換後の紛体製品に混入してしまう為、弁を取外して洗浄する手間がかかっていた。
【0003】
食品用の紛体処理においては、残留紛体の腐敗を防止する為、取外しての洗浄か、または内部散水洗浄が行われているが、残留紛体の量が多く廃棄処理に手間がかかっていた。
【0004】
紛体の摩耗性が大きい場合には、残留紛体によって弁体が急速に摩耗し、早い時期に弁の交換を必要としていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-052886 図3にゲート弁1の平面図と断面図を示す。開口部2fが有る弁箱2、弁板3、軸5を備え、軸5の回転に伴い、弁板3が軸線方向に移動する機構を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の弁によれば、弁箱2の内部に侵入し次第に堆積する紛体の排出方法が無く、
弁体3やアーム4に紛体が押されて固まり、やがて作動が不可能になる。また、弁体3の周囲には紛体の強固な固着層が形成されることがあった。
【0007】
本発明は弁箱(ケース)内部に紛体が侵入しても堆積せず、弁体が押付けられてシールを行う円周部分の紛体をガスシールで吹飛ばすことにより、紛体の固着や残留を皆無とすることにある。
【課題を解決する為の手段】
【0008】
本発明に関る実施例を図1に示す。
本紛体用仕切弁は上部ケース1と下部ケース2と弁体3よりなる。
上部ケース1は、中央の開口部1a、接続用タップ孔1bを有する接続用フランジ部1cが有る。
下部ケース2は、中央の開口部2a、接続用タップ孔2bを有する接続用フランジ部2cが有る。
下部ケース2の内部には円盤状板3aがスライド可能となる内部空間2eが設けられ、上部ケース1はその内部空間2eをカバーする形状とされている。上部ケース1と下部ケース2を締結する為のボルト用孔1dと2dが設けられ、ボルトにより一体構造とされる。
弁体3は円盤状板3a、それに締結されたロッド3b、及びロッド端部も握り3cよりなる。
ロッド3bは下部ケース2の穴2fを貫通している。
【0009】
本実施例において、円盤状板3aが移動する内部空間2e、ロッド3bが貫通する穴2fを下部ケース2側としたが、上部ケース1側に配置しても良い。また、手動の例を示したが、空動や油圧シリンダとしても良い。その場合はシリンダのロッドが3bとなり、握り3cがシリンダとなる。
【0010】
本案の特徴は上部ケース1にガス導入孔1eが、ロッド3bの貫通孔2f近辺に設けられていること、円盤状板3aの周囲の側面に溝部3dが設けられていること、及び内部空間2eの高さと円盤状板3aの高さ(厚み)の差が0.5mm以内とされることにある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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