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公開番号2025119707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014644
出願日2024-02-02
発明の名称ステアリングホイール
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 1/11 20060101AFI20250807BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】乗員がリム部の端部に当接したときの衝撃を吸収することができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】端部9を有するリム部5を備えたステアリングホイールにおいて、リム部5の端部9に、変形可能に形成され、変形により外部からの衝撃を吸収する吸収部17を設けた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
端部を有するリム部を備え、
前記リム部の端部には、変形可能に形成され、変形により外部からの衝撃を吸収する吸収部が設けられているステアリングホイール。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記リム部は、芯金と、前記芯金を覆う被覆部とを有し、
前記吸収部は、前記芯金に組付けられ、前記被覆部で覆われている請求項１に記載のステアリングホイール。
【請求項３】
前記吸収部は、中空状に形成されている請求項１又は２に記載のステアリングホイール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ステアリングホイールに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ステアリングホイールとしては、端部を有するリム部を備えたものが知られている（特許文献１参照）。このステアリングホイールでは、それぞれ端部を有する円弧状のリム部が２つ用いられている。２つのリム部は、それぞれスポークを介して本体部に一体回転可能に連結されている。本体部は、変形可能なエネルギー吸収材で形成されている。このようなステアリングホイールでは、例えば、車両の衝突によって、乗員がリム部を押圧すると、スポークを介して本体部が変形し、衝撃を吸収している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－２３９１５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上記特許文献１のようなステアリングホイールでは、リム部が端部を有している。このため、例えば、車両が衝突した場合、最初に乗員がリム部の端部に当接し、リム部の端部に押し付けられる可能性が高い。しかしながら、上記特許文献１のようなステアリングホイール装置では、乗員がリム部の端部に当接したときの衝撃吸収について、考慮していなかった。
【０００５】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、乗員がリム部の端部に当接したときの衝撃を吸収することができるステアリングホイールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施形態に係るステアリングホイールは、端部を有するリム部を備え、前記リム部の端部には、変形可能に形成され、変形により外部からの衝撃を吸収する吸収部が設けられている。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、乗員がリム部の端部に当接したときの衝撃を吸収することができるステアリングホイールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係るステアリングホイールの正面図である。
本実施形態に係るステアリングホイールのリム部の要部拡大図である。
本実施形態に係るステアリングホイールの芯金の要部拡大図である。
本実施形態に係るステアリングホイールの吸収部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本実施形態に係るステアリングホイールについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【００１０】
図１に示すように、本実施形態に係るステアリングホイール１は、例えば、運転者が車両の走行方向に対する車両の向きを操作する操作部品として適用される。図１～図４に示すように、ステアリングホイール１は、本体部３と、リム部５とを備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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