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公開番号2025121682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017289
出願日2024-02-07
発明の名称降雪センサ
出願人川本電産株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G01W 1/14 20060101AFI20250813BHJP(測定;試験)
要約【課題】高い精度で気温を推定できる降雪センサを提供すること。
【解決手段】降雪センサ1は、内部と外部を連通する開口35が一部に形成されたケーシング11と、金属パターン61を有し、金属パターン61を有する範囲の少なくとも一部が開口35に配置される基板51、基板51に設けられ、金属パターン61の温度を検出する温度センサ52、及び、基板51の外面と温度センサ52の外面とを覆う防湿コート53を有し、ケーシング11内に収容される温度センサモジュール12と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部と外部を連通する開口が一部に形成されたケーシングと、
金属パターンを有し、前記金属パターンを有する範囲の少なくとも一部が前記開口に配置される基板、前記基板に設けられ、前記金属パターンの温度を検出する温度センサ、及び、前記基板の外面と前記温度センサの外面とを覆う防湿コートを有し、前記ケーシング内に収容される温度センサモジュールと、を備える降雪センサ。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ケーシングは、非導電性の樹脂材料で形成される、請求項1に記載の降雪センサ。
【請求項3】
前記ケーシング内に配置されるモーションセンサを備え、
前記ケーシングは、上方に前記モーションセンサが設けられるベース板、及び、前記温度センサモジュールの少なくとも一部を収容し、上端が前記ベース板に開口する収容空間を形成するホルダー部を有するベースと、前記ベース板の上方を覆い、前記モーションセンサが対向する窓が形成されたカバーと、を備え、
前記開口は、前記ホルダー部に形成される、請求項1または2のいずれかに記載の降雪センサ。
【請求項4】
前記ホルダー部は、前記ベース板の下側から前記ベース板の下方に向かって延び、
前記開口は、前記ホルダー部の下端の側部に形成され、
前記温度センサモジュールの前記収容空間に収容される部分の外形状は、前記収容空間より小さく、
前記ホルダー部の前記収容空間を形成する内面と前記温度センサモジュールとの間には、前記収容空間の上端から前記開口まで連続し、水が内部を流動可能な隙間を形成する、請求項3に記載の降雪センサ。
【請求項5】
前記ベース板は、平板部と、前記平板部の上面から突出し、前記上面の一部が囲まれた第1領域と、前記上面の他部である第2領域とに区切る突起部とを備え、
前記収容空間の上端は、前記第1領域に形成され、
前記モーションセンサは、前記第1領域上に設けられる、請求項4に記載の降雪センサ。
【請求項6】
前記ベース板は、前記第1領域に、前記上面から突出し、一端が前記突起部の内周面に連続し、他端が前記突起部の内周面との間に隙間を形成する一方向に長いリブを備える、請求項5に記載の降雪センサ。
【請求項7】
前記ベース板は、前記開口を含む前記ホルダー部の上下方向における上方を覆う、請求項4に記載の降雪センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、降雪を判定する降雪センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
積雪が多くみられる地域では、生活に必要な道路や歩道に雪が積もることを防ぐため、融雪装置を用いて降雪時に散水する技術が知られている。こうした融雪装置には、降雪を検出する降雪センサが用いられる(例えば、特許文献1参照)。降雪センサは、温度センサによって気温を検出するとともに、モーションセンサで雪片を検出し、双方の情報から降雪状況を検出する。
【0003】
温度センサは、降雪センサの筐体内部に配置される。そのため、筐体内部にある温度センサで外気温を測定するために、筐体の外部にも内部にも一部を熱伝導性が高い金属製にして、筐体の金属部分に温度センサを貼り付け、温度センサが接している金属の温度を測ることで外気温を推定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-64581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した降雪センサでは、筐体の金属部分の温度を測定するため、温度センサで測定する温度と実際の気温とには誤差が生じる。したがって、より高い精度で気温を推定できる降雪センサが求められている。
【0006】
本発明は、高い精度で気温を推定できる降雪センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、降雪センサは、内部と外部を連通する開口が一部に形成されたケーシングと、金属パターンを有し、前記金属パターンを有する範囲の少なくとも一部が前記開口に配置される基板、前記基板に設けられ、前記金属パターンの温度を検出する温度センサ、及び、前記基板の外面と前記温度センサの外面とを覆う防湿コートを有し、前記ケーシング内に収容される温度センサモジュールと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高い精度で気温を推定できる降雪センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る降雪センサの構成を概略的に示す斜視図。
同降雪センサの構成を概略的に、一部断面で示す側面図。
同降雪センサの構成を概略的に、一部断面で示す正面図。
同降雪センサに用いられるケーシングの要部構成を示す斜視図。
同ケーシングの要部構成を示す平面図。
同降雪センサの要部構成を一部断面で示す説明図。
同降雪センサの要部構成を一部断面で示す説明図。
同降雪センサに用いられる温度センサモジュールの構成を概略的に示す正面図。
同温度センサモジュールの構成を概略的に示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る降雪センサ1について、図1乃至図9を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る降雪センサ1の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、降雪センサ1の構成を概略的に、一部断面で示す側面図であり、図3は、降雪センサ1の構成を概略的に、一部断面で示す正面図である。図4は、降雪センサ1に用いられるケーシング11の要部構成として、ベース21の構成を示す斜視図であり、図5は、ベース21の構成を示す平面図である。図6は、降雪センサ1の要部構成として、ホルダー部33及び温度センサモジュール12の構成を一部断面で示す説明図であり、図7は、ホルダー部33及び温度センサモジュール12の要部構成を一部断面で示す説明図である。図8は、降雪センサ1に用いられる温度センサモジュール12の構成を概略的に示す正面図であり、図9は、温度センサモジュール12の構成を概略的に示す側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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