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公開番号
2025103727
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221328
出願日
2023-12-27
発明の名称
加工装置、及び、制御方法
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
G05B
19/18 20060101AFI20250702BHJP(制御;調整)
要約
【課題】本発明は加工の中断動作を行う際に、加工物に打痕が発生してしまうことを防ぐことを目的とする。
【解決手段】
加工対象物に対して、工具12を把持した主軸11を用いて加工を行う加工装置であって、加工中に一時停止を行うアラームが発生した場合に、加工データ内に含まれる工具12がワークから離れるように主軸11を退避させる軸退避動作を行うコードを実行した後に、加工動作を一時停止させることを特徴とする。前記軸退避動作は、上方に退避する動作が実行されてもよい。前記アラームは、クーラント流量に関するものであってもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
加工対象物に対して、工具を把持した主軸を用いて加工を行う加工装置であって、
加工中に一時停止を行うアラームが発生した場合に、
加工データ内に含まれる前記工具がワークから離れるように前記主軸を退避させる軸退避動作を行うコードを実行した後に、
加工動作を一時停止させることを特徴とする加工装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記軸退避動作は、上方に退避する動作が実行されることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記アラームは、クーラント流量に関するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
【請求項4】
加工対象物に対して、工具を把持した工具を用いて加工を行う加工装置を含む加工システムの制御方法であって、
加工中に一時停止を行うアラームが発生した場合に、
加工データ内に含まれる前記工具がワークから離れるように前記主軸を退避させる軸退避動作を行うコードを実行した後に、
加工動作を一時停止させることを特徴とする制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークに対して加工を行う加工装置、加工装置が含まれる加工システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
加工動作を停止した場合には、加工中の中断地点に安全に戻り、加工を再開するための経路を計算する必要がある。また、加工を中断させると、加工物に打痕が発生してしまう。これは、加工中は送り方向とは逆の方向にたわみが発生しており、加工を停止することでこのたわみがなくなることで、従来たわみによって削り残っていた部分が削られることにより連続した加工面とならず打痕となってしまうものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5415311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は加工を安全に再開するための経路を自動的に作成することで再開時のオペレータによる復元指令の作成が不要であるという加工装置が記載されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の加工装置は、治具に固定された加工対象物に対して、工具を用いて加工を行う加工装置であって、加工中に発生する切屑に対して掃除動作を実行可能であり、前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、加工を安全に再開することができ、また、中断動作による加工物への打痕を防ぐことが可能になる
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る加工システムの外観斜視図。
実施形態に係る加工システムの外観正面図。
実施形態に係る加工機の斜視図。
実施形態に係る加工システムの制御ブロック図。
実施形態に係る加工システムと外部装置の図。
実施形態に係る加工動作から中断・再開動作のフローチャート。
実施形態に係る流量アラーム解除のフローチャート
実施形態に係るフィルタ詰まりアラーム解除のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態について、図を用いて説明する。まず、本実施形態の加工システム1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0009】
[加工システム]
加工システム1は、加工装置200と、クーラント液供給装置210とを備える。加工装置200は、加工エリア120内において工具によりワークの加工を行うものである。加工装置200は、筐体としての外装カバー101内に加工機100を収容したものである。即ち、外装カバー101は、後述する主軸や工具マガジンなどが内部に配置されている。外装カバー101の前面側開口には、不図示の開閉可能な開閉扉が設けられる。開閉扉が、開かれた状態で筐体内、即ち、後述する加工エリア120にアクセス可能であり、ワークの交換や手動による工具の交換が可能となっている。
【0010】
クーラント液供給装置210は、ワークや工具などの冷却用の液体であるクーラント液は、加工装置200の加工エリア120内に供給する装置である。本実施形態のクーラント液供給装置210は、加工装置200の下方に配置され、タンク211、ポンプ212、流量計213、電磁弁214などを有する、これらは配管220~224により接続されている。また、図1及び図2に示す矢印は、クーラント液が流れる経路及び方向を示している。タンク211は、クーラント液が収容されており、ポンプ212は、配管220を介してタンク211からクーラント液を吸い出し、配管221に送り込む。配管221に送り込まれたクーラント液は、配管222を介して流量計213を通過する。流量計213は、ポンプ212から供給されるクーラント液の流量を計測し、後述する加工システム1の主制御部であるCPU85(図4)に信号を送信している。なお、配管222の途中には、ストレーナ215を設けて、配管経路内の異物を除去するようにしている。
(【0011】以降は省略されています)
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