TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025121232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016554
出願日
2024-02-06
発明の名称
画像形成装置及び画像形成方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250812BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】中間転写体からの中間画像の転写性が良好であり、転写濃度と文字先鋭性に優れ、耐擦過性に優れた画像を記録媒体に形成できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写体と、前記中間転写体304に第一の液体を吐出する第一の吐出手段301と、前記中間転写体に第二の液体を吐出する第二の吐出手段302と、前記中間転写体に第三の液体を吐出する第三の吐出手段303と、前記中間転写体に乾燥を行う乾燥手段305B、305Cと、前記中間転写体上の中間画像を記録媒体に熱転写させる転写手段306、309Cと、を備え、前記第一の液体は、樹脂を含み、前記第二の液体は、前記第三の液体と反応する反応剤を含む処理液であり、前記第三の液体は、水性インクであり、前記第一の液体の吐出、前記第二の液体の吐出、前記第三の液体の吐出、前記乾燥、前記熱転写の順に行い、前記転写手段は、前記第一の液体に含まれる樹脂の融点以上の温度で熱転写を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中間転写体と、
前記中間転写体に第一の液体を吐出する第一の吐出手段と、
前記中間転写体に第二の液体を吐出する第二の吐出手段と、
前記中間転写体に第三の液体を吐出する第三の吐出手段と、
前記中間転写体に乾燥を行う乾燥手段と、
前記中間転写体上の中間画像を記録媒体に熱転写させる転写手段と、を備え、
前記第一の液体は、樹脂を含み、
前記第二の液体は、前記第三の液体と反応する反応剤を含む処理液であり、
前記第三の液体は、水性インクであり、
前記第一の液体の吐出、前記第二の液体の吐出、前記第三の液体の吐出、前記乾燥、前記熱転写の順に行い、
前記転写手段は、前記第一の液体に含まれる樹脂の融点以上の温度で熱転写を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記第一の吐出手段により吐出された前記中間転写体上の前記第一の液体の面積は、前記第二の吐出手段により吐出された前記中間転写体上の前記第二の液体の面積よりも大きく、かつ、前記第三の吐出手段により吐出された前記中間転写体上の前記第三の液体の面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記乾燥手段は、前記第一の液体に含まれる樹脂の融点未満の温度で乾燥を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第一の液体に含まれる樹脂の融点は、90℃以上170℃以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第一の液体に含まれる樹脂は、ポリエチレンワックス又はポリプロピレンワックスである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第一の液体は、樹脂と、水と、有機溶剤とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第二の液体は、無機酸塩、有機酸塩及びカチオンポリマーから選ばれる一種以上と、水と、有機溶剤とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第三の液体は、水と、色材と、樹脂と、有機溶剤とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第一の吐出手段が前記第一の液体を吐出した後、前記第二の吐出手段が前記第二の液体を吐出する前に、前記中間転写体に対して乾燥を行う前乾燥手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記中間転写体は、搬送されるベルト状の部材であり、
前記中間転写体の搬送方向において、上流側から順に前記第一の吐出手段、前記第二の吐出手段、前記第三の吐出手段、前記乾燥手段、前記転写手段が備えられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方法に用いられるインクとして、水性インクが広く使用されている。また水性インクが使用された従来技術として、中間画像であるインク像を転写体に形成した後、記録媒体に転写して画像を記録するいわゆる転写方式の画像記録方法がある。
【0003】
例えば特許文献1では、水性インクを用いて記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法が開示されている。このインクジェット記録方法では、転写体に、ワックスを塗布し、反応剤を含有する水性の反応液を付与し、水性インクを付与して中間画像を形成し、転写体に形成された中間画像を記録媒体に接触させて転写し、記録媒体に画像を形成する。記録媒体に形成された画像は、ワックス層及びインク層を含み、ワックス層の厚さが、画像の水平方向の位置によって異なり、ワックス層の平均厚さが、0.4μm以上2.4μm以下であり、ワックス層の厚さの最小値が、0.05μm以上である。
【0004】
特許文献1によれば、記録媒体への画像の転写性に優れており、かつ、耐ブロッキング性に優れているとともに、ひび割れが生じにくい高品位な画像を記録することができるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1で提案されたインクジェット記録方法では、塗布方式でワックス層が設けられるため、不要な部分であってもワックスが付着することになる。特許文献1では、ワックス層の厚さを水平方向の位置に異ならせること、ワックス層の厚さが所定の要件を満たすようにすること等が必要であるため、塗布方式以外の方式を採用しにくい。また、特許文献1では、中間画像を記録媒体に接触させて転写する際、転写の温度が十分に検討されていない。従来技術では、中間画像の良好な転写性を確保しつつ、転写濃度と文字先鋭性に優れ、耐擦過性に優れた画像を形成できる画像形成装置が求められている。
【0006】
そこで本発明は、中間転写体からの中間画像の転写性が良好であり、転写濃度と文字先鋭性に優れ、耐擦過性に優れた画像を記録媒体に形成できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、中間転写体と、前記中間転写体に第一の液体を吐出する第一の吐出手段と、前記中間転写体に第二の液体を吐出する第二の吐出手段と、前記中間転写体に第三の液体を吐出する第三の吐出手段と、前記中間転写体に乾燥を行う乾燥手段と、前記中間転写体上の中間画像を記録媒体に熱転写させる転写手段と、を備え、前記第一の液体は、樹脂を含み、前記第二の液体は、前記第三の液体と反応する反応剤を含む処理液であり、前記第三の液体は、水性インクであり、前記第一の液体の吐出、前記第二の液体の吐出、前記第三の液体の吐出、前記乾燥、前記熱転写の順に行い、前記転写手段は、前記第一の液体に含まれる樹脂の融点以上の温度で熱転写を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、中間転写体からの中間画像の転写性が良好であり、転写濃度と文字先鋭性に優れ、耐擦過性に優れた画像を記録媒体に形成できる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の一例を説明するための概略図である。
画像形成装置を用いて印刷されるチャートの一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る画像形成装置及び画像形成方法について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
印判
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
8か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
7か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
9日前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
7日前
日本製紙株式会社
感熱記録体
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
8か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
8か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像印刷物
7日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
8日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
続きを見る
他の特許を見る