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公開番号
2025119789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014796
出願日
2024-02-02
発明の名称
包装用フィルム
出願人
株式会社フジシール
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/30 20060101AFI20250807BHJP(積層体)
要約
【課題】蒸着フィルムを用いた包装用フィルムにデザインを印刷する場合において、プラスチックの使用量を削減すること。
【解決手段】包装用フィルムは、基材層、および、該基材層の一方の面に設けられた蒸着層を含む蒸着フィルムと、前記蒸着フィルムの前記蒸着層側の面に設けられたデザイン層と、を備える。前記基材層の前記蒸着層と反対側の面はヒートシール性を有する。前記デザイン層は、前記蒸着フィルム側から順に、アンカーコート層、印刷層、および、トップコート層を含む。前記印刷層はインキを用いた印刷により形成される。前記アンカーコート層は、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含み、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含む水性のアンカーコート剤を用いて形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層、および、該基材層の一方の面に設けられた蒸着層を含む蒸着フィルムと、
前記蒸着フィルムの前記蒸着層側の面に設けられたデザイン層と、を備え、
前記基材層の前記蒸着層と反対側の面はヒートシール性を有し、
前記デザイン層は、前記蒸着フィルム側から順に、アンカーコート層、印刷層およびトップコート層を含み、
前記印刷層はインキを用いた印刷により形成され、
前記アンカーコート層は、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含み、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含む水性のアンカーコート剤を用いて形成される、
包装用フィルム。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記インキは水性インキである、請求項1に記載の包装用フィルム。
【請求項3】
前記水性インキはアルカリ性であり、前記アンカーコート剤のpHは前記水性インキのpHよりも低い、請求項2に記載の包装用フィルム。
【請求項4】
前記トップコート層は、水性ニスを用いて形成される、請求項2に記載の包装用フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用フィルムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
スナック菓子、即席めん、冷凍食品等の食品の包装体に用いられるフィルム(包装用フィルム)として、アルミ蒸着フィルム等の蒸着フィルムが用いられる場合がある(例えば、特許文献1、2参照)。蒸着フィルムは、例えば、酸素、水蒸気などのバリア性、遮光性、デザイン性(金属光沢)などに優れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭61-2036号公報
特開平7-125133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヒートシール層を有する蒸着フィルムを用いた包装体にデザインを付与する場合、予め印刷等によってデザインが付与されたフィルムを蒸着フィルムの蒸着層側に積層することにより積層フィルムを作製し、該積層フィルムを用いて包装体を作製することが一般的である(特許文献1,2参照)。
予めデザインを付与したフィルムを積層することなく、蒸着フィルムにデザインを施す場合、蒸着フィルムの基材層(樹脂層)側は包装袋の作製の際にヒートシールされるため、印刷は蒸着層側に対して行われるが、蒸着層側の表面(蒸着面)への印刷は難しいためである。金属蒸着層などの蒸着層に対して、汎用のグラビア印刷等のインキでは蒸着面に対する密着性が得られにくく、また、有機溶剤により蒸着
層
とフィルム(基材)の間の密着を低下させたりする問題がある。また、水性系インキは、そのアルカリ性により蒸着
層
(アルミニウム等)を侵食する等の虞がある。
【0005】
なお、デザインが付与されるフィルムとしては、例えば、PET(二軸延伸ポリエチレンテレフタレート)、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)などが挙げられる。デザインが付与されたフィルムをドライラミネート等の接着剤を介してアルミ蒸着フィルムに積層してなる積層フィルムとしては、PET(印刷有)/蒸着CPP(無延伸ポリプロピレン)、OPP(印刷有)/蒸着CPPなどが挙げられる。
【0006】
このように、蒸着フィルムを用いた包装用フィルムにデザインを付与するためには、デザインが付与されたフィルムを別途、積層する必要があった。
しかしながら、環境への配慮からプラスチックの使用量削減(CO
2
排出量の削減)が求められている。
【0007】
本発明の目的は、蒸着フィルムを用いた包装用フィルムにデザインを印刷する場合において、プラスチックの使用量を削減することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の包装用フィルムは、
基材層、および、該基材層の一方の面に設けられた蒸着層を含む蒸着フィルムと、
前記蒸着フィルムの前記蒸着層側の面に設けられたデザイン層と、を備える。
前記基材層の前記蒸着層と反対側の面はヒートシール性を有する。
前記デザイン層は、前記蒸着フィルム側から順に、アンカーコート層、印刷層、および、トップコート層を含む。
前記印刷層はインキを用いた印刷により形成される。
前記アンカーコート層は、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含み、アクリル系樹脂またはウレタン系樹脂を含む水性のアンカーコート剤を用いて形成される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、蒸着フィルムを用いた包装用フィルムにデザインを印刷する場合において、プラスチックの使用量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の包装用フィルムを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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