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公開番号
2025120561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015422
出願日
2024-02-05
発明の名称
液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250808BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体受け部13の構成を簡易化すること。
【解決手段】本発明の液体吐出装置1は、媒体2に液体11を吐出する液体吐出部6と、媒体2を挟んで液体吐出部6と対向する位置に配置されて液体11を受ける液体受け部13とを備えている。液体吐出部6は、顔料インク26を吐出するインクヘッド7と、処理液27を吐出する処理液ヘッド8とを有している。液体受け部13は、底部14の長手方向に沿う両端部19、20に側面部15、16が上方に向かって設けられ、底部14の短手方向の両端部21、22には側面部は設けられていない。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
前記媒体を挟んで前記液体吐出部と対向する位置に配置されて前記液体を受ける液体受け部と、を備え、
前記液体吐出部は、
顔料インクを吐出するインクヘッドと、
処理液を吐出する処理液ヘッドと、を有し、
前記液体受け部は、
底部の長手方向に沿う両端部に側面部が上方に向かって設けられ、
前記底部の短手方向に沿う両端部には側面部は設けられていない、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部を着脱可能に保持する保持部を備え、
前記液体受け部の前記側面部は、前記底部から外側に傾斜しており、
前記液体受け部は、前記側面部が前記保持部に前記傾斜の角度が減少する方向に変形して保持される、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記底部の前記長手方向における端部に位置し、前記底部の上面側が凸形状であり、下面側が前記凸形状に対応する凹形状である突起部を備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部は、複数の単位液体受け部で構成され、
1つの前記単位液体受け部の前記底部は、他の前記単位液体受け部の前記底部と重なる状態で繋がっている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記底部の重なる部分に位置し、前記底部の上面側が凸形状であり、下面側が前記凸形状に対応する凹形状である突起部を備え、
一つの前記単位液体受け部の前記凸形状の部位が他の前記単位液体受け部の前記凹形状の部位に嵌ることで繋がっている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記側面部の上端に鍔部が設けられている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項6に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部を着脱可能に保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記液体受け部が装着された状態において前記鍔部の上面が係止する係止部を備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部を着脱可能に保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記液体受け部を受け入れて前記底部と前記側面部を支持する支持部を備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載の印刷装置が挙げられる。
特許文献1には、キャリッジ下方の凹部と、前記凹部に配置されるインク受部が開示されている。前記インク受部は、記録ヘッドから媒体にインクが噴射され、前記媒体を下方に通過したインクを受ける。
媒体には、合成繊維材料や粗織り等でインクが裏抜けし易いものがあり、そのような裏抜けし易い媒体に印刷すると、裏抜けしたインクが前記インク受け部に溜まり、廃インクとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-130911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記文献では前記インク受け部に溜まる前記廃インクの回収について何ら考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記媒体を挟んで前記液体吐出部と対向する位置に配置されて前記液体を受ける液体受け部と、を備え、前記液体吐出部は、顔料インクを吐出するインクヘッドと、処理液を吐出する処理液ヘッドと、を有し、前記液体受け部は、底部の長手方向に沿う両端部に側面部が上方に向かって設けられ、前記底部の短手方向の両端部には側面部は設けられていないことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態1と2に係る液体吐出装置の全体斜視図。
実施形態1と2の要部構成図。
実施形態1と2の要部構成図。
実施形態1に係る液体受け部の斜視図。
実施形態2に係る液体受け部の斜視図。
実施形態2に係る液体受け部の斜視図。
実施形態2に係る液体受け部の要部斜視図。
実施形態2に係る液体受け部の要部斜視図。
実施形態2に係る液体受け部が保持部に保持されている状態の要部斜視図。
実施形態2に係る液体受け部を保持部から外す状態の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明の第1の態様に係る液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記媒体を挟んで前記液体吐出部と対向する位置に配置されて前記液体を受ける液体受け部と、を備え、前記液体吐出部は、顔料インクを吐出するインクヘッドと、処理液を吐出する処理液ヘッドと、を有し、前記液体受け部は、底部の長手方向に沿う両端部に側面部が上方に向かって設けられ、前記底部の短手方向に沿う両端部には側面部は設けられていないことを特徴とする。
ここで、「前記底部の短手方向に沿う両端部には側面部は設けられていない」における「側面部は設けられていない」とは、本願明細書では、前記底部の両端部が露出している構造であることを意味する。
また、「処理液」とは、本願明細書では、前記顔料インクと接することで反応して前記顔料インクの流動性を低下させ、時間経過とともに固まらせるものを言う。
【0008】
本態様によれば、前記液体吐出部は、顔料インクを吐出するインクヘッドと、処理液を吐出する処理液ヘッドと、を有する。前記処理液は、前記顔料インクと接することで反応して前記顔料インクの流動性を低下させ、時間経過とともに固まらせる。これにより、前記液体受け部に溜まる液体は、流動性が低い或いは無い状態になるので、前記液体受け部の構造を、流動性がある場合に比して単純化することが可能になる。
そこで、本態様のように、前記液体受け部は、前記底部の長手方向に沿う両端部に前記側面部が設けられ、前記底部の短手方向に沿う両端部には側面部は設けられていない構造にすることが可能になる。このように、前記底部の短手方向に沿う両端部には側面部は設けられていない、即ち前記底部の短手方向に沿う両端部は開いて露出しているので、一つの液体受け部と他の液体受け部とを前記底部の端部同士を繋げて配置することで、全長を容易に長くすることができる。
また、前記液体受け部は、前記底部の短手方向に沿う両端部は開いて露出しているので、前記側面部に沿って前記長手方向に移動することが可能である。これにより、前記液体受け部を被装着部位に装着する際の姿勢を決めるのに部品精度が求められない。よって、前記液体受け部の構成を簡易化することができる。
【0009】
本発明の第2の態様に係る液体吐出装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記液体受け部を着脱可能に保持する保持部を備え、前記液体受け部の前記側面部は、前記底部から外側に傾斜しており、前記液体受け部は、前記側面部が前記保持部に前記傾斜の角度が減少する方向に変形して保持されることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記液体受け部は、前記側面部が前記保持部に前記傾斜の角度が減少する方向に変形して保持される。言い換えると、前記側面部が前記保持部に弾性的に押し付けられた状態で保持される。これにより、前記液体受け部の保持状態における姿勢が自然にフィットして安定する。また、前記液体受け部の前記側面部が内側に倒れる事を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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